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ミノルタ CLE  

M7になれなかったカメラ

今回は「カメラ談義5」のCLに続く、CLEの話をしよう。話の筋としてCLとの比較が多く出てくるのはこのカメラの性質上ご了解いただくこととする。
写真はCLEとその専用レンズのロッコールM28mmF2.8である(下に他の純正レンズ2本がある)。一挙に買ったわけではなく、CL用に40mm+90mm、のちにCLE、その後28mmを購入した。CLのページでも述べたように1970−80年代は、RF機はあくまでサブカメラとしてしか認識していなかったため、CLEの発売された1981年当時、少し関心はあったものの購入までにはいたらなかった(CLはキャノン35mmF1.5を付けて充分満足していた)。ところがCLEの製造・販売の終わった1983−85年の後、必要性が俄然出てきた。それは民俗・地理学の写真を撮り始めたのがこの頃なのと関係がある。海外も含めた水辺で写真を撮るようになり、ゴロゴロとした一眼レフだけでは色々不便が出始め、コンパクト(しかし高性能)なカメラの出番が回ってきたのである。その時持っていたCLは1976年に新品で買い、主にいわゆる散歩カメラとして遊びや作品用に使っていたのだが10年近く経って仕事用になった。それまで酷使していた訳ではなく、また基本の設計が良かったためサブカメラとしては上等であった。そんな頃(1985−6年)街を歩いていると大阪梅田の「大林カメラ」のショウケースにCLE用のロッコールの40mmが新品でかなり安い値段で1本だけ出ていた。たしかCLEは1984年で製造を中止し1985年には売り切ったはずだが(カメラショーのカタログには1985年まで載っている)、レンズやアクセサリーはあと1−2年後の1985−6年頃まであったのである。当時は今以上に一眼レフの絶頂期であり、RF機というと安物という印象があって、評論家の評価が高かった割にはあまり売れなかったと記憶している。なにしろ値段が高く・・・CLE ¥94000 28mm ¥56000 40mm ¥30000 90mm ¥54000 ・・・キャノンAE−1とCLE用のと同じようなスペックのレンズを比べると2/3程度の値段でAE−1の方が安かった・・・ライカは依然として高嶺の花(M6は定価¥397000、実勢価格35万円前後−レンズも推して知るべし。貨幣価値の変動を考えると現在のM6の3倍近くの価値だっただろう)でCLEで入門し、M6やライカ純正レンズに移行すると言うような環境ではまだなかった。最近カメラ雑誌のコンテストのページの撮影データにライカがしばしば登場しているのを見ると隔世の感がある。当時おそらくミノルタもCL、CLEではもう少し低い値段を付けたかったのだろうが、ライカとの関係でそれも叶わなかったのであろう。あるいはCLから次のCLEにライカが乗らなかったのも、その辺に理由があったのかも知れない。CLのページでも書いたようにCLEはAEという点でM6を凌駕していたと云えるのである。M5のサブカメラまたは入門機としてのCLの構想が崩れたあと、M6(1981年当時は先祖返りのM4−Pである!)のサブカメラどころか、逆に喰ってしまう可能性すら持ち合わせたCLEである。なんだか現在の状況に似ている・・・そういえば1981年にはキャノンニューF−1が、1985年はミノルタα7000が登場した年である。そして1988年ライカは経営を完全に譲渡した。当時ミノルタは思い切った路線を採れなかったが今は違う。ライカの経営危機説が繰り返し取り沙汰されているのもまんざら噂だけではないかも知れない。現に私や他の人達もヘキサーやコシナ=フォクトレンダー、その他のライカ系(ライカ製品も安い)の製品を気軽に購入している。ミノルタがライツと提携しており、ライカ神話も強かった時代の製品としてCLE(CLも)は不幸なカメラだったのかも知れないし、それがために数が少なく、現在珍重されているとも云えるのだろう。

