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デジタルカメラ・レポート …ページサイズが大きくなりすぎたので、2011−2015年分は下記に移動しました。

「デジタルカメラ・レポートの1」


2018.5.24

SONY-α6300+Zeiss Vario-tessar E16-70mmF4で、35mm程度の絞り開放での等倍切り出し…これではレンズのテストにしかならないが、α6000と比べると6300は少しコントラストを上げているように感じられる。F5.6にすると周辺も含めて完了となる。いずれにしてもそれほどは違わない。気になった点としてレンズマウントが固くなり、レンズ脱着が迅速にいかないことだ。フィルム時代ならマウントにグリスを塗ってとなるのだがデジタルだとそうもいかない。私はレンズ交換をしない方だが、頻繁に交換する人にはストレスになるかも知れないレベルである。36カット撮った感想としては、+として1.サイレントシャッターが便利=6500のボディ手振れ補正(1日1000カット以上撮り続けるためセンサーを常時動かすのにリスクを感じている=使い込むとピントの微妙なズレや片ボケを誘発する危惧を密かに持っている)を必要としない。電子先膜シャッターも6000より軽く静かになった。2.AFが少し速くなった=おそらく精度も上がっているだろう。3.EVFもやや見えが良くなった。−としては、1.EVFで全撮影情報が出なくなった。2.機械が重くなった(これはボディは軽くて大きいのが私の好み)…ともかく画質的には限界近くに来ているため、使い勝手の良さを求めている。

2018.5.23

昨日これがやって来た…アップする時間がなかったので今日にした。同じ画角のレンズを付けるとAPSとフルサイズでは、親子以上の差がある。更に重さでは見た目より差は大きく、同じEマウントカメラと言えども別モノと考えた方がよい。

これは作例にはならない。目一杯の接写でもZeiss Vario-tessar E16-70mmF4ではあまり近寄れず、オリジナルから半分にトリミングしている。長年使ってきたα6000とどう違うのかはまだ分からない。サイレントシャッターだけは便利な仕様である。おそらく画質的には限界に来ているセンサーなのだろうが、ボディの機能(+質感)が高まっているように思われる。とりあえずα6000とほとんど同じ取り回しなので違和感はまったくない=どうした訳かEVF時の画面表示が簡単になったぐらい(モニターでは従来通り)か?

2018.5.20

OLYMPUS E-PM1…μ4/3マウントの最初の小型機で、小型軽量は結構なのだが、ボディバランスが悪い上に手振れ補正の効きが不十分で、手振れを起こしやすい=そして高感度に弱い時代のカメラだったため埋もれてしまったボディである。パンケーキレンズZUIKO 17mmF2.8(これはμ4/3最初のレンズ)と小型ファインダーを付けて撮影してみた。実効1240万画素のため拡大するとアラが見えてくるが、一般的な戸外での撮影では使えるモノだろう。LUMIX GX8やOLYMPUS PEN-Fの導入でサブにちょうど良いボディなのである(BCLを蓋にしておくとかさばらない=たとえ旅行で1回も使わなくても負担にはならない)。

京都府旧加茂町の「残念石」=切り出された石が不要となったため河岸に放置されている(江戸時代)。藪の向こうが木津川でここから水運で下流に石材を運んだ遺構でもある。水運は浮力を生かして重い物は絶対的に有利だったのである。

2018.5.13

OLYMPUS PEN-F用のハーフケースを試してみる…ボディ保護というより最近のミラーレスカメラが小型化しすぎて取扱がしにくいため、少しでも大きくしようという意図である。高さは7-8mm高くなり幅も2-3mm大きくなって具合がいい。そしてボディ形状を柔らかくする効果もあり数台の小型カメラに導入している。OLYMPUS PEN-Fの場合ボディがフラットなのが特徴で、Leicaを長年使ってきた筆者としては歓迎なのだが、やはりこの大きさでフラットなのは持ちにくい(実際グリップに慣れてしまったのかLeica-Qでも持ちにい)…この社外品ケースはホンの少しケースのグリップ部が盛り上がっていて、この程度が一番良さそうな形になっている。なかなか研究しているメーカー(中国製)で、バッテリーやSDカードの出し入れもケースのまま可能である。当然にボディ下部も止めネジがケースに埋まっていてフラットになっている。そして純正品の半分以下の価格である…あなどるべきではない。

2018.5.9

どちらも高性能コンパクトデジタルカメラだが、いわくがあってほとんど使ってこなかったカメラである。Canonは買ってすぐ故障し(もちろん保証で直したが)信頼性を失ってそのままになっていた。Panasonicはサブに丁度良いと思い、友人二人とほぼ発売と同時に買ったのだが、友人の個体が2台とも不調となって、私のは特に問題がないものの使う気が失せてお蔵入りとなってきた。気を取り直して今回テストしてみると、いずれも悪くないのである。私のサブカメラの定義では「全部入り」=ズーム・ファインダー・ストロボetc付きでないといけないので、これらは条件としては合格である。LUMIX LF-1に入っていたSDカードの最後に撮った画像は2013年(これは発売年)であった。買ってすぐに1−2度使い(もちろんサブとして)4年半ぐらい使っていなかったことになる。少しは反省せねばならないだろう。

2018.5.3

以前からLUMIX 14mmF2.5Gを持っていて、ずいぶん便利なレンズ(デジタル時代になってテレセン特性のためにワイドパンケーキの良いレンズが少ない)と思ってしばしば使ってきたが、気になったこととしてLUMIX 14mmF2.5G-IIが出たことがある。Panasonicはデザインの小変更のみとしているが、どうも合点がいかなかった…何か改良があるに違いないと思っていたのである。今回OLYMPUS PEN-Fを買ったついでにシルバーのLUMIX 14mmF2.5G-IIを価格も低いので導入してみた。デザイン上の変更などは認められない(文字の配置が少し変わったことと、レンズ交換指標が赤から白になったぐらい)…そして完璧ではないが実写してみると、II型が中央部の解像力が勝っているように思われた。AF速度や内面反射なども改良されているかも知れないので(いずれにしても小改良)結論は急がない…同じレンズを2本持つことは案外多いのである。個体差ならそれでもいい…写りが良ければ。

2018.4.28

天気が良くなったのでLUMIX G 7-14mmF4とZUIKO 9-18mmF4-5.6の比較をした。ボディはLUMIX GX8。掲出画像では分からないが(いずれも9mmF4で撮影)どちらのレンズも周辺を除いて絞り開放から充分使える画質で、屋外での常用絞りF8なら完璧に近い画質が得られる。ここには出さないがズーミングして14mm同士で比較すると開放の場合ZUIKOが僅かに良いようだ(1段絞れば同じ)。実勢価格差3万円と携行性を考えるとZUIKO 9-18mmF4-5.6の方が良さそうに見えるだろうし、一般的なアマチュアにはZUIKOを勧めるだろう。しかし…

