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デジタルカメラ・レポート  2011-2015


2015.12.30

またメーカーに文句を一言(フジが好きだからこそ…)、サードパーティでフィルターアダプターリングとドームフードのセット品を見つけて試しに買った(セットで1480円)。純正フードより遮光性が良くてコンパクトなのである。リングには外ネジ(これにドームフードを取り付け)と内ネジ(これにフィルターをねじ込む)が切ってあり合理的だ。しかも純正アダプターリング(2800円程度)では径が違うため純正キャップは付けられないが、こちらはドームフードのギザにより純正キャップが装着できて、嵩張るためにフード部を外してもリング径が同じのため純正キャップができることと分かった。メーカーも価格のことは置くとしてもサードパーティに学び、カスタマーの利便性を重んじた小パーツ造りを考慮してほしい。今のままだと立派なキャップは純正フードもフィルターも付けないネイキッド状態の時しか使えないことになるのである。

2015.12.23

フィルター枠とフィルターも来た。この枠が気に入らない=直接レンズにねじ込めるようにどうしてしないのだろう? 枠の厚みの分レンズ長が長くなり、せっかくのコンパクトさがスポイルされる。フード取り付け枠と兼ねているのだが丸フードなので必要ならねじ込みにしてもいいだろうし、ドームフードであってもいいだろう(バヨネットなら角形フードにもできる)。そして結果としてフィルター径は49mmと大きすぎるサイズになった…直接ねじ込みなら、画角とレンズ前玉径を考えると40.5mm/43mmでいけるはずだ。

さっそく今日の曇った天候でFUJIFILM-X100sのテスト…予想を裏切らずX100を上回る速度と画質だ=これで(ややアナクロながら…)35mmレンズ固定カメラとしてフィールドに復活だ。絞り開放からピントはしっかりとしていて、あとは深度が深まるだけのフルコレクションレンズ=そしてボディ側の点像復元技術により合焦点とその付近はよりピントの山がハッキリしている(これはFUJIFILMの説明のとおり)。少しの注意はX系シリーズ全般に言えることだが、「FUJIFILMのレンズはボケ味がきれい」との評価の反対側に点像復元の逆の機能が働いていると思われる…すなわち合焦付近以外のある程度のアウトフォーカス部はソフトで、より軟らかくボケるように考えられるのである(これはFUJIFILMは何も言っていない…当否は不明)。

CASIO EX-10の究極のHDR画像…走る連絡船から讃岐・高見島を撮ったもの…あたりは真っ暗で島の灯が点々と見えていただけである。exifデータを見るとISO800/S=1/30/A=F1.8となっているが通常のj-peg普通設定では(同時記録している)まったく写ってはいない…どうやって見られる絵にするのだろう?

2015.12.22   

古いカメラ蘇生プロジェクト進行中…今日先日のセンサークリーニングに続いて、あとの微細な不具合(AFの僅かなズレ&モードダイアルの接点劣化)を直すためにSCへ持ち込んだ…なるべく工場出荷状態に戻さないと、古いデジタルカメラはどこかズレていることがあると「どうも性能が悪い…」との評価が出される。

さて「デジタルカメラ・レポート」のページを作るきっかけとなったFUJIFILM-X100が帰ってきた…X100は結局「全体に遅すぎて」フィルムカメラの延長線上にあったカメラで、私の考えるデジタルカメラ写真術を具体化することはできずに(その後各社の競争で高性能ミラーレス時代に突入)そのままとなっていた…今古いカメラを見直す途上でX100を思い出し、テストをしはじめていたら…巡り合わせかX100Tの登場でデッドストックとなっていたX100Sが極端に低い価格で目の前に現れた(もちろん新品)。ついに今年最後のカメラ道楽でアッと言う間に購入=3=3=3 FUJIFILM X-Pro1も含めてEVF&OVFのハイブリッドファインダーはFUJIFILMだけの特徴なので私は重視している=EVF Vs. OVF論争は別にあるが、私の場合EVFの作画をライブ(おおむね写るとおり)で見られるメリット=OVFの場合は目視と同じように見えるが現実に写り記録される画像とはだいぶ異なる=のためにEVFを支持してきたものの、1日2000カットもEVFで撮ると昔のビデオカメラのファインダーを見ていたように「目が疲れる」のである。FUJIFILMのハイブリッドファインダーは切替も簡単で、これを生かした撮影をしたいと思っている…FUJIFILM X-Pro2でも得た情報によるとハイブリッドファインダーは温存され、AF高速化や画素数増加、エンジンの強化などで1型から速度や画質を向上させるようだ。X100系と同様に漸進的な改良となる。好ましい姿勢と言える=とうぜんFUJIFILM X-Pro2も導入予定だ。

ボディそのものはまったく同じ(X100Tは少し変わった)、違いはSの文字と軍艦部(なつかしい響きだ)のデザインの変更ぐらい…しかし中身はまったく違う。FUJIFILM-X系カメラの全体としての特徴はフィルムカメラ時代と同じように漸進主義なのだろう。実際の写りはこれからだ…今週の讃岐には持っていこう。バッテリーが同じなのでRICHO GXRをサブカメラとする=これもいいカメラだが「持ち腐れ」ているのが現状だ=島歩きなので軽くて小型の組合せが良好。

2015.12.19

曇ってはいるが時々陽が差す条件でセンサークリーニングから帰ってきたFuji finepix S3pro+NIKKOR 18-55mmG-VRのテスト、かなりセンサー面が汚れていたらしく、クリーニングだけでヌケが良くなった。下のNikon D600と比べると分かるが、10年前のCCDセンサーの色味は現在とはだいぶ違って「濃い!」フィルムっぽいとも言えるだろう。レンズはDXレンズがこれしかないので簡単だが、ボディはまだセッティングが煮詰まってはいない。 今回の実験は「10年前のカメラ・レンズでもメンテナンスをしていれば現在のカメラに劣らない画質が得られる」というものである…カメラの機能はどんどん進化しているが画質はそれほどでもない。プロは別として(ほんの少しでも良ければついていかねばならない宿命をもっている…)、写真をやっている人達がともすれば「良いカメラで写せば良い写真が撮れる」という観念(錯覚とも言い切れないが…)を持っているのに「そんなことではない」と言いたいのだ。高価な新型カメラより値落ちした中古機材の上級機種の方が良い場合も多いのである。

同じ日だがこちらは曇った時である。Nikon D600+NIKKOR 18-35mm f/3.5-4.5G EDのテスト…取りあえず合格、Fuji finepix S3proに比べると自然に見えるがインパクトには欠ける。写真は目で見るのとは本質的に違うので、あまり自然ぽくすると頼りない絵になる…FUJIFILM がベルビアなどのフィルムモードを採り入れているのも分かる気がする。

ついでにLeica-Qで撮影。Nikon D600を確実に1段凌いでいる。特に遠景の描写に甘さがなく、画面全体にピシッとピントが来ている(F5.6)。...Leica-Qの問題は別の所にあり、レンズ固定式なのでホコリが入ると簡単には取れなくなり、かなりの出費をともなうと言うことだ…せいぜい保管はもちろん使用も環境の良いところでしないといけないとすら思うのである=実際はイイとなるとどこでも使うのだが。

2015.12.17

CASIO EX-10…実験的に最新の1/1.7センサー+エンジンをもってすれば10年前のAPSや4/3カメラより見かけ上の画質が良い結論を得た。もちろん「作られた画像」なので割引して考えないといけないが…ともかくも実用的には上記のことは断言できる。まして1-inchなら更に良好。

この大きさでは分からないが絞りF4.5で周辺から遠近までピントがピシッと来ていて破綻はまったくない。ダイナミックレンジも狭くはない…ではなぜAPSやμ4/3なのかは少し考えたい。 「充分の二乗」なのか? 本格的にはフルサイズ(+ラージコンパクト)と私はなってしまうのだが世間ではそうではない。 「中をとって」なのか? 当然現在のAPS/μ4/3も進化していてフルサイズも安穏とはしていられない…。

2015.12.16

どうも毎年のことで年末になると機材を集めたくなる。それでNIKKOR 18-35mm f/3.5-4.5G EDを購入…手軽な(価格も質量も)フルサイズワイドズームだ。 今までもレンズは新品で買うことが多かったが開けてビックリ!プラスチックのカプセルに入ってやって来た=これを開けると材質がヤワで薄いため必ずどこかにヒビが入る。つまり通販が一般化した昨今「開封・展示品」とのクレームを回避する手段だと考えている…ショック吸収のためだけなら今までの再生紙での同じ緩衝材とすればいいのである。

ともあれNikon D600に取り付けた(Nikon D800には普段はVRの付いたNIKKOR 24-28mmGを取り付けている=もちろん「手ブレ防止」のためだ)。店で持ったより小型軽量と感じる。18-35mm.....これでスナップはぜんぶ撮れる(これでスナップはしないとは思うが)。

MTF図…この手のレンズとしてはまずまずの線を描いている=特にSとMが近接しているのが好ましい。

テスト…動作OK、ここでは分からないがピントの来ている場所ではかなりきめ細かい…あとは現実的な撮影でどの程度の立体感が出るかだ=SONYとは違ってNikonやCanonのレンズ製作は手堅いと思われる。レフ機かミラーレスか論争の前に「レンズがだいぶ違う」が実感である。次の撮影旅行にはコレが付いていくことになる。

2015.12.15

セッティングを進める...晴れるとちょうど良くなる=Fuji finepix S3pro+NIKKOR 18-55mmG-VR(F5.6)=このレンズ、絞っても開けても画質に変化が少ない=スタンダード設定でも色は濃く、若干くらいめに写る。ダイナミックレンジは広くて(ここではコントラストはhardに設定)…少し明るく撮れば白飛びや黒潰れはしにくいだろう。10年前のプロ用の画像作りの一端を見た(当時私は4/3のOLYMPUS E-300を使っていた)=もちろん上級プロはフルサイズのN&C社カメラを使っていただろうが…当時のフルサイズニコンボディも入手したいと思っている。

−4面姿写真−液晶モニターが上と背面に合計みっつある。設定はこの3ヶ所とも使うため(ボタンもボディのあちこちに散って設置されている)ややこしいことこの上なし…決めてしまえば日常使う設定変更は比較的簡単にできる仕組みになっている。

2015.12.14

今度は2004年発売のFuji finepix S3proが友人のところからやって来た=1234万画素の当時の「プロ用」APS一眼レフである。マウントはニコンFマウントでFUJIFILM はレンズを作らず、すべてニコンに頼る、いわば協業体制から出てきたカメラなのである。2000年にS1、その後S2/S3/S5と続き2010年頃このシステムは終わった。非常に特殊なカメラで(生い立ちだけでなく操作方法など…)かろうじてFUJIFILM のサイトにpdfで取り説があったのでダウンロードして設定を決めていった…まだベストの設定はできていない。かなり使い込まれたボディでOHは必至だろう。取りあえずセンサークリーニングと各部点検をSCでする=特にAFの精度はとらないといけないだろう。ボディ下部が大きいのはバッテリーが単三・4本仕様なのでこうなる。バッテリーグリップではなくこれで一体だ…その代わり縦位置用のレリーズボタンが付いている=大きいがそれほど重くはない。レンズはこのボディのために1本買った↓ Nikonはフルサイズしか持っていないのでDXレンズが要るのである。

DXレンズ三種… NIKKOR 18-55mmG-VR(2008年)  NIKKOR 18-55mmG-VRII(2014年)  NIKKOR 18-55mmG-EDII(2006年) いずれもプラマウントの安価なキットズームだ。左ふたつはもう製造を止めている=しかしまだデッド品はごく安く売っている。最初は現行品のG-EDIIと考えたが沈胴式なので強度とAFに不安を感じた(実際これを持っている友人からそのように聞いた)。そしてやはりVR付きがブレ防止には良さそう思いNIKKOR 18-55mmG-VR(展示品8000円)にしたのである。たぶん写りはどれも似たようなものだろう。テストの結果、Nikon D800のクロップ(APS・1500万画素相当)では破綻なく絞り開放から期待通りの絵を作った(もちろんキットズームのレベルで満足)…Fuji finepix S3proではボディの設定の問題や未OHのために実力は出ていない。これからリビルト開始=3=3=3 これを趣味としたい。

2015.12.9

Leica-Qの露出制御について…Leica-Qはシャッター優先AEか絞り優先AEで撮るべきだ(マニュアルもありだが私は勧めない=AE撮影+露出補正が合理的)。シャッター・絞り、どちらもAにするとプログラムになるのだがLeica-Qの場合、デフォルトは絞り開放(F1.7)で踏ん張りシャッター速度が1/2000になって初めて絞りを絞っていく設定で=もちろんプログラムシフトも可能だが、1カット撮るとデフォルトに戻るため、実際はある程度絞った方が画質が良くなる(まF2.8としておこう)にもかかわらず開放優先設計なのである。したがって絞り優先(これは撮る目的による)か動体撮影時のシャッター優先とする方が結果が良い...ISOオートに設定しても感度の上がりは国産と比べると遅めのようだ。あらゆるボディの設定はLeica M9と変わらず細かな設定変更はできない。

2015.11.13

EPSON R-D1+M-Rokkor 28mmF2.8でテストをする。APSでは約42mm画角となるので、28mmレンズは等倍ファインダーのEPSON R-D1で外付けファインダーなしで使える限界のレンズなのである。

結果は最新のAPSボディに同等レンズ(価格はM-Rokkorが高価)を付けた写真と同等である。少しハイライトに滲みはあるもののF4で周辺までキチンとピントは来ているし大きなイメージサークルの中央部を使っていることもあり、vignettingも良好、像面の平坦性を確保しつつ味のある描写といえるだろう…たったの600万画素のCCDセンサーだが素性は非常に良くて、先般EPSONが最終版モデルの販売中止=在庫処分をしたときに思わず買ってしまった→しかしすぐに思い直しキャンセル…その最後の在庫ボディは友人が買った。Leica M9等を持った今、使うことは希としても大事にしていきたいカメラだ。

2015.11.9

Canon EOS M3…発売とほぼ同時に買った=Canonのミラーレスに期待していた。結果はCanon 6Dと同じようなことが言えて、多点測距では今ひとつのAF精度だ(速度は遅くない)…これも中央でピント合わせをしたほうが歩留まりがいいだろう。写りも同じようなスペックのα6000に比べると一段落ちる…レンズやセンサーの性能が悪いとは思われず、たぶん処理エンジンの差なのだろう=α6000も買ってすぐは「LUMIX GX7に比べて、どうも冴えない…」と感じたものだが、何度かのファームアップとレンズの吟味で今の性能に1年以上かかってたどり着いたのだから、Canon EOS M3も諦めてはいない。各マウントを押さえておけば、同じ世代の一番優秀なレンズ・ボディが選択できるメリットがある。このボディも小さすぎて扱いにくい…小ささが売りのCanon EOS Mシリーズだが、ボディ内にEVFを納めてLUMIX GX7並の大きさ(GX8程度でもOK)にするとずっと使いやすくなる。レンズはこれで22/11-22/18-55mmの3本だ。

2015.11.7

SIGMA 30mmF2.8DN導入…先の60mm/19mmがあまりに良かったので、ついに30mmも買った。単にコストパフォーマンスの高さだけではない、ともかく写りが良いのである=どのレンズも絞り開放値はF2.8と明るくはないが開放から使え、F4になると周辺までピントが来る…そしてあとは深度が深まるだけ。中央部が特に良好な訳ではなく全面にピントが来るタイプだ…そのせいか確かに平面的な描写とも感じられるが、これは私の作画にとってはプラスなので気にはならない。コストがかかっていないため造りはチャチ(見かけも今ひとつか?)で耐久性には疑問があるかも知れない…しかしデジタルカメラの進歩・変化の速さを考えると数年もてば良いと割り切れる。3本で5万円を切る価格も魅力だろう…ぜひ同じコンセプトのフルサイズαマウントレンズも開発して欲しいものだ。

絞りF4、曇り日の低コントラスト状態で完璧に隅々までピントが来ている…相変わらず露出は明るめになる。

ついでに下のCanon EF20mmF2.8もテスト。予想どおり開放から中心部〜中帯部はいいピントが来る(範囲内ではあるが周辺部はやや甘い)絞ってもあまり変わらず、FD時代と変わらぬCanon規格のような性質で、癖のないまず良好なレンズだ(Canon EFレンズ全般に言える)。

2015.11.5

Canon EF20mmF2.8到着。現在一番使いやすい一眼レフCanon 6D用に、価格も下がったことだしレンズを1本購入…これでワイドから望遠まで一応揃って安心だ(全部で5本)。5D-mk3が欲しいところだがCanon 6Dに比べてどの程度差があるのか分からないので当分Canon 6Dだけで行く。