話を戻そう。そんなわけで店も在庫を処分したかったのだろう。40mmを20000円以下で購入した。それから程なくして大阪近郊の大東市の駅前の店でやはり新品で90mmが出ており、これも安く購入した。CLにはキャノン35mm、ロッコール40mm、同90mmで1997年まで活躍してもらうこととなった。90%はキャノンT−90を中心とする一眼レフで撮影したが、あとの10%のうちの2/3位をこのCLシステムで撮った(あとの1/3は中判である)。私は今、ほとんどライカでしか撮らないが、それは1998年1月からで、そう古いわけではない。ライカ系のカメラでの総撮影カット数では文句無くCLが一番である。告白すると1998/1、決心してM6とズミクロン50mm.35mmASPHを買い、その後の3年間に全部でボディ12台、レンズ80本になってしまったのである。馬鹿げたことなので自慢には決してならないが、それだけライカワールドは広く魅力的な世界なのである。
さて1999年の3月、行きつけの店で新同品のCLEを10万円でついに買った。ほぼ同時期に28mmレンズも入手した(これはどうしても必要というわけではなく趣味的な関心である)。それまでAEのキヤノンTシリーズあるいはコンタックスRTSシリーズで撮影していたため、AEに対しての違和感はなく、むしろ野外では必要を感じていた。そしてほとんどのケースはマニュアルで問題ないとしても、急いで撮るときや明るさが目まぐるしく変わるような環境での撮影にAEがどうしても欲しかった(そしてライカワールドの遺産が生かせる)と云う理由での購入である。おそらくヘキサーRFが出た後では買わなかっただろう。実際ヘキサー(或いはTX−1)の購入後は出番は少ない。私にとっては自動化(特にAEとフィルムの給送)されたヘキサーやTX−1と完全なマニュアル操作のM5やM6が必要で、CLEの機能では不充分=中途半端な印象は否なめない。勿論1981年の段階では画期的であったことは特記せねばならないが・・・。コンパクトで高性能という意味だけならTC−1、GR−1、T3、ミニルックスなどの方が良いだろう。CLE(どんなカメラでもそうだが)は2型、3型と進化してこその値打ちであろう。ヘキサーRFにもそれを期待したい。ブームに乗った「落下傘」マシンでないことを切に願う。お世辞ではなくコニカを信頼している・・・。

さてここまで書き進めると、なにやらCLEの評価が低いようにとられるかも知れないが、そうでは決してない。あくまで私の現在の撮影の「目的と技術」に対して必要な評価なのである。一般論として見直すと別の側面が見えてくるだろう。「チョートクのカメラジャーナル 87」に−ミノルタCLEを復刻せよ−と云うマニュフェストが載っているし、ニコンからS3が復刻で出て予想より評判が良く、キャノンからもキャノンRF機が復刻で出るという噂もある昨今、まんざら笑い話ではないかも知れない。しかしS3やキャノン7等と違って、CLEにはコレクター的な意味はないだろうから機能的な進展を期待せねばならないだろう(本心では幻のミノルタスカイ+レンズ3本を期待するのだが)。あえて云えばAEに加えマニュアル露出でTTLが使えることと、フィルム給送の自動化は望みたい。