2枚の写真は比較のために9mmF4でいずれも撮影(ほんの少しLUMIXが長く9.5mmぐらいになっている)。

 では価格差を埋めるものは何だろう? 当然ワイド側に2mm寄った効果だろう。たった2mmでもワイド側なら画角で10度も違うのである(50mm以上の焦点距離なら2mmなど問題にならない)。LUMIX G 7-14mmF4はμ4/3草創期(2009年にμ4/3ミラーレス機のE-P1やGF-1が世に出ると同時期)に設計されたレンズだが、現在まで長寿を誇るだけのことはあるレンズだと思う。そしてZUIKO 9-18mmF4-5.6の弱点は小型であっても沈胴式のために(しかもロック付)取り回しが良くない。そしてレンズに隙間が多くなるため埃の進入の可能性も高まる。沈胴を伸ばしっぱなしなら良さそうに思うだろうが、衝撃が加わると光軸のズレなどのリスクがあるため(ほんの僅かであっても片ボケとなる)携行時は沈胴させておくべきである。つまり速射性では落ちる=せめてG VARIO12-32mmF3.5-5.6のようにロックなしにできなかったものだろうか…。昔のレンズと異なり、AF主流となった昨今、レンズモーターを小型・高速化するためには鏡胴やガラスなどの軽量化を図らねばならず、かつセンサーの特性上、射出瞳をなるべく遠く取らねばならないため(テレセントリック)レンズが長くなることになり、より軽く造る必要があるのもおおいに関係あるレンズ強度と画質のジレンマと考えている=沈胴レンズという発想自体、70年前のelmer以来誰も交換レンズに試さなかったし、コンパクトカメラ以外にはほとんど実用化されていなかった鏡胴設計なのである。私はデジタルカメラ時代になってLeicaを除いてMFを使わないので距離環も必要ないと思っている(ついでに絞り環も不要=ボディ制御で用をなす)、インナーフォーカス&インナーズーム(設計は難しくなるが…)、それらもすべて上記の理由のため大きくなりがちのレンズを少しでも小型で強度の確保のために(ついでにコストダウン、ついでに防塵性強化)良いことだと思うのである。つまりなるべ出っ張りのないくツルンとした鏡胴で可動部が外にないレンズが理想と考えている(趣味性はなくなる)。

2018.4.21

種々の都合でLUMIX GX7-IIがやってきた。大きさはひとまわり以上小さいがLUMIX GX8とそっくりの意匠である。先日のOLYMPUS PEN-Fから、にわかにμ4/3機材が増えている。これも島や町歩きの企画が増えているせいだ+私の高齢化により小型で性能の良い機械の必要性が高まっているためでもある。さいわいミラーレス初期からμ4/3カメラは使っており、レンズ資産は充分なぐらいあるので(最近の高価で明るいレンズは持っていない)取りあえずボディの更新により目的は達成されるだろう。特にフルサイズ・APSカメラを止めるという訳ではない。

かねてから愛用のLUMIX GX7(出てすぐ入手=2台持っている)と比べるとサイズはほとんど同じ、機能の少しの前進とコストダウンによる質感の後退はあるが、総合的な性能は大差ないと思われる。いちばん違ったのは最近の大型の大口径レンズに対応するためだろうがグリップ部が小さくなりホールド感が悪くなったことと、関連してシャッターボタンが少し端に寄ったためにレリーズに窮屈になったことだろう。チルトEVFの廃止や各部の仕上げが簡便になったのは単なるコストダウンと割り切れるが、ホールド感の低下は慣れの問題とはいえ看過できない…しばらく使ってエンジンや機構的な向上を見て判断してみたい。同じデザインのLUMIX GX8はボディ全体が大きいためにこのような違和感はない。

と言っている間にLUMIX G7-14mmF4が宅配便でやって来た。このレンズは発売当時から欲しいと思っていたが、当時(発売は2009.4)μ4/3用レンズで7万円オーバーは、非常に高価な部類で、「7万円を切ったら」と思っているうちにSONY α系やFUJIFILM X系などに移っていき、レンズは12mm/14mm/15mmのみでの使用となったのである。今では少し時代遅れのロートルレンズになってしまったが、F4にとどめているため7-14mmとしては小型で軽く「とても高価」とも言えなくなったので導入とした。簡単なテストをすると、7mmではさすがにF8まで絞らないと周辺が良くないが、10-14mmならF5.6で必要十分な性能が出せる。焦点距離が違うので比較は難しいが(この焦点距離で2mm違うと大きい)既存のZUIKO 9-18mmF4-5.6と比べてみよう。今回のμ4/3充実プロジェクトは友人から来たLUMIX GX8をかわきりにボディ2台、レンズ2本で取りあえず終了とする。

と設定を詰めているうちに、同時に買った社外品のハーフケースを付けてみると、ひとまわり大きくなるのとグリップ部を緩やかにカバーするためにホールド感がぐっと良くなることを発見した。一歩前進である。

2018.4.19

下の方にも画像が出ているがNikon D700+NIKKOR 24-120mmF3.5-5.6Dでの今日夕方の絵…Leica MEとは違った硬さがなかなか良いだろう。画素数が少ないのでピクセル等倍で見ると頼りないが、リサイズすると俄然カリッと来る=いまだにNikon D700を使い続けているプロも多いと聞く…Dレンズと共にそれも肯けることだ。

今となっては「たったの1200万画素」だがLeicaと比べても階調性が劣ることはない(硬い分少し粗めの細部)。Leica MEも1800万画素なのでたいして変わらないが…。

2018.4.18

今日は休暇なので、夕刻晴れてきたために庭や街路の”Leica ME+RICHO GR28mmF2.8”による実写だ。微視的に見ると最新のα7系やN&C社の新鋭機に負けるが、実際に使ってみると(撮影に気を遣わないといけないが…)なんとも言えない雰囲気がある。もう少し使ってやらないと思う。季節は4月なかばというより晩春の雰囲気の木々である=私の子供の頃より半月ぐらいずれているように感じられる。