とりあえず動作テスト=新品でも調子の悪いことがあるため…写りについては後日…ちゃんと動いた=3=3=3

2015.10.22

 新レンズ登場…先日のSIGMA 60mmF2.8DNに次いで19mmF2.8DNを導入(品薄状態である)=価格を考えても考えなくても60mmがあまりに良かったので旧の19mmがあるにも関わらずArtシリーズとして新規にラインアップされたレンズを躊躇無く買ったのである。 さてテスト(距離は約10m、ボディはα6000)の結果は絞り開放からF4に絞ると周辺までピントが来る。そしてF5.6にすると少し周辺が崩れ(不思議な特性)、F8でまたピントが全面に来る。ちなみに同時にSONY-E20mmF2.8と比較したところF5.6から上はあまり変わらないもののF5.6より下はSIGMA 19mmF2.8DNが断然良くて(あくまでシャープネス)SONY-E20mmF2.8の優位性はコンパクトさだけとなった(画角も少しだけSIGMAが広い)。AF速度も明るい戸外では純正と変わらない…これで19mm&60mmで¥32,000、2本持てばほとんどの撮影ができることなった=SONYレンズ開発のモタモタ感は払拭されたというものだ。ただし見た目や仕上げは純正より劣る。 写真は旧レンズのフードを取り付けた=デザインは変わったが規格は同じなのでターレットのある旧型にしたのである。見た目だけではなくレンズ本体はAF機構もレンズ性能も旧から改善されていると断言できる。

 α6000+F4で…やはり少し明るいめに写る。周辺までキチンと描写されている。

2015.10.18

 RICHO GXR用の28mmレンズにNikon 1用のドームフードが取り付けられると友人から教えられ(40.5mm径)さっそく取り寄せた…40.5mmフィルターの上からの取り付けでも、フード先端34mm径のフィルター取り付けでもOKで、どちらもケラれない。カッコの問題だと先にフードの方が良さそうなので左の形となる…内径式の34mmキャップは必要だ。

2015.10.15

 今日は誕生日=長く生きすぎたような気もする…しかし!更に長く生きていくことだろう=が今日の感想。 さてボクのFUJIFILM X系のシステムの紹介=このところα系やCanon系の出番が多くて登場の機会が少なかったが充実という点ではμ4/3に次いでいる…少しの時の経過とともに機能は旧式になったが、依然としてやはり使っていきたい機械群だ。FUJIFILM X-Pro1+FUJIFILM X-E1+FUJIFILM X-M1/14mm/18mm/27mm/35mm/18-55mm/16-50mm/50-230mm...そして純正ストロボ。どれも気に入っている。

2015.10.14

 Leica-Qでのストロボテスト=新旧の色々なストロボを持っているが、今回は1.古いPanasonic PE20E(Leica M6等と組み合わせていた)と2.Leica純正SF24D(Leica M9での標準ストロボ)、3.SUNPAK PF20XD(現行品)でAUTO撮影をしてみた。結果は1のPanasonicの勝ち、LeicaはM9では良かったもののLeica-Qでは露出オーバーとなり、3にいたっては発光もしなかった(汎用ストロボとしては失格=Leica M9でも発光しなかった)。周辺が暗いのはマクロモードで近接し過ぎているからで、普通の距離なら28mmをカバーする(被写体は、ご存じ長崎名物・蝙蝠マークの「福砂屋」のカステラだ)。

2015.10.9

 RICOH GR…日没後の微光量下での近接撮影。絞り開放でこれぐらいのピントとボケ味ならまずまず合格だろう。

2015.9.30

 さて、さっそくSIGMA 60mmF2.8DNのテスト…絞り開放のテストはあえてしない=画質維持のため、どのレンズにしても最低1段は絞って撮影する…開放にするのは暗くて撮れない状況用のためだけに使う(レンズに開放まで高性能を期待するのは酷というものだ)=F4では周辺がホンの少しユルく、F4半で隅々までキチンと写る、あとは深度が深まるだけだ。目で見る限り色味も純正と変わらない。この画角は比較的作りやすく(広角〜標準だとコマ収差や球面収差、望遠が長くなると色収差に悩まされた)各社ともいいレンズが多い。気になったのは、少しAFが遅いのは納得ずくとしても、やや露出が+方向に傾き、-1/3程度純正より暗くしたほうがいいと云う点だ。元々SONY-α6000の測光はやや明るめで、純正レンズでも-1/3を標準にしているため、このレンズでは-2/3設定となる。

 ついでに同条件なので他のレンズも比較テストした。これはSIGMA 19mmF2.8DN(旧)だ…これだけ小さくすると分からないが、F5.6でようやく周辺も像のユルさが取れて、F8でキチンと写るようになる=SONY-E20mmF2.8と比べると絞り1段劣後だろうが実用の範囲内(おそらく新DNとなって改善されているだろう)。 ちなみにSONY純正の16mmは絞りF8以上でないと中央しかピントが来ないし、同18-55mmキットズームでも16mmより少しましながら、F8には絞らないと周辺部は良像とはいえない=今のところズームで信頼できるのはZeiss Vario-tessar E16-70mmF4だけだ。これがSONY-E20mmF2.8+SIGMA 60mmF2.8DNで撮影することの意義のひとつ=もうひとつは昨日述べたように、ほとんどワイドで撮るため常に「良好」とは云えZeiss Vario-tessar E16-70mmF4をぶらさげて歩くのはできれば避けたいということである。 α7Rでも同様のことが言える(フルサイズでは更にレンズは大型化する)…今のところZeiss35mmF2.8FE&SONY-FE28mmF2しか使用していない=残念ながら望遠系の適当なものが出ていないのだ。しかしそれでもいいワイドで99%の写真が撮れ、あとはSIGMA 60mmF2.8DNでクロップすれば用をなすからである。

2015.9.29

 SONY-α6000用にSIGMA 60mmF2.8DNを導入(安価)…ズームも便利だが嵩ばっていけない、ほとんどのシーンで28mm程度のレンズで撮るため、望遠はどうしても近寄れない場合だけの使用で、あとは身体ズーム(要するに近づいたり遠ざかったり…)でカバーしてきた=レンズ交換式カメラであってもレンズ交換するのを見たことがないと友人に言わしめる態度である…本当はα7用の90mmが欲しかったが出たのは明るくて重い(そして高価)レンズとなった=ほとんど使わないレンズ(98%は28mm)が大きく重いのには抵抗があるため(フィルムLeica時代も90mmはコンパクトなF4クラスを常用していた)APS/SONY-α6000用にしたのである。α7(α7Rも)のサブカメラは常にα6000なので=バッテリー・レンズ共用可能=とうとう…である。電源を入れないとレンズ内でカタカタ音がするが気にすることはない…AFは純正より少し遅いが「たまに使う」レベルでは気にならない…SIGMA 19mmF2.8DN(旧)も持っており遅いが性能は問題ない。 ともかく20mmF2&60mmF2.8でほとんどの写真が撮れるということだ。最近の各社のレンズが明るく大きく高価なモノが多く、フィールド写真家としては困ったことと思っている。高感度に強くなったのだから暗くて小型のレンズもラインアップしてほしいものだ=昔のフィルムカメラ時代はどの焦点距離でも明るい・暗いの2本は出していた(画質も大きくは変わらない)。

2015.9.25

 RICHO GXR+A12/28mmF2.8(上)とRICOH GR 28mmF2.8の比較。ボディ設定は同じ=ISO200/F4/AWB/多点AF/評価測光…天候薄曇り。レンズはスペックは同じでも中身はぜんぜん違う。できた絵はまったく異なった…総合的な画質としてはほとんど同じだが(中心部はGRが少し良い)色味が違う。GXRはやや濃厚な温調・GRはそれよりあっさりした冷調だ(とうぜんGRが自然な感じ=今日は曇りなのでGXRの方が良さそうに見えるが晴天ならGRがいい)。そして測光の基準も違うようでGRが+1/3程度明るく写る。どちらもレンズとセンサーは最適化されているため周辺まで絞り開放からキチンと写っている=F4か5.6にするとコントラストが上がって更に良くなる。フィルターレスのためかGRには無視できる程度だが一部モアレが出ている。1200と1600万画素の違いでデータの重さはGRが3割ぐらい重い。AF速度はGRの方が速い(しかし最近の他メーカーのカメラと比べるとGRは速くない)し音も静かだ。合焦精度は同等とみてよい。私見:両者はレンズ交換式カメラとコンパクトカメラと位置づけが違うので一概には言えないが絵としてはGXRが良さそうである。そしてRICOH GRはサブカメラとして重宝できるだろう。それにしても性能の良いGXRのEVFをGRに付けられないのは合点がいかない(コストのせいか?)。 またRICHO GXRのユニット交換システムはとても評価できる試み(Leicaマウントユニットが出た時は生産が追いつかないほどの短いブームになった)で、その後の成長を期待していたがユーザーには支持されなく売れなかったようで、2型もついに噂だけで終わった。おそらくユニットごとの交換ではコストがかかり、その分を価格に乗せればとても高くなって売れず、レンズのみの価格に近い価格に設定するとメーカーの利益がなくなると理解している。                                                                                  デザインの基本はRICOH 独特のものでフィルム時代と同じで、使い勝手も変わらないためGRD1stから使っている私としては違和感なく使える。

                                                                                            2015.9.24

 1年前に買ったソフトフォーカスレンズ「花影60mmF2.2」(無一居社製作=タンバールコピーと云われている)を取り出して撮影した。カメラはEPSON R-D1…フルサイズでは周辺の崩れが大きすぎるためにAPSの方がいいだろう。絞りは開放だと滲みが大きすぎて結像の芯が不明瞭なので、おおむねF4-5.6あたりが良さそうである。それ以上絞ると滲みが少なくなり、ピントの悪い望遠レンズのようになるので要注意、EPSON R-D1が本命でLeica M8でもイイかと思われる…もちろんアダプター経由でRICHO GXRやα6000などでもいいのだが拡大しないとピントがどこにあるのかEVFでも分かりにくい。そして使い方として周辺ほど滲み・崩れるために主題は真ん中あたりに置くことだ…タンバールも同様。

2015.9.16

 RICOH GRがメーカーからの放出品でやって来た…RICOHはこの3台=初代GRD、GX100、そしてII型にとって変わられたGR(APS)=とGXRが2台あるがフィルム時代から一貫したデザイン(少々保守的とも言える)で、それほどの愛着はなかったものの結果は全部手元に残っている…たぶん操作性や手の馴染みが優れているのだろう。*GRのバッテリーはSIGMA dp-mと共用できる=メリルの電気食いのために予備バッテリーが5個もあるので活用できるというものだ=シグマはバッテリーチャージャー式、GRはUSBチャージ式、いずれの方法も選べることになる。希望としてはGXR(あるいはGX100の)のEVFを付けられるようにして欲しかった。純正外付けファインダーも発注したが、やはり便利性でEVFが欲しくなる。

2015.8.23

今日、Nikon P7100と、その後継機Nikon P7800を撮り比べていて気が付いた…上代価格のこともあって新しいボディ(7100が造りや操作感はかなり上だ)が造りが安っぽいのは仕方がないとして、起動やズーミング、AF、読み込みなど、あらゆる動きが7800が遅いのである。そして写りも似たような結果で進化が感じられない。これから円安やインフレによるコストアップに対して、価格はオープンとしても、新型初級/中級機は、コストダウンによる質の低下(写りではない)や、少しの改良で卸売り価格の上昇という減少が増えることと思われる。 LUMIX GX7からGX8となって価格が倍になったし、RICOH GR-IIでもマイナーチェンジで価格は上がった…価格.comでも敏感に反応して型落ち商品の値下がりは小さい傾向にある。ボクもα7とα7-IIで比べてみたが大々的に云われているほどの差は(価格差を鑑みて)ないと思われ、α7の追加ボディとしてα7Rを選んだ次第である。

2015.8.1

Leica-Q登場。ほとんどの写真を28mmで撮る私にとっては最高のカメラがLeicaから最新の技術を備えて出た。Leica M9ではLeica M7のフィルムがセンサーに置き換わって、フィルム時代Leicaだけで仕事をしてきた私にとってはレンズも使い勝手も生かせるチャンスを与えてくれたのだが「最新の…」という点では日本の各メーカーに劣後しており、Leica M9/Leica M Monochrome/Leica MEと揃えても、実際の撮影ではμ4/3やAPS、そしてフルサイズの国産カメラに頼ることが多かったのである。しかし完全にデジタルカメラに代わって約10年、そろそろ「Leicaだけで撮影を…」というコンセプトが(1998年と今年の2度)頭をもたげてきた矢先の突然の発表、そして急な発売開始…6/10の正式発表日に予約を入れたが、第1回の輸入は予約完売(つまりは数が極端に少なかったか「予約前予約」があったのか…)で、ついに7/29の2回目の輸入でやってきた。7/31に琵琶湖にテストも兼ねて撮影に行ってきた…まだまだ結論めいたどころか、セッティングもベストまで持って行けていない。だけど最新機能・性能のLeicaという実感は充分感じられた=性能だけではなく機能にも充実がある。これからの詳細はHPはソフト入力等が面倒なのでブログに書いていきたい。

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4/22

UNのドームフードを付けたら16mm/20mmはほとんど同じになった=色が違うので間違えない…SIGMA 19mmF2.8(旧)は少し大きすぎるように思う。

4/18  琵琶湖・沖島にて…SONY α6000

SONY α6000の設定をデフォルトから細かく見直して撮影(レンズは古いE18-55mm)…このレンズはファームアップされたものからかも知れないがずっと良くなった。

そして急遽導入のSONY E20mmF2.8の初撮影…格段に良くなった。LUMIX-GX7と違ってボディ設定を煮詰めることと、できるならなるべく新しい開発のレンズを使うことで最新24MPセンサーの威力を発揮できると思われる。しかし可能な範囲で画像を良くすできるファームアップを期待したい。

4/16

SONY α6000が期待外れの結果となったため急遽「より新しい」E20mmF2.8レンズを購入した…テストとセッティングをしてみよう。これでダメならSONYさん大問題です。 写真のとおりキャップ式のフード(基本的にSonnar T* 35mm F2.8 と同じスタイル=内径に49mmのネジが切ってありフィルターをねじ込んだあとフードをバヨネット式に取り付ける)で合理性はあるが、あまりにも垢抜けないデザインと思う…せっかくのシリーズ最小のパンケーキレンズなんだから横にある16mmレンズに付いている外品のようなフード(PENTAXやNikonのパンケーキ用のフードも同じようなデザイン)にすると良いのに…ともかく外品のドームフードキット(メタル製フード+同キャップ+フード内にねじ込む30.5mmフィルターのセット)を発注した。18日にテストのチャンスがあるので、SONY α6000についての現在の知見はそれからにしよう。

4/10

α6000がやってきた(これもLUMIX-GX7と同様、KORECのメンバーのお薦め…)。フィールド用(特に島歩き)に小型で性能の良いカメラが欲しいので「ついついネ」。だけどAPSのSONY α6000とFUJIFILM X-E1、μ4/3のLUMIX-GX7と素晴らしい機械ばかりだ…贅沢を言わなければフルサイズとも対抗できると思われる。私は趣味の問題でもあって各マウントのカメラを持っており、各社の開発競争にも着いていける…これはNEX-5に付いていた18-55mmでファームアップで最新の機能にもついていき、レンズの性能を極限まで絞り出すように思われる…NEX-5は過去の存在だがレンズは明らかに資産と言える。α7との組み合わせでフィールドに出よう!…絵づくりも似ているしバッテリーも(ひいてはチャージャーも)共有できて合理的だ。5/9-11の東京行きはSONY α6000&α7で行こうかなー?