夢の話はさておき、ようやく使用感を解説しよう。詳しいメカニズムなどの解説は良いものがあるので紹介しておく。カメラレビュー「クラシックカメラ専科54−ライカブック2000」朝日ソノラマp46−51「ライツミノルタCL ミノルタCLE」:白松正著(氏はもとミノルタの企画・開発を担当しており、CL、CLEにも詳しい)を参照のこと。
まず大きさはW124.5XH77.5XD32で重さは375gとCLに比べて幅が3.5mm広い他はほぼ同等である。手に取ると大きさだけではなくボディのシルエットもほぼ同じで違和感は全くない(ついでに云えば一見まったく異なるカメラに見えるTC−1も、ボディ全体のシルエットは良く似ている)。まさにCLの発展型と云えよう。仕上げはCLの軽合金のボディ外板にブラック仕上げと見かけはほぼ同じであるが、実はCLEは強化プラスチックなのである(最初は騙されたほど似ている)。ボディに巻いてある人造皮革のシボはややCLEが粗く、ブラックク外装の強度はCLEがやや高いようである。ミノルタのロゴとCLEの文字のペイントがグレーがかった白で、その他の白ペイント部分は普通の白色である。CLのページでも述べたがミノルタのロゴは古いCLの時代のものが好みである(CLEでも試作機では旧ロゴである−新ロゴはCLEから始まったという)。デザインはそっくりなのだが、全体、そして細部のフィニッシュで2台を見比べると、偏見と云われるかも知れないがCLにライツを感じ、CLEにハイマチックを感じてしまうのは私だけであろうか。
カメラ前面向かって右にメインスイッチがある。作りが少しチャチで永年使うと壊れてしまいそうな印象がある。当時で10万円以上もする高級カメラとしては安易な作りと云えよう。バッテリーチェックとセルフタイマーの作動を示す赤ランプもやや安っぽさを感じさせるし、セルフタイマーが必要かどうかの吟味も要るだろう(CLでは付いていない)。少なくともこれを使うユーザー層を考えるとこれ程目立つ設定は不必要だと思えるのだが・・・。ポジションは上から@セルフタイマー、A電源OFF、BONである。それぞれロックがかかり、左に押しながらスライドさせる。ただし@からAやBに戻すときはロックはかからない。これは適切な設定である。レンズのロックボタンは普通のMライカと同じで、レンズを外すとシャッター幕面にドットパターンが見える。当時画期的だった幕面反射光のTTLダイレクト測光のためのものである。今もヘキサーやフォクトレンダー、TX−1、M6などのRF機のTTL測光に使われている方式の基本を、この時導入した先進性は評価できよう(このパテントはミノルタが持っていたようである)。もうひとつCLと大きく変わったこととしてシャッターダイアルがボディ上面の「普通」の位置に移ったことである。これは他のカメラから移行した人にとっては使い勝手が良いと思われるが、ボディ前面にあるCLと比べると別の結論となる。このデザイン上のCLの独自性は、好みとは別に実寸がCLEとほとんど変わらないのにひとまわり小さく感じさせることに役に立っているようである。CLEはただでさえ狭い軍艦部にシャッターダイアルを押し込んで、更にそれにシャッターボタンとASA感度の設定、シャッター速度の設定、露出補正と多くの機能を持たせたために操作性が良くない。Aポジションにしたままなら別に問題はないが、特に露出補正をかけるとき問題が出る。Aにはロックがかかっており、これを外すためにシャッターダイアルの脇の狭いスペースにあるロック解除ボタンを押しつつ操作せねばならず、迅速な操作ができないばかりでなく、誤ってシャッターボタンに触れてシャッターが落ちてしまうことすらあった。AEロックができないためどうしても露出補正は必要なので、この操作系には大いに疑問を感じる。シャッターはCLに比べ音は同じようなものだがCL独特の「プツン」というショックは取り除かれ改良されている。フィルム巻き上げレバーはほとんど同じデザインだがこれも改良されており、巻き上げ角が小さくなって、かつ動きにもスムーズさが増した。小刻み巻き上げができるようになればもっと良かったのだが。