2018.4.9

昨日とはうって変わって最新(?)のOLYMPUS PEN-Fがやって来た。μ4/3ボディはこれで最後の記念の機械として購入(友人のLUMIX GX8を譲り受けたときに考えた事だ…良いのにお終いとは矛盾しているが、本意は皆そのうち分かる)…更に最新のLUMIX GX7-IIIやOM-Dシリーズでも良かったのだが、やはり追いかけるのはやめて、郷愁とも思える凝りに凝った造りのOLYMPUS PEN-Fにしたのである…発売後2年も経つのにあまり値段が下がらず、中古品も多くは出ていない。やはり似たようなロートル組が買って持ち続けているに違いがない。LUMIX GX8と同様モニターを反転するとボディの一部と化す…EVF(GX8よりかなり小さい)で設定もプレビューも出るのでLUMIX GX8と同様、ほとんどモニターを表返すことはないだろう。ストロボは内蔵しない代わりに専用のボディ給電ストロボが元箱の隅に同梱となっている。相変わらずOLYMPUSの操作系は複雑で機能を理解するには多くの時間を要する=特にこの機械は。

日没後の庭に出てデフォルトで撮ってみる=ほとんど真っ暗に近いシーンだが、さすがにOLYMPUSの手振れ補正は強力で見事に止まった…AWBも実際の色に近く、日没後の青い雰囲気はよく出ている。少し冒険だが、明日撮影に行くのでコレを持っていこうと思う。気が付いた点としてSDカードの脱着が固くてスムーズではない。

2018.4.8

このところ毎日庭の春の花を撮っていて(多くは古いカメラで)このサイトで何度も書いているように、整備された古い機械とレンズにも使用のチャンスがあると再確認した。OLYMPUSの4台はメンテナンスに出してリファインされ、機械的には何も問題がない(そしてセンサークリーニングも実施)ことが分かり、レンズは1970-80年代に完成域に達していたために10年前と現在に画質における性能差はない…AFの速度や手振れ補正には進歩がある。4/3の規格自体は消滅したが、4台あれば写真家人生の最後まで使えるだろう(もちろん他の機械の方が多く使う)。小さな問題としてはLUMIX L-1の撮影後のプレビューが希に出ないことがある(ちゃんと記録はされる)ことと、OLYMPUS E-300のバッテリー室の蓋にガタが少し出始めたことぐらい。ZUIKO 12-60mmF2.8-4は1回レンズモーターが動かなくなって交換した。レンズはZUIKO 7-14mmF4 ZUIKO 12-60mmF2.8-4 ZUIKO 14-45mmF3.5-5.6 Leica D Vario-Elmarit 14-50mm F2.8-3.5 ASPH. そしてシグマの10-20mm/50-200mmがあって必要画角はカバーされている。 程度の良い中古機がとても安く売られており(高級機のE-5は除く/サービス体制の良さからOLYMPUSの製品を勧める)メンテナンス料を含めても現在のAPSエントリー機のレンズ付きで半分程度の価格で、より良い性能・強度を手に入れられるとさえ言える。

今日撮影した庭のドウダンツツジ=OLYMPUS E-5+ZUIKO 12-60mmF2.8-4。リサイズのみ…まったく破綻はない。小さく写真を使う場合、深度の浅いフルサイズよりAPSやμ4/3(4/3も含む)の方が使いやすいこともあり、単に小型軽量だけが小型フォーマットの特質ではないのである。レンズについては設計上小さなイメージサークルの方が性能(解像力・明るさetc)を上げやすいことは常識である。プロも含むμ4/3全盛の今の本質もその辺にあると思っている。

2018.3.24

花の季節=毎日庭の花木を観察している。同時に同じような条件で各カメラ・レンズがどのように写るかの実験もできる。上はOLYMPUS E-330+ZUIKO 14-45mmF3.5-5.6、下はCanon 5D-III+Canon EF17-40mmF4…どちらもシンクロ(OLYMPUSは内蔵・Canon 5D-IIIは純正品)させている。特別な設定はせずに普通にTTL-AEで撮影した。画角が違うため厳密な評価はできないが、ここでも古いカメラの実力は侮れないことが分かるだろう。昨今の(特にSONY)ボディのスペック競争で写真と言うより写真機論争になっているのには少し嘆いている…私も最新カメラを持ってはいるが、それは仕事の性質により必要なので、必要のない場面では(その方が多い)スペックの落ちる、その代わり軽い・安定的なカメラを選ぶのである。ダイナミックレンジではCanon 5D-III、AWBではOLYMPUS E-330が優れている。原画を見ればシャープネスはCanon 5D-IIIが当然良いが、モニターサイズでは分からない。

こちらはFuji finepix S3pro+NIKKOR 18-70mm 3.5-4.5G EDである…更にダイナミックレンジは狭い。これも内蔵ストロボ使用。

Fuji finepix S3pro+NIKKOR 18-70mm 3.5-4.5G ED…古いカメラを試用・使用するのは楽しく興味深い。どこまで実写で通用するのか(このカメラは写真館御用達のプロ用カメラだった)今後も使っていく。単三電池4本で動いている。

Canon 5D-III+Canon EF17-40mmF4…重いが信頼できる機械だ。フルサイズカメラはCanon 6D/Canon 5D-III/SONY α7R-II/SONY α7-II/SONY α7/SONY α7R/Nikon D800/Nikon D610/Nikon Df/Leica M9/Leica ME/Leica M Monochrome/Leica M Typ262/Leica-Qと数多く持っているが(理由はメーカーや評論家の言を鵜呑みせずに自分で試して決めるからである)どれも優れたところと劣後するところがあり(スペックのことではなく総合的使用感と画調)、それで高くつくがとれもレンズも含めてラインで揃えているのである。マウントを押さえておけば各メーカーが画期的な機械を出しても、取りあえず付いていけるために現在使わなくても売り払わないことになっている。現在はAPSカメラも含めて小型軽量のSONY α系が主力で、定点撮影はCanon 5D-IIIとなっている。

2018.3.16

Canon 6D+Tokina 17-35mmF4

どちらも同じ時間に同じ条件で数日前に撮ったものだが、ずいぶん雰囲気が違う…いずれもワイド端・F8…どちらも決してメジャーな組合せではないが良く写っていると思う。好みとしてはCanon 6D(よりリアル感がある)になるが、それでもニコンの古風とも思われる硬さもぜんぜん悪くない。今年最初の花見撮影にはNikon D700+NIKKOR 24-120mmF3.5-5.6Dで行くつもりなのである(ただし重いので歩き撮影には不向きだ)。