4/4

初めての魚眼レンズがボディキャップレンズ^ ^/

評判どおり簡単なレンズでありながら「チャンと写る」…前回のレンズと同様レンズ下のレバーでバリア閉・∞・パンフォーカス・20cm接写と使い分けられる=ボディ側の設定を「レンズ無しレリーズOK」にしておかないといけない。

3/18

 もうすぐチノンから出るベラミHD−1...昔の8mmカメラのデザインでマウントもC/D/M42などが使えるようになっている(純正アダプター併売)。一応デジタルAVカメラという位置付けだが1/3センサー(210万画素?!)で長辺2000程度のスチルも撮れるようになっている。デジタルVカメラの小型化と高性能化が究極にまで達した今、このカメラでムービーを写そうという人は少ないだろうから、やはりターゲットはレトロ趣味の人達だろう…それで私も予約を入れようとしている。

3/17

ついに「最強のコンパクトデジタルカメラ」の登場…CASIO EX-10(1/1.7インチセンサー=いわゆるラージコンパクト)機能も写りもライバルを越えている…つまり他社のモデルはミラーレスのカメラをレンズ固定にしたような機能・意匠(あくまでサブカメラ的な位置付け)なのに対して徹底的にコンパクトデジタルカメラを追求したカメラと思われるのである。かなり重くて固く造ってある。詳しくはまだ書けないがカシオEX−ZR20を試しに使ってみて、その能力に「うーむ」となってしばしば使ってきた…そしてラージを待っていたらカシオのフラッグシップモデルとして登場したのでだ(EX-100があるが高倍率ズームなので敬遠した)。レンズの右下のボタンは「連写専用シャッターボタン」で、これを押すと即座に秒間30カットを写し込むw(゜o゜)w  もちろん誤写をなくすためにその機能を消すこともできる。レンズはOLYMPUS XZ-1と同じだ…これからサブでないサブカメラとして旅にて稼働させる。この写真を撮ったのもラージコンパクトのLUMIX LF-1(これは小型軽量に徹している)。CASIO EX-10…これにEVFがあれば更に良いのだが…いずれ出ることだろう。

3/11

神戸のオリエンタルホテルでのパーティーに招待されて、元町まで行った帰りにナニワ・元町支店(25年来の古参社員がここに赴任している=安いカメラはネットで、高価なカメラはここで購入する)に寄ったら、ショーケースに私を待っていたかのようにNikon P7100があるではないか!ラージコンパクトに関心のあるこの頃(各社の何台も買ったが「これ!」というものにはなっていない)、このカメラも興味を持ってヨドバシで触っていた…新品同様中古(一応1200カット程度)がとても安価に置いてあった…さっそく持ち帰った次第である。見かけはともかく実際に持つとCANON G1-Xと似た感覚で最近のNikonとしては硬派な印象だ。すっかりNikon D600/800/Dfに慣れた昨今、設定や使い勝手も簡単に感じる(バッテリーはDfと共用可能)。Nikon Dfのサブカメラとして持っていくのには最適だろう=少し試した範囲でも他の1/1.7センサーカメラと互角の性能である。それにしても少し使っただけのカメラを1万円前後で手放す心境が分からない=購入価格は店との秘密であるm(_ _)m

2/20   また年度末の多忙にて更新ままならず…

Nikon D800、Nikon D600、Nikon Dfに続いてフルサイズニコン一眼レフのシステムを構築した。14MP/24MP/36MPとずいぶん違った個性であることも分かった=とうぜん得手不得手があるので使い分けも可能である。Nikon D600のシャッターユニット交換で、これも画像自体は悪くないため値打ちが出てきた…つまり高グレードモデルを持っていれば「大は小を兼ねる」の理屈で、それでいいという意見もあるが、実際の味付けは異なり(センサーやエンジンが違う)複数台持つことは無駄ではないだろう。Nikon D800は繊細でややアッサリした絵(しかし手振れの危険性大)、Nikon Dfは滑らかで軟らかい(シャープさでは劣後)、オールラウンドのNikon D600…レンズもボチボチと自分の焦点距離は揃いつつある。

1/28

今日は自宅で仕事なので、天気もいいしレンズのテストである。今回は下記のNikon Df+古いAi改NIKKOR 24mm F2.8で撮影した=絞り優先オート、F5.6。明るいとピント合わせはし易いしフォーカスエイドもそれなりに敏感に反応・表示される。見たとおりほぼ問題はない(やはりTelecentric特性のせいか周辺が流れるし周辺減光もあるが、それほど極端ではない)…元のレンズが旧式なので性能は現在のものと比べるのは無理があるとしても充分に実用の範囲内だろう。これで他の旧レンズも使えると推測される=当時の性能はちゃんと出そうだ。いやボディ設定の煮詰めで当時より良い絵が得られると思われる。

形はサマになっている。これより暗いレンズでもISOオート設定で高感度に強いNikon Dfなら対応できる。

こちらはNIKKOR 45mm F2.8P…フィルム時代の末期のレンズだと更に良い結果となる。Leicaと同じように、Nikonの「ずっとFマウント」にユーザーは感謝せねばならないだろう。

見かけも良い。

1/14

α7+CY-sonnar 135mmF2.8=INFは少し通り過ぎるが足りないよりはましである。望遠になるとピントは見かけ上合わせやすくなる=絞り開放、厳密に見ると二線ボケが見えるが、まったく合格の範囲である。

1/8

こちらは本命、CY-NEXアダプター(たったの\2,000)。一眼レフ用のレンズはフランジバックが相対的に長いので、対センサーに光軸が比較的垂直に入るため期待をしていたのである。フィルムカメラ時代の最後(Leicaは除く)のカメラがコンタックスRTS-IIIだったので…しかもほとんど使わないうちにフィルム時代が終わったためにCY-Zeissレンズ(ヤシコンと云う表現が多いが正しくない=慣習としては「コンタックスヤシカ」が正しいだろう/とうぜんカメラ関係メーカーはCYと表現する)が、25mm〜200mmまで新品同様で8本ある。ピント合わせが曖昧になるので深度の浅い長焦点レンズは除いて(それにほとんど使う機会がない…)使ってみたいと思った次第である。まずテストでは28mmF2.8T*...周辺まで問題はない^ ^/ ピント合わせも拡大しなくても絞り開放なら何とか大丈夫だ。開放で合わせてから絞ると云う面倒さはあるが、ZeissT*の絵をフルサイズで使える大きなチャンスを得た。撮り方はSでシャッター速度をブレない程度に設定し(私は1/250)感度オートにして、絞り開放でピントを合わせて適当な値に絞る(私はF8)…当然EVFは絞っても自動的にゲインするので暗くはならないし深度が深まった効果は見られる。シャッター速度は維持されて明るさに応じて感度が上下すると云うことだ...ごく簡単w(゜o゜)w  次は25mm/50mmを試そう。

LeicaM-NEXのアダプター…実際はLeicaM9その他があるので不必要だが「小ささ・手軽さ」を試してみた…特に大きな問題はない。小口径の28mmレンズ〜35mm以上なら問題ないと思われる…しかしピント合わせが面倒なので遊び以外には使わないだろう。

12/30

先日導入した(忙しくて簡易なレポートもまだ…)α7があまりにもイイので(私のフィールド写真にとって=軽くて簡単よく写る、ちょっと期待薄だが防塵防滴性)さっそくSonnar T* 35mm F2.8 ZAを購入。なんとか年内に間に合った→明日の撮影に持参する。

α7用の35mmレンズがさっき来た(^-^)/
フード&フィルターが面白くて、インナーフィルターは49mm=ただしフードが開口部が□なのでバヨネット式…厚いフィルターだとつっかえる(手元にあったマルミの普通のMCフィルターはX)、それでコンタックスGレンズ用の49mmフィルターがあったので付けるとセーフ…薄型のフィルターが○だ。
フード先端にもネジが切ってあり、これはツアイス伝統の40.5mm=凝っている(@_@)…だけどフィルターの分出っぱるからインナーにした方が良い。

当然にAPS-NEXレンズも自動的にクロップして(Eマウントは最初からFFを想定した設計らしく)各機能は完全にコンパティブルだ=ファインダー像も小さくなるようなことはない。以前にNEX3/5で買ったレンズも再稼働できる。これは16mmレンズに純正ワイドコンバージョンレンズを組み込んだ姿で換算は、16mmX1.5X0.75=18mm相当となる…ファインダーで眺めると、こんなややこしいことは考えなくても良い…もちろんFF2400万画素のうちAPS部分のみ使うため画質はある程度落ちるが、進化したエンジンも相まって旧のNEXよりキレイに写る。

 ワイドコンバータを取ったところ(16mmX1.5=24mm相当)コンパクトで軽量=すこしFF用のレンズが出るまでワイド系はAPSレンズも必要だ。ただしテレセントリック特性を向上させたFF用スーパーワイドレンズは(見かけ上、遠い射出瞳のレンズ=フランジバックの短いボディ用のレンズは全長が長くなりがち)作るのが難しく高価になる。コンパクトさと性能・価格のバランスは取れにくいのがフルサイズミラーレスの弱点だ…もう一つはフルサイズとなると見かけ上の被写界深度が浅くなるのでAFのピント精度も大きな問題だ=一眼レフの完成された位相差式AFはそれほどの問題はないとしてもセンサー面でAFを行うミラーレスのコントラスト検出法では心許なくなる=でα7は像面位相差式&コントラスト検出法のハイブリッドAFを組み込んでいる(ただし実写では残念ながら差は出ない=しかし今後の開発と云う意味では重要なことだ)。

12/27

軽薄にもNikon Dfの名入れサービスを受けた(今しかできないので…)。もうひとつの軽薄…1970年代のセイコー・ディズニータイムウオッチのデッドストック品「CHESHIRE CAT」(「不思議の国のアリス」のチャシャー猫=これが欲しかった)を見つけたので購入(未使用品だが文字盤のペイントに劣化が見られる=機械式17石)。

12/19

 SIGMA 70-300mm(APOなし)  Nikon D600用にメッタに使わない焦点距離レンズを買った=と言っても¥11,000 (@_@)i 比較のSDカードと比べても大きいことが分かる(しかし簡単な造りなので軽い).内蔵DCモーターがうるさくて遅い...だけどFFなので画質は充分だ。三脚を使わないのでブレ写真増産は必至!?

12/13

Leicaマウントレンズをテストできるボディ(α7)にようやく日本のデジタルカメラも到達した=私自身はLeica ME等を持っているので140本もの純正・内外の非純正Leicaマウントを使うことができるが、一般的にはフランジバックの短いミラーレスのフルサイズカメラが必要だった。過去にもEPSON R-D1やリコーGXRは正規に使えたが、なにしろAPSサイズなので画角が1/1.5になるため充分とは言えず、μ4/3や他のAPSミラーレス機+マウントアダプターでは「レンズ遊び」程度のことしかできなかった…私自身OLYMPUS純正のMマウントアダプターを買って試したし、EPSON R-D1/リコーGXRも実験したが一部のレンズを除いて(ホロゴン16mmやSアンギュロン21mmなどはリコーGXRでないと使えない)あまり実用的ではなかった。今回α7+安価なアダプターでウルトロン28mmF2を試したのがこの写真である…ようやく実用まで到達したとはこのことである。キットズームと比べても素晴らしい描写が実感できる。もちろん周辺部は流れる傾向があり、これはLeicaM9方式や有機センサーの登場を待たねばならないだろう。中心〜中帯部は◎だと思う。ピント合わせやAEも「なんとか大丈夫」である=少しの熟練は必要。 試しにα7+キットズームの画像とFUJIFILM X-Pro1+FUJIFILM X-18mmF2を比べると、ピクセル等倍ならFUJIFILM の勝ち、フォーマットの大きさの有利性があるため同じ大きさにリサイズして比べると、総合的には「互角」と見た=α7にも少し頑張ってもらわないと(レンズの周辺が良くない)…ツァイスブランドのEレンズ(35mmF2.8)と比べると当然α7が優秀なはずだが…。

12/10

Nikon Dfの登場とともに、AF-Dレンズが売れて在庫が払底しているようだ。ネットで見ても「安価」な店は入荷待ちで、28mmなど人気レンズはメーカー欠品状態となっているらしい。私はNikon D600購入時点からGレンズと撮り比べて「風評ほどの差はない」と感じて(AF速は違う…)コンパクトでNIKKORなDレンズを中心に買ってきた。Nikon Dfの発表で「これは無くなる」と思ってボディも来ないのに20mmF2.8Dを発注し、この度はMicro-60mmF2.8Dを導入した=それほどの頻度はないが接写/複写の機会もあるので1本は欲しかった(Ai-MFの55mmはあるが…)。これでDレンズは、20mmF2.8/28mmF2.8/50mmF1.4/Micro-60mmF2.8Dとなった...予定数終了である。

12/4

今日ようやくNikon Dfを知り合いの店に取りに行けた…まず感想は「ゴツイ!」FEやFMを予想していたからだ=踏襲したのはデザインであって実機はD610より少し小さい程度である。もうひとつ、早速のセッティングをしたのだけど、デフォルトで撮影直後のフレビューが出ないことに「意地」を感じた…軟派な印象を持っていたが意外に硬派なのかも知れない(画像の質の良さは11/28にNikon Dfを入手した友人の絵を見て=12/1に撮影に行った=納得済み)…要するにD4の絵がD4の半額で得られることが第一義で、騒然としているレトロ路線議論は二義的なことと考えている…もしNikon DfがNikon D610の外装を代えただけなら買ってはいないだろう→追伸:レンズマウントがNikon D600より固くて写真のMFレンズの取り付けがスムースではない。もうひとつの発見…まだ公式サイトには出ていないがバッテリー室の蓋の取り付けが「縦グリップ」または「バッテリーパック」が付きそうな構造になっている。

Nikon Df Vs. Nikon FM3a...これだけの差がある。ゴツイ印象は当然のことである。

Nikon Df Vs. Nikon D600...やはり基本が同じとはいえ確実に一回り以上小さく、感覚的には格段に軽い…Nikon D600だってNikon D4に比べると小さく軽いのだから…意義はあるのだと思われる。

12/3

FUJIFILM X-Pro1+FUJIFILM X-18mmF2+純正ストロボによるプログラムAE+TTL−AE調光による撮影(橿原市にて)…空に向けて「いきなり」撮ったものだが露出のバランス(明度や色味)何らの破綻もない。

こんな感じ…一番小型のストロボだがデザインがゴツい。横のレバーはレギュラーとワイドの切り替え用(ボディのファインダー切り替えレバーと同じデザインだ)スイッチONはストロボ本体で、ボディをOFFにするとストロボもOFFとなる…逆はならない。TTL調光は正確で破綻がないがチャージが遅い(電源はストロボに単四2本=アルカリ電池では馬力が足りず水素電池にしようと思う)のとストロボ側のON/OFFが少し長押しせねばならず(誤作動を防ぐ工夫だろうが…)「遅い!」とてもスナップには間に合わないだろう。つまり点けっぱなしにしないと取り回しに問題ありとしておこう。条件によっては下のサンパックの外光オート+絞り優先AEの方がいいかも知れない。カメラ自体はPro1と名乗るだけあってメカへの信頼感は高い(D600とD4の違いとでも例えておこう)。もちろん画像の性質・性質はFUJIFILM X-E1と同じと言える。

11/27

 FUJIFILM X-Pro1が製造をやめたと言う「噂」と、次のXマウントボディが一眼レフ型になると言う「噂」により、少々古いがメカのしっかりした(そして安定した)このボディを確保した次第…私はLeicaでずっとシゴトをしてきたし、今後もLeicaとLeica的なスタイルで写真家人生のエンディングまで全うしたい=SONY α7購入も考えたが気持ちを変えた→フルサイズはNikon Df/LeicaM系で充分だ^ ^/…現在FUJIFILM X-Pro1のセッティングを煮詰め中=純正ストロボも購入した。

11/12

来るべきNikon Dfのためにもレンズを購入=ナノクリではない「Ai-AF 20mmF2.8D」だ。小型で安定感がある。やはり単焦点レンズが性に合っているようだ。

とりあえず撮影…問題はない。この時代のレンズ(それ以前も…)レンズだけで収差を取ったのである。そのため確かにボディ補正を前提としたレンズより到達点は低いと思われるが「どのボディにも」=特にD4センサーのNikon Dfには合うと勝手に思っている…実際は28mmを導入したときにDとGのレンズをテストしたら「総合的にほぼ同じ」結論を得た=スペックや解像力スコアではなく実写で見るべきだろう。

10/31

LUMIX-GX7には機械式シャッターと電子シャッターが装備されている。電子シャッターだと音もショックもなく手振れの心配も最小限となる。しかし写真のとおり(走る電車から撮った)携帯電話で撮ったものと同様、被写体ブレは斜めになったり形が歪んだりする(電柱なら分かりやすいが不定形のものだと非常に不自然な写りになる=高速シャッターで「止まった」としてもだ)…最初こんなに静かなら何も機械シャッターは不要と思ったが違った…ちなみにどうした訳かストロボは電子シャッター時には発光できない。これも全画面に同調しないからかも知れない。

10/10

LUMIX-GX7...友人が「イイ、イイ」と言うので、ついに「シコ踏んじゃった」(^_^)v このところパナのSC対応に疑問を感じていたので(デジタルカメラだけではなく全般)しばらく干していたのだが、とても良好なカメラを出してくれたようだ。一眼レフの重さが堪えるようになって、またミラーレスの登場だ…写りはFUJIFILM X-E1で大満足だが、少しボディ機能に不満があり、現況のレンズ資産を挙げるとμ4/3が圧倒的に豊富だったから「今年のボディ」に採用した。なにしろ年間120日も撮影旅行(日帰りも含む)出るので使い分けが必要となる。

更に発見…LUMIX-GX7のマウント基部を見ると外側に頑丈な「枠」があり、内側にμ4/3マウントがネジ止めされているように見える。外枠に機能は特にないと思われ、ひょっとしたらこのボディのシャーシの金型でマウントを来るべき(ソニーがフルサイズミラーレスをアナウンスした今、遠くない未来だろう)フルサイズ新マウント用に考えていると直感した。→記憶しておいて欲しい。