ファインダーを覗くと見やすいことに気が付く。ファインダーの接眼窓が大きくなりファインダーシステム全体に改良がなされているらしくハレや着色は見られない。ヘキサーRFの解説でも述べたが、倍率が似たようなものなのにヘキサーより見やすい。シャープさはヘキサーがやや上だが、ファインダーの内面反射はCLEが少ない。CLも同等の性能を持っているが、ややマゼンタがかっておりCLEのほうが自然な色である。ただし倍率の差でCLの方がクリアに見える。距離計に関しては1999年のヘキサーと1981年のCLE、1973年のCL(更にベッサRやTX−1)を比べても差が大きくなく、技術者の努力にもかかわらず「良いものは良い」としか云えない結論であるのが不思議なところである。ファインダーのワイド化が進歩の足を引っ張っているのではないかと考えているのだがどうだろう? 妥協的に考えるとM6の0.72位が限界なのではないだろうか。つまり28mmでは「目玉をグルグルまわす」ような程度のファインダーである。0.85だと35mmでグルグル回さねばならず撮りにくい事このうえない。0.6になると90mmが豆粒のようになる。
話を戻すと、CLEのファインダー内表示は左側にシャッター速度の数字が並び、指をシャッターに触れさせると適正なシャッター速度の部分に発光ダイオードが点灯する。ここにも仕掛けがあってシャッターボタンに指が触れると通電しメーターが動くのである。指は導体であり、不良導体である手袋をして写そうとすると表示はでない。勿論どちらにせよ押し込めば適正値で切れることは云うまでもない。要するに電磁レリーズになって遊びが少なくなりシャッター半押しで通電することにメーカーが不安を感じたのであろう。思わず切ってしまうこともありうるのである(コンタックスRTSでも初代の電磁レリーズはすぐ落ちたが、今のモデルでは適当なストロークがあり、「シャッター半押し」はし易くなった)。今は各メーカーとも改良されてそんなことはないが、昔はよくあったものだ。露出制御は幕面反射TTLダイレクト測光として完成されたもので、何ら不安はなく実写でも良好な結果をだした。平均測光であるがこれも慣れの問題で違和感はない。ただし決定的な問題点がある。マニュアルで露出計が働かないのである。AEロックもなく、露出の補正もかけにくい操作系になっているために、より一層マニュアルの必要性を感じるのだが・・・。露出制御の点では現在のRF機に比べ、性能ではなく機能の点で劣ると云えよう。反対に云えばファインダーと違い、この点に技術的進歩があったのだろう。もうひとつ蛇足になるがシャッター幕面反射で計るのだが、1/30以下のスローではフィルム面を計るため(反射率のフィルムによる差はどうなるのだろう?)フィルムを入れないで空シャッターを切るとまるで遅くなり故障かと思うことになる。要するにリアルタイムな露出とするためにスローではフィルム面測光となったのだろう。これは写る「その時」まで正確に計り続けるというミクロ的な利点はあるが(ヘキサーでは露光直前の適正値を記憶させている)、今となってはおおむね精神的な優位にすぎない。

フィルムを入れる。CL(古いコンタックスやニコンSと同じくボディをふたつに分離する)と異なり「普通」の方法でバックドアを開ける。と言っても一度ではできない。まずボディ底面にある巻き戻しクランクを引く、そして時計回りと反対方向に回すとドアが開く。あとはこの時代の普通のカメラと同じくパトローネを入れ、フィルムリーダーを巻き上げスプールに差し込み(ここはM6のクィックローディングシステムの方が優れている)、巻き上げレバーで少し巻き、スプロケットにパーフォレーションを噛ませ蓋を閉める、2カットの空写しで完了。撮影では28.40.90mmに割り切ったフレームで軽快に取り扱える。CLが35(これはフルフレーム).40.50.90mmとなっているのと比較は難しいがどちらもM4−P.M6などと比べると割り切った発想だろう。距離計の基線長の問題で望遠は難しいのも事実だが・・・写真家にとっては関知せぬ事である。コンパクトなMライカにとっては広角、標準で充分で、たま〜に90mmが使えればそれで充分と云え、それが28−40か35−40−50かの選択肢をどう選ぶかと云うことである。私はCL、CLEの組み合わせのどちらにも共感する。撮影が終了するとボディ底面のボタンを押し、クランクで巻き戻す。ごく普通である。