Nikon D700+NIKKOR 24-120mmF3.5-5.6D

2018.3.10

先日の堺大浜の撮影で(レンズはLEICA DG SUMMILUX 15mm/F1.7)たいへん気に入ったカメラのためにG VARIO12-60mm F3.5-5.6を導入した(Leica判換算24-120mm)。本当はLeica版の12-60mmが良いのだろうが、このレンズの価格が4万円を切り、Leica版の半額よりかなり安くなったことと、このレンズは常用ではなく(常用はLEICA DG SUMMILUX 15mm/F1.7かLUMIX 14mmF2.5G)これ1台で撮影の全部をこなす時に使う目的のために絞り1段暗くなるぐらいで相当に小型となるためである。重めのボディに長いが軽めのレンズ、バランスは良好…ますますLUMIX L-1に似てきた。

天気がよいのでさっそくテスト…結果は絞り開放から充分使えることも確かめた…μ4/3レンズの良さはここにもある=イメージサークルが小さくて良いので設計的に造りやすい。上のワイド12mm(F3.5)では周辺に緩みがあるが実用的には問題なくF5.6で完了だ。下の25mm(F4.5)では完全に開放から周辺までピントが来る。画像はアップしないが60mmでも同様で、絞っても変化はなく安定したレンズと言えるだろう。造りはブラスチッキーで好まない人もいるだろうが私は軽さを重んじるためにこれで良いのである(マウントは金属)。

2018.3.4

天気がよいので(私は花粉症悪化のせいで出かけられない)テスト…疑問を持っていたLeica ME/M9の新センサーテストに本格的に入る。まずはRICHO GR28mmF2.8とelmarit28mmF2.8/4thである。いずれもボディのレンズポジションはelmarit28mmF2.8/4th…どちらのレンズも優秀で絞り開放から使える=ややRICHO GR28mmF2.8のごく周辺が僅かに流れるぐらいであった。新センサーでは解像力では何ら問題はないので、むしろ色味の変化が重要なのである。そのためここではF5.6の写真を出した(AWB撮影)。同じボディで連続して撮っているにも関わらず、ずいぶんと色味が異なる…フィルム時代ならレンズの個性と言い切っていたが、デジタルカメラの場合はボディとのマッチングが要素として重要になってくる。elmarit28mmF2.8では路面のグレイは自然だが空の色や左下の擁壁を見ると分かるように全体にほんの少し緑に傾いている。屋根の色もGRが赤く(こちらがホンモノの色)elmaritが黄色っぽい…RICHO GR28mmF2.8は露出が濃いが全体の色は自然である。しかし路面の周辺部はシアンに振れている(Leica ME/M9ではセンサー周辺に特殊レンズを配置しているので左右で色味や周辺減光に差が出ることがある)。どちらが良いとも言えない結果である。

慌ててelmarit28mmF2.8/3rdも試してみたら(露出の濃さの違いはLeica M系の特徴として露出センサーが敏感で少し角度が変わると明るさが変わってしまうためである)やや色味がアッサリするのはこのレンズの特徴としても全体の印象は異なってくる。奇妙なことに非純正のRICHO GR28mmF2.8が、この3本の中では良さそうである。elmarit28mmF2.8ASPHが一番いいのは分かっているのでテストは出さない。このelmarit28mmF2.8/3rdでも解像力は変わらない=1970年代にフィルム用のレンズはほとんど完成していたと言えよう。

ついでにNIKKOR 24-85mmGをテストしてみた。予想どおりボディの新しさとは無関係に画質はNIKKOR 24-120mmF3.5-5.6Dとの違いは少ない。むしろ色味や抜けの良さが新しい分勝っているとは言えるだろう。そして逆光での成績は格段に違うことと思われる。上のLeicaと比べるといかに国産のカメラのボディ性能が良いのかが分かるだろう。Leica MEは古くからのLeicaレンズ資産を生かす目的と割り切って使うべきだろう。レンズの総合性能はLeicaが明らかに上である。

2018.3.3

NIKKOR 24-120mmF3.5-5.6Dを望遠端まで伸ばすと、その純正フードも相まってかなりバランスが悪くなる。現在のインナーズーム・インナーフォーカスのレンズに比べると広角端は短いが望遠にするとこのようになる。純正フードHB-11は現在も新品で買え(1000円程度)国産ではニコンは最も部品の生産・在庫の期間が長いように思われる。私は昨今の花形フードより以前の丸形(時には角形)フードの方を好んでいる。

2018.3.2

私の推薦するLeicaMマウントF4クラスの90mmレンズ3本…最近は大口径流行りだが、私にとっては、めったに使わない望遠は軽くて写りの良いF4クラスがいいのである=Leicaだけではなく全てのデジタルカメラに言えることだ。elmer 90mmF4/TRI Voigtlander APO-Lanthar 90mmF3.5 minolta rokkor-M 90mmF4(CLE) である。国産2点は程度の良い中古が比較的簡単に手にはいる。elmerだけは経年変化による個体差が大きいので(価格も高い)テストしてからの購入を勧める。

2018.3.1

なぜか2006年発売のLUMIX L-1lに最近開発のLUMIX GX8のデザインが酷似している。Gシリーズ以外のTX/LX系やGX7-mk2も程度の差はあれ同様である。次のGX9も同系のデザインらしい=Panasonicが直線的なデザインを好んでいるのは承知しているが…私自身はこの手のデザインが好きな方だが、大ヒット製品のLUMIX GX7のようなデザインから元の箱形にどうして戻ったのだろう。

2018.2.28

さて、Nikon D700(2008年発売)+NIKKOR 24-120mmF3.5-5.6D(2002年発売=デジタル対応しているのかフィルム時代の設計そのままなのか?)のテストである。結論だけ先に書くと、すべての焦点距離で絞り開放から使え、1段絞れば周辺も含めてキチンと写る=昨年24-120mmG(現行のひとつ前のモデル)を購入して散々な成績であったことを考えると、ニコンの全盛期はこのレンズ&ボディの頃かと思ってしまう。AFも想像よりも速く、ピント精度も申し分ない。手振れ防止装置は付いていないため暗いところでは気を付けないといけないが・・・結局私のNikonはDレンズ中心になっている。 この写真は24mm開放(F3.5)でピクセル等倍切り出しは出さないが何も破綻はない。ごく周辺は甘いが許容範囲内であり、それも1−2段絞れば解消する。ボディが1200万画素のため、きめ細かな写りではないが、D800で撮ってもボディに負けてしまうだろう。D610やDfとなら組み合わせてみてもいいと思われる。

50mm開放(F4.5)…最近のズームはワイド端に重点を置いていて、そこからズームすると少しずつ悪くなる傾向が見られるが、2002年当時は50mmあたりに性能のトップをもってきているようで、開放で隅々まで完了している。