10/1

このボディ(FUJIFILM X-M1)の場合の使い方の1☆ ファインダーがないので(外付けEVFもない)光学式外付けファインダーを付けてみる…FUJIFILM X-系レンズは単焦点が多いので「それなりに有意」(もちろんEVFは欲しい…)である。
レンズはFUJIFILM XF14mmF2.8(21mm相当画角)ファインダーはGR21mm用...コシナフォクトレンダーの21mmファインダーだとストロボと干渉する。

9/18

FUJIFILM X-27mmF2.8でマクロ撮影…たった34cmにしか近寄れないが(私にはそれで充分)絞り開放だとそれなりのボケ味だ。写っているレンズはFUJIFILM XF14mmF2.8…絞りリングのクリックが弱く、すぐにAから22に回ってしまうため電設工事用の強力で糊のベトベトしないテープで固定してある=私は特別の場合を除いてPモードでSやAはプログラムシフトでおこなうようにしている(撮影時に選択を迷わないように)。

FUJIFILM X-E1に取り付けた=まカッコいいだろう。

9/17

予約を入れていたFUJIFILM X-M1ブラウン・ダブルレンズキットがやってきた(ホントは9/13に届いていたが旅行中だった)、これで現在のミラーレスメインシステム(と言うことはフィールド写真用のメイン)のボディがFUJIFILM X-E1が1台という危険な状態から解放された(FUJIFILM X-E1のシルバーとも考えたがマイナーチェンジ必至と思い「待つ」ことにしたのである=やはり今日のデジカメINFOで後継機種発表の噂が載った)。第一印象は「ちょっと安造りだが小型で扱いやすそう」だ。レンズ2本については、27mmF2.8(メタルマウント)は少し暗い以外は問題なし、16-50mm(プラマウント)はズームリングが固く、当然といえば当然だが18-55mmより品質感は落ちる。実写テストはまだだが室内で撮った感じでは、27mmは従来のXFレンズと同じ、16-50mmはワイドで樽形歪曲が出て「シゴトで使いにくいレベル」、望遠側では「合焦がアダプターリングを介しているかと思うぐらい遅い」…少し問題だ。樽形歪曲はX−M1では緩和されていてボディ補正が効いているようだ。どういう訳かフジのサイトでFUJIFILM X-E1用のファームウェア公開となっているが、更新されていない…更新で最適化されるのだと思う。しかし望遠側の遅さはFUJIFILM X-M1でも改善されておらずレンズの本性なのだろうか?これもファームアップでどうにかなるべきだ。 なおレンズフードは16-50mmのみ同梱されていて、今のところ27mm用は販売されていないようだ(パンケーキなのであっても使わないだろう=必要なら39mm径なのでLeica用サードパーティフードのカッコいいのが安価で手に入る)。モニターは明らかにFUJIFILM X-E1より2段上だろう。

7/16

Leica ME+ウルトロン28mmF2  Leica MEとLeica M9は同じか? とりあえず「少し違う」と報告しておく。メモリー不足なのか書き込みが遅い(プレビューも遅い)…しかし色味に改善が見られる(Leica-M9より発色が「やや自然」か?)...あるいは少しの改善があったため遅くなったのか?たぶんそういうことだろう。 そして使用感はシャッター半押し状態が作りにくく「押すと落ちる」Leica M Monochromeと同じ感触だ。 あとはまだ分からない=今回が初めての使用なのである。 
さて場所は碓氷峠直下の横川から碓氷峠に向かう途中で旧街道(右)と新道がハッキリしている場所。どちらにしても宿場町はずれで峠にかかるややこしい場所である。

7/3

5月中旬ごろの値上げの内示以来、各店舗から消えていたカメラが(Leica-ME)がやってきた、もちろん値上げ決定ですぐ予約を入れていたので旧価格で(^_-)w 7/1で値上げが確定したので(平均で15%)これからは市場に出てくるだろう…でも一般論として普通のアマチュアが買える価格からかけはなれている(もちろん円/ユーロの価格変動が原因で20%UPであっても文句は言えない=文句はアベノミクスに言うのが筋だろう)☆ これで半年かけたLeica系機器の充実プロジェクトは終わった=あとは実際に使うだけ(老後もLeicaだけで撮る!)(^-^)/  MEにしたのはMOSセンサーに変わるためCCDセンサーで押さえたかったのである。フィルムではEPRが良ければわざわざ別の未知のフィルムは使わなかった…10年単位で変更はするべきものと思うのである。単純に「性能の進化」ならニコンやキヤノンのフルサイズにする(現実に仕事用にNikon D600を導入した)。メインボディにサブボディを足すときには似たような性質が望ましいのである。たぶんMEも以前のサブボディと同様、それほどの頻度での登場はないだろうが…あるのはセンサー保護フィルターの「埃・汚れ」の時と思われる。ともあれM9と同じとされているMEの性質をテストしなければならない…たぶん少し違うのでは?と想像している。

3台のデジタルLeica-Mを並べると、全部が過去のLeicaにない仕上げであることが分かる(以前のLeicaは保守的で、限定モノ以外はほとんど同じ仕様の外見だった)。MEはマットグレイペイント(青みがかっている)、M9はメタリックグレイペイント(MEより高級感があり、これだけは軍艦部(懐かしい響き)前に「M9」表示がある)、M Monochromeは普通のマットブラックプレート(赤いLeicaマークはない)…貼り革はどれも細かなサラサラした手触りだがM9だけは目がより細かい。とりあえず\(^o^)/だろう。

7/2

新潟・加茂川にて。facebookでhologon 16mm F8 T*を話題にしたら急に思いついてアップ…現実的にデジタルカメラでhologon 16mm F8 T*をまともに使える唯一のカメラRICOH GXRがディスコンになったのは惜しい…と言っても他のミラーレス+Mアダプターと比べてsuper-angulon 21mmやhologon 16mm F8 T*が使える…だけではだめなのだろう。本当の価値はレンズに最適化されたセンサーというコンセプトのはずだった...私は「着せ替え方式」がいいと思った=ズームレンズ1本とワイドレンズ2本あればほとんどの撮影がこなせる(Leicaでもそうだった=28mmx90mmでたいていOK)。Mユニットが一時もてはやされたが、それだけで終わってしまった。これからLeicaで仕事をしていくのだからRICOH GXRはそのサブカメラとしてうってつけで、ディスコンと聞いてもう1台ボディを買いそうになった(既に2台あり)…慌てて下にも書いたように28mmユニットを仕入れたのである。ついでに書くと、OLYMPUSから4/3とm4/3のレンズを使えるハイブリッドボディ開発の噂が出ているが、これもGXRのような着替式にして4/3とm4/3に各々最適化されたユニットを交換するようにすると良いと思う…結局4/3一眼レフは敗北で、過去からの4/3の松竹レンズ(2本持っているが確かにイイ…)を生かすための開発なのだから「速い」アダプターリング開発でお茶を濁すようなやり方はしないでほしい。

6/30

梅雨になって体調思わしくなく(と言っても足の筋肉痛)今日も休暇…週末撮影旅行に行けない。でテスト、今日はコシナ・フォクトレンダー・CS25mmF4-IIである。elmarit21mmF2.8/asphが良さそうで少しのマゼンタかぶりが見られるものの補正は可能そうである。コシナ(その他の国産も)のLeicaマウントレンズが使えるかどうかはコストのことを考えると重要で(Leicaレンズは高価=古いレンズは性能に問題あり)今のところLeicaレンズ以外のスーパーワイドはCOSINA=ZEISS BIOGON T*25mm/F2.8とウルトロン21mmF1.8が最適(価格は高い)と言えそうである。28mmはほとんどがOK、35mm以上は問題なし、が結論だ。

6/23    新旧NOKTON 50mmF1.5の比較テスト=左は新、右は旧=当然のことだが解像力やコントラストに違いはない。コーティングが強化されたとのことだが、その効果は曇り日のため逆光性能のテストにはならない。レンズコーティングを見ると新はややブルーが強く、旧はアンバーが強い(つまりコーティングは違う)…予想していたことだが旧の「青さ」が少し新では減退していることが「厳密に見ると」分かる(いちばん左の白い自動車など)…あとは好み=青いノクトンも好ましいと思う。取り扱いはピントリングの幅の広い旧の方が良い。

新ウルトロン35mmF1.7とノクトン50mmF1.5。写りの少しの違いよりも、質感が良くなった方が(価格も相応に上がった)魅力と言えるレベルの画質変化だろう…当方EIZOで見ていて、普通のノートPCのモニターでは分からない差と思われる。

6/22

Super Elmar 18mm F3.8 asphの実写テスト。これは6bitレンズなのでオートで撮影…まず問題はない(vignettingの悪化はあるが18mmということを考えるとやむなし…)。ピントは最新の21mmなどと比べると周辺に甘さがでるが、これもいたしかたないだろう。これでLeica-M9用の最適なレンズラインアップが整った…18/21/24/28/35/50/75/90/135mm.....もう充分だ。

6/11

FUJIFILM X-E1+FUJIFILM XF-35mmF1.4…絞り開放で複数の色温度の人工光線の下で撮影。いわゆる標準レンズの画角で近接を撮るとこれだけピントが薄い。しかしボディもレンズも大きな進化を感じる=そしてまだまだ終わってはいない。ひとつの完成形であるLeica-M3+初代のM-Summicron50mmを撮りながら感慨深い。

6/8

あるLeica6ビットコードを紹介している外国のサイトにLeica純正レンズと非純正レンズの適合性の対照表が出ている(かなり有名サイト)が、実際にテストすると違った結果となることもある=それで私は「自分のボディ・レンズ」でテストするのである。例はこの写真…COSINA=カラースコパー15mmはトリエルマーの16mmで…となっているが実際はこのとおりである。カラースコパー21mmもelmarit21mmF2.8Asphとなっているが似たようなものだ。6ビットコード&ボディ内(複雑な企業秘密)のことは主としてvignetting補正だとも云われている=つまりマゼンタかぶりは撮影後PCで補正せよと云う意味なのであろう。

これはelmarit21mmF2.8/2ndでの写真…画面左に少しマゼンタ色が見えるが特に問題とするレベルではない。

6/6

Leica-M9と他社レンズの相性テスト…今日はContax-G Zeiss biogon 28mm F2.8 T*(summicron28mmF2Asphが○)、abenon L21mmF2.8(elmarit21mmF2.8が○)、KM-hexanon 28mmF2.8(summicron28mmF2Asph)の3本だ。写真はKM-hexanon 28mmF2.8で28mmならどのポジションでも行けるが微細に見るとsummicron28mmF2Asphが良さそうである(elmarit28mmF2.8Asphだと少しシアンに振れる)。 Leica-M9のセンサー面に汚れが見えてきたので(ごく微細)PENTAXのペタペタを使って清掃…保護ガラス面がクリーナーにくっつく感触が不安を誘うが完璧に近く清掃できた。ブロアだけでも効果は大きいので(OLYMPUSの技術者談)ぜひたまには掃除をしてやって欲しい。

6/4

生駒・長弓寺…境内にカラスが多い。RICOH GR28mmF2.8はLeica M Monochromeとの相性がいい…minolta G-rokkor 28mmF3.5も捨てがたいので、Leica M Monochromeの28mmレンズは当分この2本でいこう。

6/3

Leica M MonochromeにデジタルLeica-M用の革ケースを取り付けた(友人の手引きで個人輸入)…大きさはピッタリ、モニター&操作部のカバーまで付いている。しかしバッテリー交換の必要なボディなので、その度にケースを外すのは大変である(それほどピッタリサイズ)(^_-) ともあれ社外品にせよ各種のアクセサリーはそれなりに楽しいものだ。

5/29

Leica-M9による非純正レンズのテストの続き…今日はカラースコパー28mmF3.5とリコーGR28mmF2.8である。どちらもelmarit28mmASPHで良さそうである。ASPH以外の28mmポジションだとマゼンタに薄くカブる…その代わりASPHとするとvignettingが悪くなり周辺光量は落ちてしまう(他だとあまり落ちない)=Leicaソフトウェアの妙であった。 当然にLeica M Monochromeで使用するときはelmarit28mmF2.8ポジションがいい。

ついでにCOSINA=ZEISS Biogon 25mm F2.8 ZMのテスト…Summicron28mmF2ASPHが一番結果が良かった(elmarit21mmAでも似た結果)。elmarit24mmポジションでも良いのだが、色味ではなくvignettingの過剰補正で周辺が明るくなる傾向がありスーパーワイドとしては印象が薄くなる。

5/25

新導入のコシナ・ウルトロン21mmF1.8のテスト撮影(Leica-M9/21mmF2.8ポジション)…ほぼマゼンタかぶりはない。ごく左端に見られるが設定でなんとかなるレベルだろう。予想通り猛烈なピントがくる。同時にテストしたCOSINA=ZEISS distagon 18mm F4 ZMはさすがにマゼンタに周辺がかぶり、少し設定でなんとかしようと考えている(これも強烈なピント)。

5/16

レンズ2本やってきた…FUJIFILM XF-35mmF1.4はどうしてもハイスピードレンズが必要になったから=なんとかFUJIFILMのキャッシュバックキャンペーンの最終期限(5/10)に間に合いそうだったので旅先からネットで買った\(^o^)/  これでFUJIFILM XFレンズは、14/18/35/18-55mmと揃った…あとは望遠ズームと言いたいところだが「あまり使わない」ので今は見送ることにした。必要な場合はm4/3のパナGの45-200mmという強力なレンズをOLYMPUS OM-Dでも付ければイイのである。  もう1本はRICOH GXR用のA12/28mmF2.5だ…RICOH GXRがディスコンになったらしく、専用レンズのこれもなくなる可能性があるため(価格も下落傾向)。RICOH GXRはボディ2台とA12/Mマウント(ほぼホロゴンT*16mmを取り付けている)P-ZOOM/A16・24-85mm/A12・28mmF2.5となった…A12/28mmF2.5はまだ画質等々は分からないがアトリエ内で使ってみるとA16/24-85mmと比べてややAF時に「ジジッ…」と動きが固く、シャッター音も固めの音がする。しかし良さそうだ。

5/10

PENTAX K-01+40mmビスケットレンズ+雅モードで撮影。この組み合わせ以外は今のところ勧められないが、ボケ味といい色味といい「実物よりキレイ」に写るのである…このところ多忙につき更新ままならず(5月いっぱいはX)、時間のある人はFacebookを見て下さい。

SIGMA DP-1(旧)でRAW→J-pegの画像をトリミングしたもの。やはりフォビオンは古いモデルでもRAWで撮るかぎりにおいて強力だ。このたびSIGMA DP-1m/2m/3mとそろった今、これらの使い方を考えていきたい…軽くて小型、高画質は良いとしても(RAW現像の面倒さもやむなしとしても…)機械が全体に鈍重でスナップなど敏速な撮影には不向きなのである。

5/7

軽薄にもキャッシュバックセールに乗ってSIGMA DP-1mを元にして2mを買い、そして今度は3mを買った(もちろん実質的にこれだけのカメラが3万数千円で買えることはマイナスではない=使えるカメラ)。1と2は外付けファインダーで対処したが今回はファインダーがないのと「やや望遠」なのでカメラのモニターで見ながらの撮影となるだろう(バッテリー消費が大きくなるトラウマがある=実際バッテリー1個で(理想的な使用方法で)90枚程度しか撮れず、RAW/J-peg同時記録、モニター点けっぱなし・・・どんどん電気は消費される)。現在バッテリーは各ボディに2個ずつ、バックアップ用に5個、合計で11個ある。

さっそく試写、絞り開放だとさすがにピントは薄い。デフォルトで写したが3種の色温度のLED照明下、AWBは良く付いて行っている。合焦は遅いが近接にも付いていく…少しレンズの駆動音が1や2mより大きい(レンズが重いのと長焦点のためレンズの移動量が大きいためだろう)。興味のある人は1−2−3mとキャンペーン期間中(6/2までの購入分)に考慮するのが良いだろう。「…次に良いものが…」と考えてしまうと、いつまで経っても最新型が使えないと言うことになる=開発と販売サイクルが早すぎるのである。私は若くないから「待てない」…性能のいい機種が将来出たら「また買えばいい」のだ…つまり短い旬の間に使い倒すことである。年間90日以上、1日1000カットを撮るので元は取れている(いや取れていない…)はずだ(^_-)b