まとめると、CLEはライカと共に開発しライカの世界戦略としてM5とともにラインアップされたCLの後継機種として改良されたカメラであり、その時代の最新の技術でコンパクトながら高性能に仕上げてある。まさにライカイーターとなる可能性もあったカメラなのである。真偽は定かではないが、一説によるとM6が出ることになったためCLEは生産を終えさせられたという。もっともなこととも云えよう。ヘキサーRF、ベッサRの登場でM6TTLが売れなくなり、慌てて限定モデルを幾つも(2000年モデルとLHSAモデル他、更にはシーベルから筆記体ロゴ付の日本向けモデルまで)出した現状をみるとそう思えなくもない。ともあれ良いカメラだが、単発・短命なカメラにありがちな様々の要改良点を内包し、時を経た今となっては修理すらできなくなっている現状を考えると、やはり最初のあたりに書いたように長く造り、2型、3型と進化していくべきカメラだっただろうと今更ながらおもわれる。コニカもヘキサーの開発の際、ライカ社に「挨拶」に行ったようだが、当時技術提携していたミノルタにはおそらく開発の続行が難しかったのだろう。しかしミノルタにはもう一度のチャンスがあるだろう。戦後すぐからのRFの技術蓄積もあるだろうし、なによりCL.CLEのノウハウは他の日本企業に対しアドバンテージをとっているのだから一層の期待ができるのである(図面も金型も開発社員すら社内に残っている)。ヘキサーRFは理想のM7に限りなく近づいたが、CLE−2には更に先へ行く可能性を持っていると云えよう。それがM7になりきれなかったCLEへのオマージュとなるだろう。伝説は二度作られる・・・。

Mロッコール90mmF4と40mmF2。どちらもCL用と似ているが少しづつ異なる。見かけの好みとしてはCL用が好きだが性能はこちらが上である。40mmはゴム製のフードを好まないのでヘキサノン50mmF2.4L限定レンズ用のものを使っている。最近はこの2本とCLEにキヤノンの28mmを取りつけたものをメインで使うことも増えてきた。いいレンズ、コンパクトで普通の人から見たら「安物のカメラ」で野外で仕事がしやすいことに気が付いたのである。現在CLEは2台所有(仕事上の癖で、気に入ると最低2台は用意する。レンズも40mmは2本あり、ゾナー40mm/CL用40mmと合わせると、4本もある)。

レンズについては長くなったので別項に譲るが、ひとつふたつ述べておくと、1.マウントはMだがライカレンズとは違う性質(まさしくロッコール)のレンズである。2.ロッコール28mmレンズは性能は良いが、コンパクトなボディとのバランスが悪く、私はCLEを使う時はもっとコンパクトなキャノン28mmF3.5/2.8かロッコールG28mmF3.5(フードなし=不要である)を取り付けていることが多い。

キャノン28mmF3.5付・・・バランスが良い。レンズは多少の癖があるが合格点。

冬の信楽にて、「葬式の日」。  CLE+Gロッコール28mmF3.5+KR

ミノルタレンズならこれだ。私の持っている28mmレンズの中ではF5.6までなら最高の画質である(反対にF8より絞ると線が太くなり平凡なレンズとなる)。コンパクトで軽く、仕上げも上々、GR28/elmarit28-3rd-4th/hexanon-KM28 とならんで私には必須のレンズだ=最も多用する焦点距離が28mmなのである。

やはりCLEには薄型レンズだ。これはキヤノン28mmF2.8Lを取りつけたもの。

*追補:1  最近ミノルタが国内のカメラ生産を停止すると発表があった。CLE−2の夢もついえ去ったか・・・しかし図面や金型が残っている限り諦めはしない。

*追補:2  ミノルタがコニカと合併をすることになったようだ。これでミノルタの持っているライカとの提携時の様々な技術をヘキサーに活かせる可能性も出てきた...もちろん時節を考えるとあまりに楽観的な観測だが、それでも期待したい。ヘキサーRFおよびヘキサノンKMレンズ群の完成度は素晴らしく、CL/CLEの技術と融合すれば「コンパクトなMマウントカメラ」の実現は無茶な企画とは思えない。ただし本当のところはヘキサーRFすら消滅の可能性大である。

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