120mm開放(F5.6)…ここでもほとんど問題はない。レンズ鏡胴の繰り出しが大きく、重いボディでないとバランスが悪くなる(D700は重い)。全体に描写は軟質だが、これはボディとの関連もあるので断定的なことは言えない。 信頼できるレンズが手には入って1本で98%の撮影が可能となったことが重要なのである。NIKKOR 24-85mmGも性能が良くていいのだが望遠側が足りず、必要なときはCanon 5D-III+EF24-105mm F4Lで撮影していたのである。それもSONY FE24-105mmF4GやNIKKOR 24-120mmF3.5-5.6Dの導入で少し変化があるかも知れない。ほとんどの撮影は軽くて小型ボディと28/35mmの単焦点レンズで撮影するからである。

2018.2.27

これらの超広角レンズ群は旧Leica M9では周辺にマゼンタシフトが大なり小なり発生していたが(スーパーエルマー18mmですら…)すべて新センサー・ファームアップ後のボディではマゼンタシフトは解消され、周辺では軽いシアンシフトの見られるレンズすら見られる=ただしこれは微細なものなので実用的にはそれほど問題とならない…しかしLeica M9/MEの設定は新しく工夫が必要である。微調整はできないためレンズポジションを色々試すことになる。

2018.2.26

なんと!昨日友人に勧められて今日購入…24-120mmGレンズには大いに失望し即座に手放して、いろいろ見聞きするうちに古い24-120mmDが良さそうなことが分かり…ちょっと不格好なレンズ(フィルム時代のAFレンズ)だが、D700にちょうどいいと思って購入=たったの12960円(美品)、思わず店頭で動作確認した。

最短撮影距離は50cm、この辺が限界だ。しかしAFは正確だし、思ったより合焦速度も速い。本当のテストはこれからだが、多くを期待しない限りGより良いと思われる。

2018.2.21

今日は薄日が射してテストにはちょうど良かったので、センサー交換後のLeica M Monochrome(CCD)についてテストしてみた。Leica M9/MEに関しては特性がかなり変わって使いにくくなったがLeica M Monochromeはどうなのだろう。

結果は純正レンズは別として(非純正の小型レンズを使うため)minolta G-rokkor 28mmF3.5/RICHO GR28mmF2.8/Voigtlander CS28mmF3.5を比べてみた…以前好んで使っていたminolta G-rokkor 28mmF3.5は周辺光量落ちが目立つようになり(ボディのレンズポジションを変えるも満足できる結果とはならなかった)お蔵入り…他の2本はどちらも良好な結果となった。開放値が違うので単純には比べられないが開放から周辺部まで安定的にピントが来て、かつ光量の落ち方も小さいのはVoigtlander CS28mmF3.5であった(ポジションはelmarit28mmF2.8/4th)。Po0フィルター装着+初めて温調にセットしての撮影だった。見かけ上は冷調より温調の方が階調性が良く感じる(実際は同じ)。Leica純正の28mmが良いのだろうが、このカメラには小型のレンズが必要なのである。M9/MEは特性が変わったため純正レンズも含めて、以前のテストはご破算にして(色味と周辺光量の問題で、解像力は変わりない)また親和性についてのテストをしないと使えなくなった。賢明なM9ユーザーの友人(知っている範囲で2名居る)は対策済みの旧センサー最後のバージョンと交換して事なきを得た。つまり対策済みセンサーにも2種類あると断言できる。

上の写真のピクセル等倍切り出し…j-pegからの単純切り出しのために実際より解像性は落ちているが、Leica M Monochromeの実力とVoigtlander CS28mmF3.5の性能は想像できるものと思う。エアコン室外機のカバーにはモアレが出ている。

2018.2.13

二日遅れでバッテリーグリップ(α7-II & α7R-II 共用)がやって来た。なんらの問題もない=24-105mmレンズと組み合わせるのならバランスがいいぐらいだ。バッテリーが2個入り、電力の弱さはずいぶん解消される。例:船祭りの撮影のように30分で500カットを連続して(連写とは違う)撮るようなときはバッテリー交換すら時間がもったいない…そんなときに使うためである。したがって実際にはほとんど使うことはないだろう、バッテリーを5個カバンに入れておけば済むことである。全体の大きさ重さはCanon 6D+EF24-105mm F3.5-5.6+バッテリーグリップと大差ないが、絵の精密さやサイレントシャッターの際のスムーズさや5軸手振れ補正は、Canon 5D-III & 6Dを当然ながら凌駕する。合焦速度も一眼レフに迫りつつある(まだ△だけど…α9あたりは到達しているのだろう)。ともあれα7系+α6000系を当分は主力とすることになった。いずれは他のメーカーも開発するだろうが、すでに早期に追いつくことは不可能である。

ついにテスト。絞り開放からきめ細かに写る。周辺光量落ちは私の考えでボディ側の設定で色収差と歪曲収差の補正はONとして、周辺光量補正はOFFとしているためだ。これも1−2段絞ればほぼ解消される。測光範囲の設定の間違いで中央部を計っているため露出オーバーとなっている。そもそも他のカメラも含めて、多くの場合多点測距はせずに中央部測距に設定するため測光範囲も狭めになるのである。SONY α7R-IIの測光はやや神経質らしく評価測光とした方が結果が良いだろう。

中央部のエアコン室外機付近をピクセル等倍で切り出した…あと1段絞るとカーテンの目が見えてくる。画像をPCフルスクリーンで見ると画素の多さとエンジンやレンズの優秀さでヌルリとした階調性である=ピクセル等倍だと下のLUMIX GX8とそれほど変わらない印象だ。同じ条件でα7-IIに24-105mmで切り出すと、きめ細かさが失われるだけではなく、エアコン室外機のカバーにモアレが出た。掲出してもいいが私も含めたユーザーががっかりするので出さない(倍以上の価格なのだから仕方ないとしても…)。

2018.2.10

雨の中、私のα系最後の挑戦がやって来た。細密描写・5軸手振れ補正(+レンズの光学式手振れ補正)・サイレントシャッター…etc。α9/α7R-IIIの登場で、α7R-IIの価格も下がると推定し、これ用のSONY FE24-105mmF4Gはしばらく前に買っておいて待っていたが、そろそろと思って(2015年に比して半額近くとなった)春に向けてついに導入した。今日は雨が降っているので画質的なテストはできない(各種の設定は時間がかかる)が、これでAPSのα系と共に必要なシステムが構築できた。過去のα7系になかった同梱品としてバッテリーは2個(1個では200枚が限度のためだろう)、チャージャー=これも旅先などではボディチャージとで2個同時に充電しないと間に合わないことへの対策だろう。α7-IIで経験したことだが、NEX3以来ずっと続けてきたFW50の能力では、1日4−5個必要になるのである。私としてはNEX-以来バッテリーは同じなので純正・非純正で17個となって、こちらを使い回す方が合理的なのである。α9/α7R-IIIではやや強力なバッテリーになったが、もう私の写真家人生も先が長くもないので(あと5〜10年?)ボディに関しては壊れない限りこれで終わりになるだろう(?)。