4/10

(^_-)Nikon D600に「よくある」センサー汚れが発生…外部からではなくシャッター機構のどこかからオイルらしきものが飛散しセンサー前のガラスに付着するのである。で明日SCに行くことになった…気にしてはイケナイ=シャッターが高速化し撮る量も10倍ぐらいになっているのだから…ニコンもさばけていてセンサークリーニングはタダである。1万カット程度撮るとオイルが飛ばなくなるので(あくまで風評)もう5000カットを越えている私としては、あと1回程度やっかいになれば解放されることになる。 それとは関係ないがどうした訳かニッコール55-200mmDXレンズが半額以下になったので購入(1本だけ)…望遠はあまり使わないがどうしても近寄れない場合、そしてどうしても記録せねばならない場合に必要になるので購入した(大げさだ…新品で\17,900-)軽くて小さいのも○(24-85mmFXレンズと比べて小さい、軽い)、クロップして画角が1.5倍の換算値に狭まるので目的に合致している。室内テストしてみたが良好だ。

画面左の黒い点々がオイル汚れだ…ブロアでは取れない(もちろんボディに付いているダストクリーニングシステムも役に立たない)…下手に触るより最寄りのSCに持ち込むべきだろう。写真は香川と愛媛の県境近くの紫雲出山の頂上から(ここは古代遺跡のあとでもある)西を向いて夕陽を眺めたもの。

3/18

CANON FD → m4/3 のマウントアダプターを試しに買ってみた…一眼レフと違ってミラーレスはライブなのでこんなことがしやすい(INFがズレていてもモニターでピント合わせすればOK=このアダプターも無限遠は通り越す)…ちょうどFDマウントのレンズ内AFのCOSINA 28-70mmがあったので取り付けてみた。テストするとVF2ファインダーの高密度もあいまって充分マニュアルでピントは合う=当然露出はAEで合う。理屈だとレンズのAFボタンを押せば合焦となるはずだが、INF精度が保たれていないのでマニュアルで合わせないとイケナイ…でもだいたいは合っている (^_-)b こういうことが最近流行っていてヨドバシにもマウント変換アダプターコーナーがあるぐらいだ。ミラーレスの短いフランジバックと「ミラーレス」によって一眼レフのレンズがたいていは付く…よく売れるから価格も低くて「遊び半分」で使うことが可能…特に35-100mmぐらいの高性能レンズなら使えるだろう。私はコンタックスとキヤノンFDの高性能レンズを多く死蔵しているので使ってもよいと思った…自動絞りは効かない!したがってCANONレンズは開放でしか使えない=絞りの動くタイプのレンズだと開放でピント合わせをして絞り込めばいいのである。あるていど絞らないと極度に特化・発達したm4/3やAPSレンズにはかなわない。

3/16

SIGMA DP-2m・一晩で少し進化…「箱」の中を探索しファインダーを見つけた。LeicaブームのころPENTAXから定評のある43mmF1.9をLマウント化した限定レンズが出て(商業的には不成功)安く買ったのだが、これに付属のファインダーが質感の上等なもので43/50mmフレームが使え、視度調整まで付いている。少し大きめだが、あとはプラスチック製のコンパクトカメラ用の35/45mm用があっただけなのでこれにすることにした。SIGMA DP-1m同様モニターで撮るとすぐにバッテリーがなくなるので外付けファインダーはあったほうが良いだろう。

3/15

SIGMA DP-2mがキャッシュバックキャンペーンに乗ってやってきた<(^o^)  3月末決算に向けて私もメーカーも頑張っている…7万円台のカメラに3万円のキャッシュバックと言うのはいかにも大盤振る舞い=別の新製品が出るのでは?と言う憶測まで出る始末だ…もちろん私はそのように考える脳を持っていないので素直に「ありがとうございました」で乗っかった。 さては2mが良ければ6月までのキャンペーン期間に3mを…と考えてしまうタチなのである。ここんとこの機材の増加には困っているのが実情だ (^_-)w  フードはサードパーティの\1200のメタル。

3/12

キャッシュバックキャンペーンに乗ってFUJIFILM X-14mmF2.8を購入=もちろん今一番快適なミラーレスカメラであるFUJIFILM X-E1のためでもある。レンズの本数が少ないので選択肢は狭い…来週持ち出すが、画質の前に巷間でも取り沙汰されている距離指標について→写真右の上下のように最近のOLYMPUSレンズと同じ仕組みで、距離環を前にするとAF、手前にするとMFとなり、自動的に距離指標と被写界深度が示されるようになっている。それは良いとしてもMFにするとファインダー内の距離指標が「わざわざ」消えるのである。せっかくのライブファインダーなのに情報を消すなど信じられない。FUJIFILM X-18mmF2は距離環にこのような仕組みがなくMF時も距離はファインダーで見ながら合焦可能なのである。なんとかファームウェアで解消できないものか?  レンズはかなり大きくボリュームとしてはキットズームFUJIFILM XF-16-55mmF2.8-4とあまり変わらない(フードは同一・フィルター径も同じ)。あと望遠系ズームが1本欲しいところ…換算200mmぐらいあれば私の写真は全部撮れる。

3/11

バッテリーチャージャー(上M9、下MM)…微妙に仕上げやデザインが異なる。巷間では新チャージャーが不安定と聞いているが、この個体は性能的には同じと感じた。しかしLEDランプの点滅が神経質で、バッテリーの装着も少し固さがあるのは間違いがない。バッテリーは上はサードパーティー製で「ほんの少し弱い」 (^_-)u

3/8

Leica M Monochromeに同梱の備品、ストラップはかなり上等の革製で肩当て・環などのデザインや長さ調整用の仕組みは古式のスタイルとなっている。楽しいことだが「プロ用」なのか「小旦那用」なのか微妙なところである…私はこれは使わずに自家製の伊賀の組み紐を使った。

こちらはLeica純正のシガーライターから充電するための部品、これは便利かも知れない=撮影旅行はたいてい自動車なので、ややバッテリーの弱いLeica用として (^_-)b

3/7

1日で少し進化…Leica M MonochromexBIOGON T*28mmF2.8ZMにPO0フィルターを装着、モノクロ用フィルターなんて使うのは25年ぶりぐらい d(^_-)  今やソフトウェアで演色性をコントロールするのが普通だが、このカメラの場合は古式にのっとってフィルターワークで使いたい。
古いモノはコーティングが悪いので、この度 39/40.5/43/46/48/49mmとPO0(黄緑)フィルターを新調した<(^o^) 同時にPO1やYA2も導入…だけど凝りすぎると撮影に支障をきたすので、昔フィルム時代に使っていて汎用性の高かったPO0としたのである。

3/6

Leica M Monochromeが2ヶ月の後にやって来た。LeicaM9に比べると重厚感がある(実際は同じ)…マットブラック仕上げで各種のエンクレーブのような装飾は一切ない=報道用を意識しているものと思われる。新品のLeicaボディの箱を開けると(店では開けない)ドイツの風が吹いてくるような気がするのだ(ポルトガルの風でもいい)…CLを1台、M6を白黒2台、M6−TTLを3台(0.85&0.58ファインダーモデルとHANZA・Leica)、M7を白黒2台、M−Pも白黒2台、M9を1台、そして今回と箱の封を切ってきた。ちなみにLeica M Monochromeによるオリジナルプリントが1枚入っていた。ストラップは少し古風な革製である。

3/5

Nikon D600用に色々考えた結果「意外な展開」…古いAiレンズは別として3本目はSIGMA 12mm-24mm F4.5-5.6 IIとなった。このカメラ用のレンズとしては最大画角のレンズと言うのが決定的な理由となった=最近比較的アートな方向で写真を考えているためにそうなったのか、ただの今の気分のせいなのか分からないが、巷の「梅レンズ」との風評が決め手になった…つまり画質優先(スコア云々)の昨今の論評に異議を申し立てたくなったのである。デジタルになって確かにレンズ性能を定量的にとらえやすくなったのは事実としても、現実に使ってみると違った評価になることも相変わらず多い(昔も今も変わらない…)。この焦点距離ズームを製品化しただけで嬉しいと思っている。

3/2

「放蕩息子の帰還」である。OLYMPUS OM-Dのモニターカバークラック対応は迅速完璧であった…家まで取りに来て中4日で戻ってきた。ボディごと替わるかな?と思っていたが、このクラスだとやはり不良部品の交換のみであった(以前別の安価なカメラでは新品になって戻ってきたことがある)…モニターの保護フィルムは新品が貼ってあった。

3/1

SIGMA 10-20mmF4.5-5.6、Kマウントレンズならコンパティブル...古いKレンズやM42レンズを付けて遊ぶことも可能だ。

2/26

かねてより目を付けていたPENTAX K-01がとうとうデイスコンになったので仕方なく購入(もうあとがない)日本では不評だったデザインも欧米では評価されデザイン賞もとっている。先日ヨーロッパへ行った友人も現地で6万円程度と日本での価格の倍近い。 少し触ると性能は1600MPセンサーなどミラーレスとして充分、操作性は初級コンパクトデジタルカメラ並で購買層を絞ったマシンのようだ。ともあれリコーペンタックスの今後は楽しくなるとイイと思う。レンズは40mmF2.8(換算値60mmは不思議な画角だ)…一眼レフと同じフランジバックなのでレンズそのものはとても薄い。ペンタックスのK系レンズは制限付きで使え楽しいことだ…シゴトでは使えないが写真散歩には楽しいカメラで「ちょっと散財」。

2/1

オリンパスE−5と比べてもNikon D600は、それほど大きくも重くもないことが判明…明日はこれで初めての撮影(^_^)

1/31

Nikon D600+NIKKOR 24-85mm F3.5-4.5/また新しくデジタルカメラを導入した…これは純粋に仕事用で、これから文化財の記録写真を撮ることになったため「少しでも」微細なものが写るようにとの配慮からできることをしようと思った次第である。つまり今撮ることは「今気づかないモノ」まで撮ることになり、あとで詳細な画像の検討により新事実が見えてくることがあるからである(図像解析学と云う学問まである)。学術的な写真にはそのような徹底した記録性が必要だし、予算(多くの場合、皆さんの納入した税金から)を与えられて仕事をする以上は悔いの残ることはしたくない=記録は一回性のものでやり直しはきかないものなのである。これから何本かの単焦点レンズを買いたいと思う。D800と云いたいところだが、これも予算の都合でD600となった=それだけではなく今必要条件を満たしているカメラと思う。

1/22

OLYMPUS OM-D+OLYMPUS M.ZUIKO ED 12-50mm F3.5-6.3、パワーズームの感触が悪くない=マニュアルズームに切り替えられるのが良かったのに、パワーズームを使いそう…正確にはパワーアシストズームと云う感じでズームリングを回すと「よょ〜ん」とイイ感じでズーミング…シネモードを意識しているようだw(゜o゜)w マニュアルに切り替えるとリングの感触が△だ。レンズ横に付いている「L-Fn ボタン」と「マクロボタン」の使い方をマスターした...OLYMPUS OM-Dとだけのインターフェイス「L-Fn ボタン」。早い話がボディのFnボタンがレンズにもう一つ付いて操作の至便性が良くなったと云うことである。もうひとつの「マクロボタン」はボタンを押してズームリングを押し出すと20cmまで近寄れる(ノーマルだと35cm=もちろんセンサー面から)装置で、これはオリンパスm4/3ボディに(全部かどうかは知らない)コンパティブル…「なーんだ」と思うかも知れないが、どうしても近接をと思ったときにボディ内のボタンを触るより直感的に素早く操作できるのがいいのである。オリンパスはよく分かっている。この長さでワイド端(12mm)でもストロボ光がケラれないのも特筆できる。防滴カメラがいっちょう上がりだ…雨や雪の日、あるいは海辺や埃っぽい場所ではこの組み合わせで全部撮れる<(^o^)

1/11

FUJIFILM X10のホワイトディスク現象に関するテスト…予想どおりの結果である。上は太陽を直接画面に入れた。WDはおろかフレアやゴーストも小さく押さえられているのが分かる(もちろん太陽を真ん中に入れて撮ったカットもOK)、下は最望遠にしてかなり眩しいLEDライトを撮ったもの、これも問題はない。やはりWD現象は初期の出荷品の問題だったように思われる。もちろんX20が出るので更に良くなるだろうが「今、買い時」とも言えよう。私の世界でのラージコンパクトの競争はこれからだ…近未来、X30.G2X.XZ−3.LX9からどれを選ぶか? あるいは別のメーカーから魅力的な製品が出るのか。

1/10

FUJIFILM Xシリーズの見直しで、久しぶりにX100を引っぱりだした。ついでにフードもニコンからエツミのドームフードに換えてインナーフィルター37mmを付けた…それにより5mm長さが短くなった。この茶ケースにもいわくがあるが今は書かない。

1/9

この冬休みにFUJIFILM X10に加えてCANON G1-Xを購入した(ネット通販は24時間、正月も休みなしで動いている)。 FUJIFILM X-E1の導入でミラーレスは一段落、あとはレンズなどを加えていくだけである。一方メーカーも開発に力を入れている(入れているような、いないような…だが)ラージコンパクトに目がいくのである。私は超経験主義なので手元にして使わないと納得ができず、約1年前のOLYMPUS XZ-1の導入以来、色々と考えていたのである…本格的な撮影にはミラーレス(一眼レフはOLYMPUS E-5でお終い=フィールドで体力が続かない…/そしてフィールド写真以外に興味がない)に任せるとして、サブに進化したコンパクト(たとえばカシオEX−ZR20)を、そして気楽な撮影にラージコンパクトをと思うのである。CANON G1-Xも評価も価格もこなれていて(店頭で触ると買う気がしない=コンパクトでない、遅い、10数年前のG1より原始的なファインダー…)思い切った(^ヘ^)=3=3=3  画質は最高と云っていいだろう。接写に弱いのもフィールド写真では気にならないし、それほど遅くない(FUJIFILM X100より速く確実)、確かにOLYMPUS E-PM+キットズームより大きいのだが、その代わりテンコ盛り機能とレンズ交換不要(?!)が強みである。それにOLYMPUS E-PMキットより写りや操作性が総合的に「良い」<(^o^)  FUJIFILM X10/OLYMPUS XZ-1/CANON G1-X/LUMIX LX5(これはこぼれるか?=小さすぎて使いにくい)のフィールドでの絵や使い勝手などの結果を見て、それぞれの改新されていくであろう後継機を本命として選びたい…まぁ結論が出るのに1年はかかるので「次の次のモデル」。

☆共通項はEVFにせよOVFにしてもファインダーがある(付けられる)こと、実用的な明るめのズーム(CANON G1-Xのレンズ周りのイボイボがズームリングなら最高なのに、単なる飾り/FUJIFILM X10のマニュアルズームリングは良好だ)、専用固定レンズによるボディとのマッチングの良さ…などである。固定単焦点(FUJIFILM X100やSIGMA DP-1mも悪くないが「これ1台持ってブラリ旅」とはまだいかない)にも将来は期待したいがまだ時期尚早だろう=機械の性能もあるが、むしろ私の撮影状況がそうなのである。

1/8

FUJIFILM X100、FUJIFILM X-E1の開発コンセプトに共感したので(性能的には先行のm4/3やAPSにはまだ及ばないと思うが…)ついにFUJIFILM X20の発表で価格の下がった今、導入を決めたのである。ひとつには冬休みに暇ができたので検索・考慮に時間が取れたせいもある…ともあれなかなかカッコいい。実は昨年「フィールド写真講座」受講生が出たばかりのFUJIFILM X10を持っていて「なかなかイイな」と思っていたのである。まぁ既にユーザーサイドで相当こなれていて、このマシンの○もXも理解しているのでボチボチこれと合うシーンで使うことにしたい。まずフィルター径が40.3mmと中途半端で「40mmなら大丈夫」との指摘があり、フード+純正アダプター(40.3→52mm)は買わずにマルミの40mmを付けると問題なかった(ちなみに古いキャノン純正40mmを付けるとネジ込みが少し厳しい)。あいにく白枠しかなかったが、以前のLeicaブームの時には小径のフィルターが各サイズ作られていたので在庫や中古で安く手に入るだろう。X10純正のカブセキャップはズームリングまで届く深いもので好感が持てる…最近のキャップがフック式ばかりなのはなぜなのだろう?新品のカブセ式を買うとかなりの値段になっている(軟質プラスチックで構造は簡単なのに…)。オリンパス純正の金属製46mm用などは買値\2700ぐらいするw(゜o゜)w カメラ屋の店先にタダ同然で積んであるジャンク品から探して買おう <(^o^)

☆ついでに気になるXの点…ホワイトディスク現象(太陽や強い光源の中心が白くならずに黒くなってしまう現象)についての実験→さすがに最終生産モデルだけに改善されていて特に問題とならない。初期生産モデルではかなり著しく出たようだがフジのサピースに持ち込めば、現行モデルと同様にソフト・ハード共に改善してもらえるはずである(もちろん無料)。