取りあえず動作確認のため玄関前の花をサイレントシャッター(本当に無音だ)+105mm絞り開放で撮影。

α7系ファミリーのすべて=α7・α7R(以上の2台は小型軽量なのでフィールドでは単焦点ワイドとの組合せで使いやすい)・α7-II・α7R-II/16-35mm・24-105mm・28mm・35mm・85mm・役には立たないが28-70mm=望遠は105mmまであれば充分…どうしても必要ならα6000系のSONY E55-210mmF4.5-6.3を使えばいいとの判断である(持っているだけで使ったことはないが…)。これにAPS-α系のボディ・レンズを組み合わせれば(バッテリーは全部同じ!)何でも撮れる=もちろん私の目的と技術の範囲でだが。しかし!Leica/Canon/Nikon/FUJIFILM を見捨てた訳ではない。それぞれ活躍の場は残っているし、時には稼働するチャンスもあるだろう(α系に勝る部分もおおいにある)。

2018.2.7

LUMIX GX8 & LUMIX GX7…特にグリップ部のデザインの考え方が大きく変わったようだ。7が右手で柔らかく持つようにできているのに対して、8は指先でガッチリ握るようになった。ここに収納されるバッテリーが少し大型になったのは結果であって、ホールド感とシャッターボタン位置の変更が一番大きなことなのだろう(α7とα7-2も同様)。個人的には7の方が(α7も同様)好ましい=ボディはずっとLeicaで撮っていたためフラットである方が使いやすく、またシャッターボタンもボディ軍艦部にある方が好みである…とは言え実際に使うと7より8の方が撮りやすい面がある。8で疑問なのはON/OFFレバーと同軸のダイヤルが軍艦部に大きな面積を取っており、シャッターボタンもグリップに移ったためにPASのダイヤルを7と同じ位置に持っていけばストロボが入ったのではないかという点である。

LUMIX GX8+LEICA DG SUMMILUX 15mm/F1.7(F5.6)のピクセル等倍切り出し。なんとなく甘いように見えるがそうではない。画面全域で同様の画質が得られていて、α6000より良像面積は広い…ただしj-peg元データをA4に縮小した場合、APSの方が縮小率が大きいためモニターやプリント鑑賞画像ではα6000が勝る(PENTAX-KPには勝てる)だろう。どちらにしてもビューアーのモニターフル画面で見たときにほとんど差は感じられない。フルサイズはダイナミックレンジがまったく異なるため質感描写に違いがでる。またこのページの下の方にあるSIGMA sd-Qのピクセル等倍切り出しと比べると歴然とした差があり、μ4/3の限界とFOVEONの優秀性がよく分かる。 やはり島歩きにはμ4/3やAPSのミラーレス機、定点撮影にはフルサイズ機やFOVEON機となるのだろう。小型フルサイズ機のα7やLeica-Qが良さそうに思われるが、実際はピントが薄く、深度を利用したスナップに使いこなすのは難しいのである(何度も試しているが…まだ結論は出ない)。

2018.2.5

次のフィールドワークに持ち出すカメラを選択していて、ふと気付いたこと…堺でLUMIX GX8が使いやすかったので取り出してみて、しかし画質優先ならα7と思って比べると、ボディの寸法がほとんど同じ事に気が付いた。カタログの値を見ると違っているように思われるが、アイピース部やα7のペンタ部を除くと、本体の縦横厚み全てでGX8がα7より大きいのが分かった。だからLUMIX GX8が写しやすかったとも言えるし、α7の小型さに感心もした(LUMIX GX8を使った翌週にα7Rと28mmで撮影して同じような感覚で使えた=Rはさすがに高画素機、手振れもあった)。レンズはさすがにSONY-FE28mmF2が大きく重いが…今度の遠征はワイドだけで良いのでα7にすることにした。と言いながら28mmだけなら、更に小型のLeica-Qにしようかとも思ったり…様々な機械に囲まれて幸せなような迷いが出るような日常である。

そして常用のSONY-α6000とLUMIX GX8を比べるとふたまわりα6000が小型軽量なことも分かった。LUMIX GX8がこれだけの容積を持ちながらどうしてストロボを内蔵できなかったのかも不思議なことである。まさか理由をセンサーシフト式だけにするには他のμ4/3機と比べたときに説得力はない(やはりGX9はこれにストロボ内蔵となった)。ともあれ島歩きには小ささの限界がα6000であり、大きさの限界がα7系であることに変わりはない。小さすぎると扱いにくく、大きすぎると(重さ)疲れてしまうのである。SONY α7-2にSONY FE24-105mmF4Gを取り付けると、とても写しながら4時間も歩けない。

LUMIX GX8 & 7の比較をすると分かるが、8は昔のL1やLC1に戻ったような意匠で7と比べると大雑把な印象に見える。大きくなって扱いやすくなったが精密感やシェィプ感ではLUMIX GX7が上だろう。

2018.2.1

さて昨日撮影したsummicron 35mmF2(角付き6枚玉)とZeiss Biogon 35mmF2の比較である。まず絞り開放ならsummicron 35mmF2が解像力が上である…しかし古い時代のレンズ由縁でコーティングが弱く、ハイライトが滲むためZeiss Biogon 35mmF2に比べるとキリッと感が足りない。そしてF2.8-4になるとZeissも解像感が上がり互角となる。一方summicronもF2.8-4となるにしたがい、滲みが消えて全面に満足できる画像となる。掲出画像はF4で、両者とも完成された絵の状態となっている=画調はだいぶ異なり、同じ時にAWBで撮ったにも関わらずZeissが温調だ。Zeissが当然ながらコントラストが高く、印象としては良さそうに見えるが、summicron 35mmF2はさすがに40年の製造年の差を感じさせない良好な階調性を発揮している。6枚玉は人気がないが7枚玉と比べても劣らない性能で、比較的安いためお勧めのsummicron 35mmF2である。更に人気のない角無し6枚玉は角付きの改良型なので、ひょっとすると期待できるかも知れない。次回は両者の比較もしてみよう。

左から角付きsummicron 35mmF2/6枚玉、Zeiss Biogon 35mmF2 ZM、角無しsummicron 35mmF2/6枚玉。フィルターはすべてシュナイダー製(価格は高めだが頑丈)。

2018.1.31

今日の天気はまずまずなので、Leica M9によるレンズテスト。センサーフィルター交換とファームアップにより、当初周辺がマゼンタに転んでいたのが、今のところ全ての広角レンズで解消されていることが判明している。表面的にはフィルター劣化対応だが間違いなくマゼンタ転び対策もなされている(むしろシアンになっている)。今回の2本のレンズもかなり激しいマゼンタ転びが見られていて「使用不能」となっていた=私はソフトウェアで画像を触って不備を消すことはしない=その時間がないのと、完成されたカメラは撮って出しで満足できる絵ができることが条件だと考えているからである。実際はRAWでも同時記録しているが、それは情報量の多さを「将来のために記録」しておくためで、今すぐ使うためではない。 さてレンズの評価だがZeiss Biogonが開放値F4.5のためGRもF4で比較している。細かく言えば全体としてはZeiss Biogonが勝っていて、絞り開放から問題なく使え、GR21はF2.8-4ではZeissに比して甘く、F8あたりでようやく追いつく。vignettingもZeiss Biogonが良好である。とは言え、どちらも実用的には問題なく、elmarit21mmF2.8(1st)より良好な絵だろう。 同時にsummicron 35mmF2/2nd(6枚玉)とZeiss Biogon 35mm F2のテストもしたので、それは明日に書き込むつもりだ。

2018.1.24

今日は朝から天気が良かったので早速テストしてみた。レンズはいずれもLEICA DG SUMMILUX 15mm/F1.7である。ついでに空をF16で撮ってみてダスト確認をすると、LUMIX GX7にゴミの影が2点見つかり(普段常用のF5.6-8あたりでは見えない)これも清掃した。アンチダスト機能はたいへん有効なものだが盲信してはいけない。時々は点検=と言っても絞って空を写せばすぐに分かる。清掃はダストクリーニングを手動でおこない、レンズを外してブロアする。それでダメならPENTAXのクリーニング具を使って除去する=これは完璧に清掃できるがコツがあるので極力こまめなブロアを推奨する=そして「埃っぽい場所でレンズ交換をしない」が原則だ(友人いわく「nagyさんがレンズ交換している姿を見たことがない」…けだし名言である=デジタル時代に入ってからレンズ交換はしないのが建前となっている)。更に言えばボディやレンズ周りの埃も常にブロアブラシを使って取り除くことだ。一度自分の機械をルーペレベルで見てみると良い=嫌になるぐらい隅々に埃が付いているはずだ。友人は機械を丁寧に扱う人なので、LUMIX GX8には各部に埃ひとつなく、ファインダーの隅々まで清掃してあった。

LUMIX GX8の裏側…バリアングルモニターを裏返すと完全にボディ本体と一体化し具合がいい=たとえデザイン上だけの措置としてもありがたい。そもそも私はファインダーでしか撮らないためモニターは不要、モニターのないミラーレスを望んでいた(壊れるリスクと使わないのに嵩張る、モニター分のコストダウン…etc)。そしてファインダーが良くなった結果、プレビューも設定もEVFで充分可能のためだ。ぜひ本当のモニターレスカメラを作って欲しいものだ。

レンズは以前にもテストして絞り開放から使えることが分かっているため、ボディによる差の分かるF2.8で比べた。これは簡単なことなので結論を書くと、シャープネスは両ボディであまり変わらない、しかし各部(特にハーフトーンの場所)の質感描写に絞り1段分の差があり、ダイナミックレンジも少し7が狭く白壁がやや白飛びしている。メーカーの絵づくりに変化は感じられずソックリな画調で、どちらもスタンダードで彩度がやや低めだろう。ここは+1/3としてみよう。最近はAPSカメラかフルサイズカメラに移行しているため、センサーサイズで及ばないμ4/3勢もエンジン・ソフトウェアで階調性や細密感(パナでは「超解像」と呼ぶ)を上げているようで、私も結果を見て再評価をしている。つまりフルサイズには及ばないがAPSなら互角に戦えそうである(そうなるとレンズ設計に有利なμ4/3にもチャンスあり)。一般的なアマチュアにはμ4/3で充分良いとの結論も付け足しておく…特にレンズ、SONYがα系のレンズ製作に苦労しているのが分かるだろう。イメージサークルが少し大きくなるだけで、レンズは隅々まで良く写り、開放値を明るくすると、大きさを押さえることが難しくなる(もちろん価格にはね返る)。LUMIX GX8については設定を少し詰めていけば更に良くなるだろう。今まで(最近)島歩き取材にα6000を多用してきたが、次の展開としてα7に軽い単焦点か、LUMIX GX8か悩むところだ(もちろんα6000系も含めて)。「軽くて速い」が前提で、その意味で現在はFUJIFILM X系やCanon EOS M系はほとんど使っていない(写りはどちらも良好)=単純に機械的な速さだけではなく操作系の使いにくさも反映している。今のところSONY FE24-105mmF4Gの導入でα系が決定的に有利だが=α7系・α6000系でレンズ・バッテリー・ストロボなどの互換性や操作系の統一など利点が多い。しかし小型軽量にも魅力がある…α6000導入前はμ4/3カメラで歩いていて、しかも!それから数年で数年分体力も落ちている。

2018.1.23

さっそくSONY FE24-105mmF4Gのテスト(朝晴れたため)。ワイド側は絞り開放から中央だけではなく周辺までキチンと写る。vignettingも良好/veiling glareも僅かなものだ。開放値F4でも安心して使える(絞ってもコントラストが少し上がる程度)。 一方望遠端では開放では多少甘いものの(標準系ズームではワイド側優先の設計がほとんどだ)1段絞ってF5.6で充分である。F8まで行くと完璧な画像となる…ただしボケ味は2線ボケが出て、あまり良好とは言えない。しかし私にとってはセンサーシフト式手振れ防止&レンズの光学式手振れ防止とあいまって(そして簡単なクリップオンストロボと)フィールドワークにSONY α7-2との組合せで、どこへでもどんな情況でも行けることになった…最近のデジタルカメラの話題のなかで最高のニュースだろう。ボディに比してレンズが大きいためにフロントヘビー感があるが慣れるしかない。 あとはSONY α7R-2の導入を慎重に模索したい(III型は不要だ…)。