12/30

最新のレンズが年末ギリギリにやってきた\(^o^)/ ☆FUJIFILM X-18mmF2 x OLYMPUS M.ZUIKO 17mmF1.8 の2本だ…最高の写りが期待できる。
価格は似たようなものだが、仕上げはオリが良くてフジは価格の割に「軽い」、しかしフジはフードとフードキャップが同梱で、オリは別売となっている。まぁ引き分けか…フォーマットサイズや画角が違うので性能は比べることが難しいが、どちらも常用となることが必至だろう(=^_^=) 画質などは未テストで不明だが室内で動かしてみるとオリは「音もなく」ピッとピントが素早く合う・・・対してフジは相変わらず「ジジッ」とレンズが動いてためらいがちに合焦(X100と異なり実用の範囲内だが)。どちらものキットズーム(14-50mm Vs 18-55mm)より合焦速度の差が大きくなるようだ。オリンパスのハイスピードレンズは完全に機能としては凌駕している(画質はどうかな?理論的にはm4/3とAPSの差でフジがいいはずだが「そうもいかない」のである)。ミラーレス機をいくつも試してきたが現在はこの2台が気に入っている・・・性能・機能でオリンパスOM−D、かっこよさでFUJIFILM X−E1(気分も大事なのだ)。

12/13

FUJIFILM X-E1がやってきた・・・m4/3中心とは言えミラーレスカメラの可能性に賭けたい(実のところ「一眼レフでフィールド写真」は厳しい年代になったのである=1998年、フィルムカメラ時代にLeicaに完全に切り替えたのと同じ)。これでm4/3/ソニーE/FUJIFILM X/リコーGXRとなった。テストはこれからだ。触った感じでは「重厚」、隣にあったPro1は更に重厚。

11/28

10日ほど前に友人から1600カット撮影のオリンパスOM−Dがやってきた。まだ2回使っただけだが(不慣れ)性能はオリンパスE−P3より向上している…センサーの違いによる違いはあっても写りはあまり変わらない、むしろ速度や操作性の向上だろう。そろそろμ4/3では描写力が飽和しつつあるのだろうか?あとはハード・ソフト両面での漸進的改良の時期にきているのかも知れない。レンズの最近の充実ぶりに、その予感を見いだす。それにしても良くできていて「とうぶんボディはこれでいい」と言う気分だ。ただひとつ慣れの問題もあるとしても+字キーの節度が軽すぎて首からボディをぶらさげて歩くと(いつでもそのスタイル)服のボタンなどに触れて設定が変わってしまうことがオリンパスE−P3より劣っている点と言えよう。私はデイライトシンクロを多用するのでストロボはペンタ部に取り付けることになり、もしかするとボディ内蔵→ポップアップより、ソニーNEX−5と同じストロボ起こし方式の方が便利かもしれない。レンズはルミックスG14mmが使いやすい(最近は洗練された単焦点が○である)。

11/20

カシオEX−ZR20(約\15,000)に続いてペンタックスOptio-LS465(\7,000)を購入した。
最新のコンパクトデジタルカメラ市場がスマホに食われている実態とカメラの進化を見たかったのである。価格差が大きいので直接比べるのは酷だと思うが、少し使ってみるとぜんぜん悪くない。ケータイカメラも進化しているがコンパクトデジタルカメラも進化している。カシオEX−ZR20は「速い・薄い」しかしペンタックスOptio-LS465は「速い・更に薄い」・・・カシオはカメラの設定が電源オフでデフォルトに戻るのが不便(特にAFターゲットがデフォルトで真ん中1点だ=マルチポイントにもできるのに・・・不思議)、ペンタックスOptio-LS465は電源オフの時点での設定がレジュームされる=ぜったい便利。ボディはどちらも好みの紫色、ペンタはフロントパネルが着せ替え式(10枚同梱)なので取りあえず水玉にした。外すとボディ色になる。どちらもHDRで撮ることにしている・・・ノーマルではオリンパスm4/3やLeicaM9、DP1 MerrillやリコーGXRなどを駆使すればいいのだから。メインカメラのサブにちょうどイイ・・・カメラ1台だと不安があるし、かと言ってメインを2台持ってもかさばるだけで、結果は1台しか使わないからである。

カシオEX−ZR20のHDRアートモードのレベル1(アート効果は3段階で選べる・・・1は軽)日曜に行った宇治の平等院は改修中で、1年半鳳凰堂(10円玉の模様)を見ることはできない…その代わり拝観料は半額の300円、境内のその他の場所の紅葉が例年より早く色づいていた。

ペンタックスOptio-LS465のHDRモード(ISO400)で暗いスーパーの外を撮ったもの…なかなかよく着いて行っている。カシオEX−ZR20もそうだが、小さなセンサー・豆粒レンズで頑張っているw(゜o゜)w

11/14

人にあげたり壊れたりでコンパクトデジタルカメラがなくなった・・・そこで1ヶ月悩んだ末にこれに行きついた、なんと思いもかけず「カシオEX−ZR20」だ。これで作品は撮らない・・・要するにメインカメラ1台で出かけるときの「まさかの押さえ」+写真と関係なくブラリと出かける時のためのモデルだ。 カメラ屋で触ってみると「速い・軽い!」薄くて角が取れていてコートのポケットにも簡単に入る。あとは写りだ。

これがHDRアート。これが一番面白い・・・その強弱レベルも3段階に調整可能(^_^)

10/20

オリンパスBCL-1580(ボディキャップレンズ)を外で初めて使ってみた・・・オリンパスE−PL2にこれだけ付けて大学の学園祭に行ったのである(@_@;)  これはアートモードで撮っているが(そのような使い方が似合っている)周辺部を除きピクセル等倍で見る限り特に問題はない・・・もちろんレギュラーの3万円するレンズとは比べられないがトイレンズと言い切るほどには悪いとは思わない。少なくともコンパクトデジタルカメラの中級品となら勝負できるレベルだと思う・・・もちろんボディ準拠の性能(m4/3のフォーマットやエンジンなど)が確保されているからとも言えるが。ルミックスGF系ボディに付けてどうかは分からない。ただし絞りF8固定と暗いので明るい場所以外はお勧めではない。感度のゲインアップはボディによって画像の悪化が見込まれるし、シャッター速度が遅くなるとレンズの質量が小さすぎてバランスが悪くなることもありブレやすくなる。しかし「合格」!ボディキャップとしてオリンパスm4/3ボディに常用したい・・・たぶん時々使うだろう。

ルミックスGF系ボディへの装着でバグが出たとの速報であったが、友人のボディ設定に問題があり、デフォルトに戻すと直ったとのことである。しかしm4/3マウントとは言えソフトウェアが異なる以上(特にボディ補正)同じ性能を発揮するとは限らないと考えさせられた。

10/17

シグマDP-1m、かなり極端な逆光撮影。賑やかなフレア・ゴーストが出るのだが、特徴的なのはその中に小さな四角いゴーストが見られることだ。瀬田の唐橋にて。

10/15

amazonから誕生日のプレゼントがやってきた\(~o~)/・・・オリンパスBCL-1580(15mmF8)、まさしくボディキャップの薄さだ。トリプレット構成・絞りはF8固定・ピントは目測・・・ボディキャップ代わりに最適(価格は\4000程度)。

オリンパスE−PM1と組み合わせるとコンパクトデジタルカメラ並になる。さてボディキャップとしての使い勝手・・・レンズの下側にピントレバーが付いていて、無限遠〜0.3mまで無段階に距離合わせが「目測で」可能だ。∞の横にある●はF8でのパンフォーカスポジションで、ここにはクリックがある。それならば固定ピントで良いではないかと言うことになるが、やはり目測でもピントの芯に近いところへ合わせられるのは心強い・・・なかなか価格の割に手間がかかっている。更に∞を通り越して赤い「」の位置にレバーを移動させると写真上のようにレンズが閉じる。これでボディキャップの完成だ・・・オリンパスに拍手\(~o~)/

一応ちゃんと写る。持ち帰ったのが夜だったのでアトリエを人工光線+ストロボで撮影。見てすぐわかるとおり、像高の高い周辺部の☆ランプの穴が同心方向に流れている。中央部から中帯部は踏みとどまっているがトリプレットだとこんなものだろう。そして左上のLEDランプのあたりに濃いゴーストが出ている。これは他の画像でも顕著で放射方向にゴーストやフレアが観察される。しかしボディでのコントロールを考慮すれば、大伸ばしは無理としてもWEBなら使える範囲だ。アートモードと組み合わせれば更に面白いレンズとなるだろうヽ(^o^)丿 なにしろボディキャップで即座に写せるのだ\(~o~)/

10/2

シグマDP-1mと予備バッテリー4個(ボディ内も含めて5個)。1個で100カットがせいぜいなので揃えた(純正品が意外に安い=シグマも気を使っているのか?)。

9/25

シグマDP-1mのj-peg画像をリサイズのみ(その他は無加工)で掲示する。逆光撮影は「まずまず」と言ったところだろう。HPでは、この程度しか出せないがオリジナルはj-pegでも極めて細密である…RAWを現像したj-pegなら更に良くなるだろう…今はエンジンに慣れるためにもRAW加工画像は出さない。 ビビッドポジションで撮っているが色味は他のカメラと比べて地味だ(実のところ、実際に目で見たよりも地味な印象…少し彩度を上げないと…)。巷間で述べられている周辺像の崩れや滲みは感じられない。 データはモードはP(絞りはF8)/ISO160/SDはクラス6の16GB/j-peg最大/ビビッドポジション/AWB/露出補正−0.2

☆バッテリーフルチャージ2個でメーカーの説明どおり210カットであった。1日これだけで撮影するならば予備に4−5個持たないといけないことになる。今回は電気を節約するためにモニターは全OFF、すべて外付けファインダーに頼って撮影…それでも合焦はOK。旧DP1よりかなり改善された\(^o^)/

9/23  シグマDP-1mを買ったので、どうしてもRAW撮影→現像j-pegという作業が必要になった。初めてデジタル一眼レフカメラを買ったころに(2005年)試してみて、その面倒さ・データの重さと、結果がj-peg最大で撮るのと大きな差がなかったため長く触れてこなかったが、時代の流れで勉強を再開したのである。

シグマDP-1mの場合 左j-peg 右、RAW現像後j-peg  現像のみで画像加工はしていない。

PCでの現像しかできない...現像には専用ソフト使用を強く指示している。したがって画像処理は別のソフトを使うことになる。

こんなに小さいと分からないが、結果はやはり右の現像後j-pegが一段上の画質となる。ただし色味やコントラストなどは独自エンジンを使ったノーマルj-pegが良いので、画像処理が苦手な人や時間がとれない人はj-pegオンリーで行った方がいいだろう。

これは旧DP−1をシグマDP-1mと同じソフトで現像したもの、LED電球の下、色は不自然だがj-pegノーマル撮影よりかなり緻密さが違う。反対に言えば旧DP−1も(シグマDP-1mの登場で、新品のDP−1Xが半額以下で売っている)「遅さ」を除いては見直して良いと思った次第である。もちろんRAWオンリーでだが…遅いため撮影枚数が減るから現像も楽だろう…。

旧DP−1はノーマルj-pegと解凍j-pegに大きな差があるが(つまり画像エンジンの性能がX)DP-1mでは大きく改良されていて、j-peg性能で何も問題ない...もちろんj-peg/RAW同時記録が望ましいのだが、バッテリー1個で97枚の撮影が限度…読み込みの速度も改善されたとは言え「一昔前のレベル」…シゴトで使う以外はj-pegのみでいいのではと思う(@_@;)

9/20

中身のことが分かるのには時間がかかるので、まず自分の使いやすいように外を触る…ファインダーは見てのとおり小型でジャマにならない。次はフードだ…純正のフードは効果は大きいのだろうが嵩ばってせっかくのコンパクトさがスポイルされると思い、探してみるとソニーNEXの16mmレンズ用のドームフードが余っていた(同じ49mm径)。付けて実験してみるとフィルターの上からねじ込むと完全に四隅がケラれる。フィルターを外すとギリギリケラれないことが分かる…フード先端のネジ径は37mmなので内側からねじ込むと実に具合がよい。そうすると今度はキャップが問題でカブセ式のキャップが必要となる。また「箱」から発掘するとジュピター85mmライカマウントのカブセキャップがバッチリ合った\(^ー^)/なかなか模様もクラシックでカッコいい。これで遮光とコンパクトさが両立でき、しかもスマート&クールだ…フィールド写真家である。

今度はシグマDP-1mがやってきた。いずれ画像も出てくるが、数枚撮った感想は、もう「これで充分」と言うことだ(風評どおりフルサイズを凌駕する画質だ)。リコーGXRやフジX100、μ4/3、ソニーNEXなど色々試してきた末に辿りついた…それなら最初からフルサイズ一眼レフのニコンD700などを買えばいいではないか?という人も居るが、それが嫌だから(Leica使いなので大きさはLeicaまで)いわば「授業料」を払ってきたのである。私は評論を参考にはするが、それで結論は出さない=自分で使い込まないと納得できない性分なので高く付くし時間もかかる。↓のリコーGXRとLeicaM9、そしてワイド専用のシグマDP-1mでシゴトが全部できる。もちろん簡単なスナップはμ4/3機やオリンパスXZ−1やルミックスLX5がいいと思う。 付いているファインダーは28mmのLeicaフェイクのものでモニターがハレて見えにくい時に使うのにちょうどいい大きさだ。

9/11

また新しいカメラだ…かなり価格が落ち着いて(そうとう安価)きたので、かねてからの計画どおり購入。リコーGXR+A16/24−85mm(通称「土管レンズ」)、手動ズームリングとして欲しかったがガマンしよう。ローパスフィルターレスでAPSカメラ唯一のレンズシャッターである。ついでに可動レンズキャップLC3を購入…これはレンズに厚さ6mmまでの55mmフィルターなら装着可能で(つまりPLなど以外の普通のフィルターならOK)フジX100をはじめとするフィルター取付にアダプター…などという別コストはかからない。これでボディ2台(ファインダー2個)、A16-ZOOM、P-Zoom、A12-Leica-Mユニット/たくさんのLeicaレンズ、そしてバッテリー共有のフジX100、秋の撮影旅行のシステムができあがった。GXR-IIが出ても機材資産は使えるだろう。これからテストを始める…仕上げはザラザラで埃が付いているように見える、まさしく土管レンズだ(@_@)

8/27

デジタルカメラのボディ補正の例。レンズ交換式ではないがペンタックスNB1000(安価なコンパクトカメラ)のモニターを撮影したら、あきらかにワイド端で樽型の歪曲収差が見られる(上)。そして実際にペンタックスNB1000で撮ると、モニターの画像とは異なりボディ内のソフトでほとんど歪曲が補正されている(下)。高価なオリンパスE−P3などはレンズが優秀なので、これほどハッキリはしないが、ボディ補正が強力なのも予測できるだろう。もちろん私はボディ補正を支持している…レンズのコストダウンや小型軽量化に有意。

8/21

オリンパスE−PM1+ルミックスG14mm…ずいぶん安くなって「小型・軽量」の目的で導入、つまりレンズはこれかズイコー17mmF2.8となる。オリンパスはさすがにカメラメーカー、PENシリーズはE−P1の時代からバッテリーやファインダーなどすべての機材がコンパティブルである。もちろん部品の質は少し改良されているが、ともかく互換性が高いのである。このカメラなど少しでも小さくしたいのだが無理にでもバッテリーは昔のままの規格である。電気メーカーのカメラはこの辺がバラバラなのである。バッテリーは小さいが充電器を2台も3台も持つのはナンセンスだと思う。
とりあえずオリンパスE−P3+E−PL2+E−PM1の3台で仕事ができる(ファインダーも三個持っている)。写りはE−PL2と変わらない…細かな設定が簡便化されている。紫色ボディにしたのはキレイだから(*^o^*) これとオリンパスXZ−1で軽〜く撮影ができる。

7/29

友人から偶然やってきたレンズ(これはソニーNEXマウント)、色々なレビューが出ていて(良い判断と悪い判断の両方がある)面白い…純正レンズでないとボディ補正(主として歪曲収差・色収差)が効かないので、純正レンズとの比較は公平とは言えないが、使う立場としては関係なく、フィルムカメラ時代と同じで結果だけが優先されるのだろう。だからレンズだけで完結する物づくりとなる。詳しくはまた後日だが画質・操作性共に「全然悪くない」だろう。

4/25

ルミックスLX5が来た…ここんとこハイエンドコンパクトに関心がある。もちろん各メーカーも開発を急いでいるはずである…スマートフォンや画質優先携帯電話の普及でコンパクトデジタルカメラの市場が狭まり、センサーの大型化が始まったのだろう。そろそろ画素数マジックにもユーザーは気が付きつつある…ミラーレスは安価で画質も良いが、多くの場合標準系のセットズームで満足(それは正しい選択とも言える)しているため、レンズ交換式は必須とは言えないだろう。それより画質のいい大口径ズームレンズ固定式ボディ(すなわちラージコンパクト)が合理的だと考えた…一応フジX10やキヤノンG1Xを触ったがライブではない光学式ファインダーではもの足りなく、1年前のモデル「オリンパスXZ−1」で味をしめて、1年半前のモデル「ルミックスLX5」を導入した(ワイド24mmが魅力)。どちらもミラーレス機のファインダーが無調整で付けられ、操作系もほとんど同じため使いやすいこと著しい。 結果はまだ出ないが、持った感じでは作り込みや質感はオリンパスXZ−1、軽快さではルミックスLX5だろう。 \(^ー^)/である。

ルミックスLX5とシグマDP1、どちらも同じ中国メーカー製、リコーGX用の可動キャップのコピー品を取り付けた…これらは世紀の大発明で「知的所有権」上の問題はあるだろうがユーザーとしては理想的な部品である。

3/5

携帯電話カメラ/サイバーショットS001で撮影した庄内の市場にて…アヴァンギャルドの作品のように店が1軒丸ごと半透明のフィルムで梱包されていた。アートモードとなると画質は二の次になるので携帯電話で撮って軽く画像処理で充分使える。 これからも更に更に「できること」が増えていくのだろう(=^_^=)

2/20

「民俗・地理学のフィールドから」の写真別テイク…HDRその他で絵を触るとこのようになる(慣れると約1分で可)。色相や彩度の変化ことだけではなく、明るくコントラストの高い手前と暗い堂内の階調差が少なくなり、奥の護摩焚きのようすがよく分かるようになる(=^_^=)  オリンパスE−P3

2/10

オリンパスXZ−1の初使用、アートモードのドラマチックトーン専用のカスタム設定で撮る。オリンパス独特のモードだが、オリンパスE−P3やオリンパスE−5・オリンパスE−PL2とそれぞれ微妙に結果が異なる。答としてはオリンパスXZ−1は最も効果が押さえられており、むしろドラマチック+ポップモードと云ったところだ。つまり怖さが少ない(^_^;) カメラは合焦はかなり速いものの読込が遅く連続の撮影はできない…連写はこのモードだと、そもそもできない設定だ(感度もオートのみ)。気のついたことはバッテリーが弱くて1日一生懸命撮ろうとすると(1000カット)3個はいるだろう。確かにもっと低機能のコンパクトカメラ用のバッテリー(サードパーティー製の場合は1個800円)で駆動するのだから仕方がないだろう。すべてアートモードで撮るので電気の消費も多くなるのだろう。

2/9

オリンパスXZ−1が韓国からやってきた。オリンパスの大騒動(ソニーが買うだのフジが資本提携するだの…)とは別にして、私はオリンパスのハード&ソフトウェアをとても気に入っている。オリンパスE−P1/オリンパスEPL2X2/オリンパスE−P3/オリンパスE−5に次いで、コンパクトカメラ(ラージコンパクトCCD)で、ドラマチックモード専用機として導入した。そして逆輸入モデルで韓国からやって来たのである。値段は国内品最安値より10%以上安価だ。違いは最初の画面が英語で出る(これは言語を日本語を選べば国内品と同じになる)のと、ボディ前面に韓国語のシールが貼ってある(これもシールなので剥がせば同じ)のと、充電器のコンセントが韓国式(これも日本式100Vのアダプター同梱)なことぐらいだ。要求していないのに韓国製の小型三脚とモニター保護フィルムまで付いてきた(^_^)v さっそくセッティング(取説は日本用のモノをコピーしたもの=もちろん網羅されている)をして、VF3ファインダーを取り付けたら、すでにファームアップモデルになっていて問題なく使用できた。ロワのバッテリー2個と純正開閉式キャップを含めて\40,000をかなり下回った。発注から到着まで3日間(倉庫は埼玉)、たどたどしい日本語の確認メールがやってきて不安になったが、日本の業者と比べても良心的だと思われる。ただいま充電中…このカメラはオリンパスμ8010と同じでボディ内での充電なので充電中は使えない…その替わりUSBでPCからでも充電できる。あとはオリンパスOM−Dシステムを揃えてオリンパス・フォーサーズの世界を守るつもりだ。フィルム時代は一部を除いてオリンパスを使わなかったのに不思議なものである。

これは友人から来た「オリンパスE−5」、レンズはズイコー7−14mm/ズイコー12−60mmである。オリンパスE330用に持っていた、ズイコー14−45mm/エルマリート14−50mm/シグマ10−20mm/シグマ55−200mmと合わせるとフォーサーズレンズもほどほど揃ってきた(=^_^=) ただいまフォーサーズボディはオリンパスE300/330/5/ルミックス-L1である。あとは単焦点のワイド(12mmか14mm)が欲しいものだ。


12/24

オリンパスE−P3とEPL2、やはり重さは別として大きさに差はあまりない。明日は初めてフィールドでオリンパスE−P3を使う…実戦でどの程度「鈍重さ」が出るかが課題だ…性能そのものはEPL2より上だ。

12/22

そんな訳でオリンパスE−P3を導入…少し触ったがモニターの絵はE-PL2の方がキレイだと思った。これは慣れの問題だが少しシャッターボタンが重い…全体に操作感が良く云えば重厚、悪く云えば鈍重。まさしくOLYMPUS PEN Lite E-PL2は軽く動かせる。だけど仕上げの良さや拡張された機能(特にブラケット撮影)は可能性を感じる。25日に初撮影が入っている\(^ー^)/

12/19

夏に買って、その後の主力カメラとしてたくさんシャッターを切って、どういう原因か分からないが不具合がでた…シングルモードで撮ってもたまに2枚シャッターが切れるのである。感覚としてはレリーズボタンのスイッチング不良と思われ、使ううちにその頻度が上がっていった(「まれに」から「たまに」「時々」に)のでついに先週水曜にサービスセンターに持ち込んだ。現場で即座にチェック…案の定「原因不明」、基板の交換となった→それが土曜には完了となり、宅急便で本日到着「早い!」…オリンパスは頑張っている。役員は困ったものだが、現場の技術者を見たときに報いてあげたいと思った。

12/7

マンションの11階からサイバーショットS001(携帯電話)で撮った冬の公園。これは画像処理ソフトで軽〜く触った(フォトショップではない)。今までの「明度・彩度・色相・コントラスト」などではなくデジタルカメラのアートフィルターのようなブラックボックス化された機能を使う…もちろん結果はPCのモニターで確認しながら処理できるので微妙な加減も簡単にできる。カメラのアート機能その他(特にHDR…いかにハーフトーンを残せるか?が課題と書いておこう)と後処理で撮る→作品化する、が一歩前に進んでいるのである。今や私にとってデジタルカメラ撮影は「見たまま写る」なんてことは全く無意味となっている。いかに画像に現場の視覚的情報を多く残せるかが大事になっている。ボチボチRAWで撮って加工することも考えないとイケナイのかも知れない…そうすると極度にデータが重くなり、処理や保存等の別の問題が起こる。

12/1

與喜天満神社参道にて。カメラのアートモードや画像処理ソフトで絵を加工する…フィルム時代の暗室作業は嫌いだったけど、こっちはとても楽しい。今後"リアル"ってもんが、どのあたりにあるのかが大きな課題だ。

11/24

OLYMPUS PEN Lite E-PL2+VF3+ズイコー12mmF2、オリンパスの危機的状況とは関係ない(もちろん昔からのOLYMPUS PEN ファンとしては残念な昨今である)ものの、少しは恩返しのつもりでセットで購入した。レンズ合焦は「速い!」初めてマイクロフォーサーズレンズで許容錯乱円を考慮した被写界深度目盛りが付いて、AF/MF/置きピン撮影が確信を持って使えることとなった。VF3も画面や画素が小さくなってVF2より見えは落ちるが、スッキリした画質で全然問題ない…しかし実勢価格が2000円ほどしか違わないので、今買うなら2を勧めたい(^_^)v

11/22

友人の教授が撮った写真…ルミックスGF-1+ポスタリゼーション…最近はカメラ雑誌でも作家によるデジタルカメラ・アートモード(PCでの加工も含む)での作品発表が普通になっている。かの加納典明氏もアートモードで撮っているそうな(*^o^*)…彼のオフィシャルサイトをご覧あれ。

11/17

OLYMPUS PEN Lite E-PL2…気に入ったカメラなので、ここんとこ価格が下がり「もう一台」購入した。どういう訳かボディ単体よりパンケーキ付きの方が安く(amazonで\35,000を切った)今回は白ボディだ…どうしてもフィルムカメラ時代と同様、同じボディを白黒2台持ってしまうのである。サブボディとしてルミックスGF-2では役不足、ルミックスGF-1なら望遠レンズを付けても大丈夫なのだが、さすがにボチボチ古さが出ている。 もう少しフィールドの現場でガンバルo(^-^)o

11/14

ズイコー45mmF1.8…新潟県加茂川のサケ採捕場にて。 ここでは分かりにくいが(換算値90mm)実用的画角と明るい(F1.8)口径比でボディの感度を上げなくても撮影可能である。目立たないが素晴らしいレンズと言えよう…マイクロフォーサーズやAPS系のレンズはセンサーフォーマットが小さい分、望遠レンズではコンパクトで明るいレンズの設計がワイドと比べて簡単で価格にも表れている(実売価格2万数千円)。ようやく単焦点レンズが増えてきて、ますますマイクロフォーサーズカメラに傾倒していきつつある。

10/26

ふとペンタックスNB1000-nanoblockの底を見たら「HOYA Corp.」と印字されていた。HOYAの作った数少ないペンタックスブランドのカメラになるかも知れない…HOYAのタイ工場が洪水により操業を停止し、メガネレンズの供給不足が起こっているようだ。私は直前に5個のメガネを作っていた…メガネレンズはHOYAがいい(と云っても詳しいわけではない=ニコンのメガネレンズはコーティングが弱くて傷が付きやすかった)。このカメラはサウンドを猫の声にしている…立ち上げるとミャオ、シャッターを切るとミャオ…どういうわけかシャッターのタイミングが遅れて、切ったつもりが一瞬あとに写る…レリーズ後も一瞬ホールドを緩めてはいけない。 ミャオ♪

10/20

明日からまた撮影旅行、今度は九頭竜川だ。 天候が悪そうなので今回のスナップシューターにはコシナ・フォクトレンダーの旧型SWH15mm(換算値23mm)を付ける。このレンズならルミックスGF-2などにMアダプターでもOKなのだが、リコーGXRに慣れるため(メリットとしては「ホールド感良好」「静か」「ファインダーのライブ感」などがある)ワイド系(25mm以下)はリコーGXRで撮りたい。もちろん28mmから上ははLeicaM9となるだろう。

10/17

ツァイスT*G28mmF2.8...このレンズぐらいがリコーGXRで使える限界のレンズか(つまり目測)…深度の目盛りを見て「被写界深度の範囲で大丈夫」と簡単に云う人がいるが、それほど簡単ではない。ボケ度(造語)は1/30ミリの錯乱円が許容範囲のため、フォーマットが小さいと同じレンズでも伸ばし率が上がり、理論的には見かけ上の深度は浅くなる。深度スケールは35mmフルサイズ用だと考えて欲しいものだ。もちろん21mmや18mmだと深度が圧倒的に深いため実用的にはフォーマットの差による問題はないが、28mmや35mmとなると中近距離では怪しくなると思っていい。この小さなストロボはあまり役に立たない…補助光程度か近距離に割り切ることだ。

10/12

同時に注文していたズイコー45mmF1.8用フードが届いた。レンズ先端のリングを外すとバヨネットの爪があって、それに取り付ける構造になっている。リングをなくしてしまう不安はあるが(Leica.summarit35mmF2.5も同様)確実な方法だろう。フードは深さが充分あり効果は期待できる。

10/11

一昨日発注したズイコー45mmF1.8が、もうやってきた…全般に商品が早く着くようになったようだ。これも不景気マインドのせいなのかと思う。 さてかねてから望んでいた単焦点の望遠レンズがずいぶん安価になって(そして秋のフィールドワークシーズンとなって)導入をした。そもそも私は近づけない場合以外はワイドで撮影するので「性能の良い望遠レンズ90か135mm」1本でいいのである…Leica時代も135mmまでで不満はなかった。デジタルカメラの主力はマイクロフォーサーズなので今回の導入となった…少しフォーマットが小さいだけで単焦点なら、この小ささ/軽さでF1.8である。これで準備万端、フィールドではレンズ交換はしないので、リコーGXR+ホロゴンG16mm改/ルミックスGF-1+ズイコー45mmF1.8/OLYMPUS PEN Lite E-PL2+ズイコー9-18mmの三台をぶらさげて撮影に望む(^_-) 室内でのテスト撮影ではズームとはひと味違う性能を出した。

10/6

スーパーアンギュロン21mmF4は39ミリ径の標準的なフック式のフードは付けられる。

これはホロゴンG16mm改での撮影。歪曲補正はしていないがキチンと周辺まで写る…周辺光量落ちもAPS−Cであれば目立たないだろう。絞りはF8固定なので、ある意味気が楽だ。

10/5   リコーGXR+スーパーアンギュロン21mmF4、堺市北長尾町へ行った。カメラの設定は露出補正−0.7、ビビッドポジション、ISO200(ほとんどデジタルカメラの感度は200で設定している=フィルム時代は100、カメラを持ちかえても勘が狂わないために特殊な場合を除いて、全般に感度は同じとしている)、当然ながら絞り優先AEである。このレンズの場合F8が良くて、たいていF5.6〜8半で使用する。

時刻は午後3時ごろ、AWB(これもたいていはオートで撮影)の煮詰めが足りないせいか、現実より夕陽のように見えている…しかし実際にマイルドな味付けができる。リコーも面白いところへ落としたものだ。イメージサークルの中央部を使っているため古いレンズとは云え素晴らしい描写で、F3.4モデルより味が出るように思う。少し露出不足(−0.3が妥当)だが飛ばす潰れずで好ましい。歪曲も補正をかけていないにもかかわらず事実上ゼロと云っていい(曲がったパイプは実際に曲がっている)…このレンズやホロゴンG16mmの真ん中を使って実用写真を撮ることが夢だったので、リコーGXRおよびMユニットの加勢はありがたいことである。

逆光には要注意、しばしば激しいフレアやゴースト、あるいはハイライトの滲みが見られる。画角が小さくなったので28mmか35mmレンズ用の39Фフードを探してみよう(純正フードはカッコいいが役には立たない)。やはりリコーGXRのエンジンのせいか、スーパーアンギュロン21mmF4のせいか色は渋い。しかし硬さはまったく見られない…ボディ設定ではビビッド以外は特別に触っていない。

試しにsummicron35mm用のLeica12585を付けてみた。これで画角のケラレはなくて、しかも深めなので逆光対策になるだろう(当然12504やIROOAもOK)。カッコも少し締まったかも知れない(o^。^o)

こうなると青空が青く写る…他のボディも含めてAWBの不思議である。でも私はAEやAWBにこだわりたい…ずっと前にも書いたが技術者の魂に触れて、「これで完成」「これにて一件落着」となれば進歩が止まり、停止時点の前にも後にも行けない事態となり、作品や精神、さらに商売にも悪影響が出るってものだ。先ごろ大型暗箱的なカメラにスキャナー式のセンサーを取り付けて撮影する話を聞いた。動体撮影はX、三脚を立てて風景やモノをスキャンするのである。すっかり100年以上前のスタイルになる…それも面白い、最新テクノロジーを駆使したカメラオブスキューラの誕生だ。それもこれも研究開発のたまもので、私が付いていくのも「ほんの少し」カメラの発展につながるといいと思う。まさしく新しい箱(リコーGXR)に古いレンズ(Leicaワールド)、Leicaはしぶとく復活する。目測でも1mぐらいなら大きくは外れない。

10/4

フードを純正(カッコいいが大袈裟)からニコンのパンケーキ用のものに替えてみた(49-52mmのステップアップリングを介する)…結果は画像のケラレはなく、ストロボ光のケラレも少なくなって、フードキャップの収まりもいいためGOODだ…今週の撮影には持っていくことにした\(^ー^)/

9/30

リコーGXR+ホロゴンG16mm改で外へ出た。大阪の地下街・地下鉄東梅田近辺で…これは露出補正−0.3、ビビッドモードで撮影。グレイが概ね自然に写っている=厳密には周辺部がほんのわずかマゼンタに寄っている…色シェードでR−1にして周辺光量を+1ぐらいで撮影した方がいいだろう。 リコーGXRは当分ホロゴンG16mm改とスーパーアンギュロン21mmF4のみで撮影しよう…もちろん24mm以上の焦点距離はLeicaM9で写す。そして時々エプソンRD1やオリンパスE−P1の出動ということだろう。

9/29

リコーGXR導入ミッションが「ようやく」済んだ。9/8に開始しボディは(2年前のモデル)価格が低く安定していたので、すぐに入手し(私は汎用性を持たせるため「28-300mm相当」のキットを購入…このレンズと新開発のMOSセンサーも見どころがあるが、それはまた後日)、技術者にスーパーアンギュロン21mmF4の整備を急いでもらい、専用ファインダーVF2もほどなく来たものの、肝心のMマウントユニットがいっこうに来ない…初期不良説(無限遠にピントが行かない)なども出て気をもんでいたが(9/19時点で店に確認すると「1ヶ月待ち」)あっさり9/26にOKが来て、昨日やってきた。 なぜ今更このカメラを導入しようとしたのか→スーパーアンギュロン21mmF4・F3.4、ホロゴンG16mm改、elmarit28mmF2.8/1stに関しては、私の持っているLeicaM9・エプソンRD1・OLYMPUS PEN Lite E-PL2やルミックスGF-1+Mアダプター(もちろんM8その他のカメラでも)では、後端の突出したこれらは、どうしても取り付けられなかったり、取り付けられても測光不能〜周辺のマゼンタかぶりなどの問題で使用ができなかった。このボディだけがハード・ソフト両面で撮影可能となったのである。特にスーパーアンギュロン21mmやホロゴンG16mm改は使いたいレンズなので(現在は死蔵)、比較的安価で簡単に達成されるチャンスだと思った…さてさてこれからテストだ。 結果が良ければ、リコーGXR用レンズで唯一欲しい「A12 28mm」を導入してミッションの終了だ。写真はリコーGXR/スーパーアンギュロン21mmF4/Pズームレンズユニット/そして大事な道具のマウントチェッカー…このボディではフルサイズは能力的に無理だろうが、「もし売れれば」来年あたりフルサイズ版が出てもおかしくないシステムである。2年前にリコーGXRが出たとき「何だ、オモチャじゃないか」と思ったことを素直に反省したいm(_ _)m

このようなことである…ただしホロゴンG16mm改でのみ行われたい。純正のホロゴン15mmではレンズ後端のフードがシャッター幕にぶつかり故障する。フードを切れば可能だが「数百万円」のレンズに改造は禁物だ。ファインダーの位置や大きさも具合が良い…外付け光学式ファインダーでも良さそうに思われるが、パララックスの問題や各種の撮影情報の表示などEVFのメリットは大きい。なにしろライブで見られるのだから…外付けだと微妙に実画像とは違う。だいいちプロでも時々見られる、シャッターを切ったあとファインダーから目を離してモニターでプレビューを確認する必要がない。私はこれを「みっともない」と感じてしまう…昔は一眼レフの一瞬の暗転すら問題視され、被写体をずっと見続けることが大事と皆が考えていたのである。

★急いで付け加え! このA12ユニットのマウント面には薄い保護用シールが貼ってあり(見えにくい)これを剥がしてからレンズを取り付けよう…故障するわけではないがフランジにズレが生ずる可能性がある(ライカマウントは緩い規格でできている=純正ボディでも年代や個体により微妙に固さがボディ・レンズ共に違うことがある)…案外「インフィニィティに届かない」話もここらあたりかも(o^。^o) この話はここまで。

9/28

ミラーレス一眼レフのファインダー三態。 OLYMPUS PEN Lite E-PL2/リコーGXR/ルミックスGF-1…値段や定格は左が高く右が低い。「見え」はやはり価格の順番である…外付けファインダーなしでも撮れるのだが日中のモニターは見にくい。ファインダーをくっつけると全体の価格(大きさも)は一眼レフとあまり変わらなくなり、両者の使い道の差が曖昧になる。それでも私はこれらのカメラの可能性を信じたい。

9/21

LeicaM9でのレンズテストを進めていく…とりあえずワイドレンズの周辺色カブリについてだ。 今日は部屋で蛍光灯下での定点撮影で、スーパーアンギュロン21mmF4/エルマリート21mmF2.8−1st/コシナ・ツアイス25mmF2.8/キヤノン25mmF3.5/コシナ・フォクトレンダー25mmF4/ロシアン・オリオン28mmF6をチェック…結果はSA21mmが作例のように強くカブって、CF25mmF4が薄くカブったぐらいで、あとのレンズは厳密には分からないがモニターで拡大して見た範囲では問題なしだった。特に古いキヤノン25mmF3.5が大丈夫なのは意外だ。 もちろん今回は周辺の色カブリだけのテストなので画質等々とは何も関係はない。

9/17

フジX100とリコーGXRは同じバッテリーだった(^_^;) サードパーティー(ロワ)を買ったら、そのように書いてあり、事実定格も機能も同じだ…ただしバッテリーの印刷によって方向が裏表になっているにすぎない。フジX100ユーザーはリコーGXRを買うときには予備バッテリーの心配をしなくて良いし、チャージャーも共通でOK(デザインは違う)なのである。安心して買ったらいい。デジタルカメラではしばしばこのようなことがあり、予備バッテリーを買うときにはよく調べることだ…純正も含めて2台のボディに6個のバッテリーという椿事とあいなった(@_@) 各社・各ボディのバッテリーが異なり(私は1日1000カットも撮るので時として1日2個で足りなくなることがある)4台別々のカメラを持つとボディ内も含めて12個のバッテリーをカバンに入れなくてはならないことになる(+チャージャーを4台)…今主力で使っているカメラはLeicaM9/OLYMPUS PEN Lite E-PL2/ルミックスGF-2/ソニーNEX−5…全部異なる。 家電メーカー各社はその点を考えて欲しい。全部同じバッテリーを踏襲せよとは云わない、どこのカメラと共通であるとかの開示や、ある程度いくつかの規格で標準化する努力をして欲しいものだ…同じ業界なのだから共存共栄を考えよう。フィルムカメラ時代は国際的にも統一の規格があり、たくさん持たなくてもよかったし、どこでも買えた。もちろんバッテリーだけではなくフィルターやキャップ・フード、レンズマウント等々いくらでもあるはずだ。

8/14

久しぶりに更新…宇治川上流にて。これはベルビアモードで撮影、キレイに写っているとも言えるし、これぐらいまで寄ると背景はピーカンでもボケるのは好ましいとも言える…しかしアスティアモード以外はどうも眠い(平板と云うべきか)、ベルビアモードでもむ派手な色相となるが眠い気がする…もう少しセッティングを考えてみよう。下の写真はアスティアモードでサッパリとしてバランスも取れているように思う。

7/24

なんばリバープレイスにて…このような撮り方だとピントはキチンと来る。ピントが合わない(これがしばしば起こりファインダー内に赤枠がでる…頻度はフィールドでドンドン撮ると10年前のデジタルカメラのレベルだろう)ことも多く「もう1回シャッター半押し」今度は合う…何が障害になっているのか分からない。それほど遠近競合が起こっているとは思えず、いきなり赤枠(合うと緑枠)がでるのである…しかも合っていなくてもシャッターは落ちてアウトフォーカスとなる。EVFでのプレビューでは分からない…いつも赤枠を意識していなければならないだろう。

7/23

大阪の道頓堀川を中心としたクルージングに参加した…川沿いのカフェから見ていると各種大小の船がひっきりなしに行き来している。年々盛んになっているようで、私の乗った船も(最新型の昇降式デッキ、窓やルーフも機械的に上げ下げでき、エアコンも完備されていて、船内で飲み物ので販売している=ちなみに飲み放題\1000)満船に近かった。吉本の中堅落語家がお笑いを交えながら大阪の歴史を話す90分だった。 このようなシーンではキレイに写るが、速度が遅い…AF−レリーズ−読込…ひとつひとつが少しずつ遅いため、全体としては1枚写し終えて次のカットに移るのにルミックスGF-1の倍はかかる。この即応性はルミックスGF-1>ソニーNEX−3>オリンパスE−P1>フジX100となる残念な結果だった。じっくりと撮るフィルムカメラ時代のスナップならストレスはない(1日でフィルム3本撮影)ものの、デジタルカメラ写真術として私が実行している1日500−1000カットのペースは不可能で、私のフィールドでの仕事には使えないレベルとなる(私は希なものをなるべく多くの映像情報を記録する必要があるのである=速く・たくさん)。写りの質はエンジンの違いによる個性の差はあっても、どれもほとんど同じなので、使い方に迷いが出る…Leicaのようにボツボツ歩きながら狙いをつけて写すようなことだろう(*^o^*)

そして逆光にも強くはない。純正フードを着けて太陽高度はまだ高い(PM3:30ごろ)のにキレイでないフレアが出る(^_^;)昔のレンズのようにコロコロッとしたゴーストが出る方がましである(どういう訳かTVカメラは今でもコロコロだ)。これに限らず最近のレンズはゴーストよりフレアを感じる…ゴースト減少はレンズ構成枚数が減ったこととコーティングが良くなったことが理由だろう。フレアについてもルミックスGF-1/ソニーNEX−3より好ましくないと感じたが、これについては「たまたま」ってこともあるので、同じ条件でテストしてみたい。

7/20

今回も外殻から眺めてみる…M3フェイクの象徴のOVF/EVF(光学ファインダー/電子ビューファインダー)の切り替えレバーだ。赤印のついたレバーを→方向に動かすとファインダー内で切り替わる。レバー倒れっぱなしではなく動かすたびにOVF⇔EVFが切り替わる…M3ではフィルム巻き戻し時のロック解除用レバー。このレバー基部の丸い窓がAF補助光/セルフタイマーランプ…矢印の横の小さな黒窓はマイクR、内蔵ストロボを挟んで反対側のある黒窓(穴?)はマイクL…Fnボタンと同じでM3フェイクとしてふさわしくないものは小さく目立たなくしてある。マイクに関してはムービーを撮らないのでテストはしない。ムービーも撮ればいいじゃないかと思われるだろうが、私はプロなので仕事に不必要なことはしないし「これから勉強」の暇と根気はない…それにちょっと練習したらなんとかなるレベルでは仕事はできないのである…ここらへんムービー機能を省いてコストや構造について考えてもらうとありがたいのだが…フィルム時代はキチンと分かれていた。スチルカメラの究極は私にとってはLeicaであり、デジタルカメラでも壊れにくくて簡潔なモノを望んでいる…もちろんソフトウェアのファームアップは期待したい。

7/19

ボディ上面のアナログダイアルはどちらも良好な視認性・感触である。左の露出補正用のダイアルは少し外に出っ張っているためアクティブに撮影していると回ってしまうことがある(クリックを少し固くするか、いっそプッシュボタンにするのがいいかも=だけど頻繁に補正したい私としては捨てがたい…)クラシックなシャッターボタン周りは手堅く、カッコよくて使い易い(レリーズも大事にしまっていたプロンターが使える\(^ー^)/)。ボタンを押すとシャッター半押しの感じが限りなくメカニカル時代のカメラに近づけてあり良好(写りはソニーNEX−3やルミックスGF-1と大差ないが、このような細かなことにコストをかけている印象で、先行機種の倍以上の10万円は納得できる価格と考える)。 アクセサリーシューもユニヴァーサルなもので純正品以外のストロボ等のアクセサリーが使える…シューの横にフィルム位置(センサー位置)を教えるΦマークも入っている…距離を測るのにメジャーでも使いますか。梨地仕上げのボディ表面もライカ並みとはいかないとしても、全盛期の国産レンジファインダー機の水準は保っている(好みとしては目の細かい白い梨地が好きだが、銀色にピカピカするのも全然悪くない…どうしたものかレンズ・フードの方がきめが細かい)。 小さなFnボタンは各機能を割り当てられ、私はフィルムモード選択にセットしている=つまりベルビア/アスティアモードを使い分けたいのである…フィルム時代、メインをアスティア系のセンシア、そしてベルビアを使っていたので馴染みがあるのである。ソニーNEX−3/ルミックスGF-1を使うときは思い切り「自分セッティング」にしているのに人間というものは面白い存在だと思う(o^。^o)

シャッター音も変えられる(YOU TUBEでアップしたいが面倒なので文章で紹介する…あとは店頭で試したら良い)。 1.レンズシャッター風 2.フォーカルブレン風 3.ミラーアップ風 (すべて取説どおり)…3がどうして必要か分からないが、ともかく音質・音量ともに設定可能である。1は「ヂッ」、昔の調整されたレンズシャッターの「チッ」という音とは違うが、携帯電話カメラの標準的な音よりはずっとそれらしい。2は明らかにライカを連想させる「コツン」、実際は電子音なので調整されたライカM3の「コトン」には及ばないとしても、充分雰囲気をだせている。3は1と2を足したような音が「ジャジャッ」と鳴る…これも意味不明。 ともあれ遊び心一杯の設定と言えよう…サイレントを重視して他のカメラではすべて可能の範囲で消音モードにしているのだが、フジX100では2の最小音量(自分だけ聞こえるレベル)で使っている。それにしてもフォーカルブレンシャッターを採用しているルミックスGF-1やソニーNEX−3の賑やかな事! ちなみにフジX100はレンズシャッターと電気シャッター併用である。すべてのデジタルカメラが電気シャッター(I/Oだけで制御)に移行して欲しいものだ。

7/16

読者からLeica純正フードの取付について情報が寄せられた(ありがとうございます)…これはsummicron35mm7枚玉などに用いられている12524だが少し改造して取り付けられている…ファインダーのケラれなどは改善されている。とうぜんその他のワイド用フードも可能とのことである。

7/15  私は使わない撮影モード・モノクロについて…なぜ使わないのかは「情報量」が少しでも減るのが困るからである(この場合は色彩)=写真の1回性、2度と来ない「その時」の映像情報が大切なのである。モノクロにしたい時は躊躇なく画像処理でおこなう。しかしモノクロフィルターの付いた当機では少し面白いと思われるので記す。 全体としてフィルター効果はフィルムカメラほどは絶大と言えないことが分かった。

標準(ノーフィルター?)、すべてF5.6 AE

Yフィルター…少し青空が落ちたか? しかしモノクロフィルムにYフィルターを使ったときほどの効果は見られない。

Rフィルター…あまり変わらない(カメラのモニターだともう少し空が暗くなる=デジタルカメラに標準など存在しないかといつも思う。モニターやエンジンでコロっと変わる)。しかしコントラストは多少上がっただろう…エンジンが飛んだり潰れたりしないように働いていると感じる。

Gフィルター…空は明るくなって木々の緑も明るくなる。全体にコントラストは低くなった。

おまけ…遠方より友人来る。YUFURAのマクドナルドでお茶を飲みつつ、友人がフジX100ですいた店内を撮影、とても率直に写る。

7/14

モニター、とうぜん色々な出方が選定できるが、フル表示だと「電子水準器」が表れる…真ん中の青い線がレベルで、白い線が現在の傾きを表す。このふたつが合致(つまり水平が出たら)緑線に変わる。この精度に問題がある(私は実際に確認したわけではない→初期型を所有している当サイト読者からのご指摘で、間違いなく傾いていたと確認できた)と初期出荷モデルでは言われていたが、私のフジX100はVer.1.10の最新モデルのためか精度は問題なく出ている。光学式ファインダーの弱点である(Leicaでもしばしばある)水平に撮る難しさを解消できる実質的なイイ工夫である…もちろん縦横2本ずつのグリッド線も含めて。コストがここら辺にもかかっていることが分かる(カッコだけではない!)。

7/13

唐崎で湖北方向をデイライトシンクロで撮影(夕方のちょうどイイ状況)。 まずは良好…しかし純正のフードを付けると近距離の場合少しケラれる。どういうものかフードの構造が大袈裟で単純なバヨネットならあと5mmは短くできたし、フード径も少し小さくても問題ないと思う…どうもファインダー切り替えレバーと同様、M3フェイクにこだわった姿勢が見え隠れする(と言ってもカッコイイことに変わりはない)。 私としてはバヨネットで位置決めが簡単なのだから角形フードがハレ切りにもシンクロやファインダーのケラれ対策にも良いと思っている↓

これの左肩の部分をelmarit28mmF2.8/4thのフードのように少し切り欠いたら◎である。

7/10   新緑の緑で庭も街も山も埋まりつつある…フジX100のテスト第一弾(o^。^o)

 フジX100のフィルムモード…最初からベルビア、プロビア(標準)、アスティアモードで撮影(ISO200.A=5.6、その他の設定は工場出荷状態)…標準は明らかに「眠い(-.-)zzZ」、ソフトとされているアスティアモードの方が見やすく、ベルビアモードが好みである。実際はその他の設定(明度/色相/コントラストetc…)で調整して好みや状況に合わせてみよう。

7/7

待望していたフジX100がやってきた^^/ サードパーティ・バッテリー2個、純正フード(これはアダプターを介してフィルターと共にレンズに付く…少し構造が複雑だ/昔のシリーズフィルターを挟んで使うフードを意識したものか?)などを購入して完了、明日試写も兼ねて梅雨空の琵琶湖に行ってみる。  サイバーショットS001…マクロでもちゃんと写る携帯だ(o^。^o)


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