 もうひとつのニュースは今日友人から新品同様のパナμ4/3のフラッグシップ機、LUMIX GX8がやって来たことだ。μ4/3で時々使うLUMIX GX7との差はこれから検証するが、持った感じは極めて良好、譲ってもらったのはボディだけで、これに合わせるレンズは私の持つμ4/3レンズ最強のLEICA DG SUMMILUX 15mm/F1.7となる。そして譲渡の話が決まった段階で入手を先にしていた専用ストロボ=極端に小型でボディ給電、これならボディ内蔵でなくても不自由はなさそうである。ほぼデフォルトなので、私の使用目的のためにこれから設定も決めていく。なおバッテリーはLeica-QやSIGMA dp1Qと同じモノである(確認済み)。

2018.1.22

SONY FE24-105mmF4Gがやって来た。土曜に来たものの昨日は多忙で触ることすらできなかった。ようやくα7-2に着けて撮影してみた。かなり大きくボクシーなレンズだがボディも含めた総重量や容積は間違いなくCanon 6D+EF24-105mm F3.5-5.6を下回っている。当分の間はα7-2に着けっぱなしで性能を確かめたい。

最初の1枚はおりから降り出した雪の玄関の植え込みだ(もちろんストロボ使用)。1/27にフィールドに出かけるので、この組合せでジックリ撮りたい。なにしろ24-105mmがあれば98%の写真が撮れてしまうのだから…今年のプロジェクトはフルサイズαで定点撮影から島歩き(こちらはより軽いα7+SONY-FE28mmF2/Zeiss35mmF2.8FE)までこなせるようにすることにしたい。

2018.1.14

スケジュール変更で明日、島に行くことにした。携行カメラについてさんざん迷う=クルマで港まで行くので何でも持っていけるのだが、島では長時間歩くのと、水や食料も持たねばならないため1台しか持たない…それで画質が良く、軽くて使いやすいカメラがいいのである。結局、α6000にZeiss Vario-tessar E16-70mmF4かSONY E16-50mmF3.5-5.6PZになる。今日午前中に同一条件で再テストすると、さすがにZeiss Vario-tessar E16-70mmF4は開放から使えて周辺まで破綻がない(しかし大きいのとワイドで撮るとストロボ光でケラレる)。SONY E16-50mmF3.5-5.6ではF3.5-4.5までは明らかに劣後し、F5.6からは画質は追いつくことが分かる(そして口径が小さいためワイド端でもストロボOK)。もう1本、ふだん島歩きに使っているSONY-E20mmF2.8(パンケーキ)もテストしたが、開放値はF2.8で明るいがF5.6あたりだと意外にもズームと変わらない画質のため、今回は中望遠やストロボも欲しいのでSONY E16-50mmF3.5-5.6と決定した。

庭でシンクロテスト(16mm/F5.6、絞りAE)。まったく問題ない…近距離の場合、TTL-AEとしてもストロボ露出補正をかける必要がある。

2018.1.13

今日はスケジュール変更をしたため時間ができて、レンズ/ボディテストをしてみた=優劣と言うより使うときの予行演習。summicron 35mmF2の7枚玉ははたして良好なのか…答えはフィルム時代のレンズの特色としてレンズだけで諸収差をとらねばならなかったため全体にまとまった画質だ。ただしデジタル対応のレンズに比べると最高点は低く、絞りF5.6でようやく到達した。F2-2.8ではやや弛め(実用的には問題なし)でF8まで行くと素晴らしくよくなる。中央は開放から良好−周辺部にかけてなだらかに落ちていく雰囲気が好きなのである(ASPHは全体に平均しているが中央部は7枚玉だ)。むしろゴーストの出やすさの方が問題だろう。

EPSON R-D1xにminolta M-rokkor 28mmF2.8を取り付けたテスト…ずいぶん上と色が違う。Leica M9の青っぽさとEPSON R-D1xの赤っぽい色は対照的である。どちらも微調整ができないため、これも個性と受け取るしかない。minolta M-rokkor 28mmF2.8はやはり充分来るが、周辺までキチンと写るためにはF5.6まで必要だろう。もちろんこれもAPSカメラのキットズームと比べると遙かに良い画質と言えるが…昔より良くなったとは言え、ズームの場合は1本10万円程度ださないと、良い単焦点レンズにはかなわないだろう。

2018.1.9

朝少し時間があり、しかも晴れていたのでD700の簡単なテスト(Dレンズのテストも兼ねる)をしてみた。他のボディ/レンズとの比較は時間の都合でできなかったが、この1枚だけで皆の語るD700の魅力が分かるような気がする。1200万画素とD600に比べて半分の画素数だが、キメの細かさは劣るとしても、各部分の画像のつながりの良さが分かる。D800やD850の精緻な描写のボディとD700があればD610は不必要なボディかも知れない。 DレンズはAF速と賑やかな動作音に目をつぶるならGレンズと充分対抗できる。

Nikon Dデジタルカメラ…どれもソックリのデザインと使用法である。D610のみチープに見えるが実際に持つとそれほど悪くない。一番重いのはD700でガッチリと作っている。

2018.1.8

1/2のテストの追補…ついでにsummicron 50mmF2/4th等もテストしていた。やはり絞り開放では甘さがあるが1段絞ればバランスのとれた良好な描写となる。中央部は古いレンズとそれほど変わらないが、周辺部の良さやボケたところの崩れが少ない。

こちらは古いCanon 50mmF1.9Sの写り…時間帯が違うので影の出方が違うが全体の条件は変わらない。さすがにCanon 50mmF1.2/1.4Sに比べると10年古いため周辺部は更に落ちる。沈胴レンズに歪みが出ているのか左側の崩れが大きい。しかし中心部の解像感は同等にあるし、F8ぐらいに絞ると全体にまったく遜色がない。現代のレンズは開放付近から使える代わり、絞っても画質が伸びにくいように思うのだが…。

summicron 50mmF2 上がCanon 50mmF1.9、下はsummitar 5cmF2…似たようなレンズだが段違いにCanonが良い。

2018.1.3

友人来たりて、かねてより懸案のNikon D700(新同品)を置いていく。D750が出るときに「D700の真の後継機」かどうかで話題が沸騰していたのが気になっていたからである。私はD600からのNikon使用なので、それ以前の機種には触ったことがなく、興味もなかったために、Nikonユーザーになったあとの古いフルサイズエントリー機(30万円もしたのでミドルクラスと言うべきか?)の好意的な評判の意味が知りたかった。まず持った印象は「堅く作っている」ということだろう。非常に後のD600/800に比べてガッチリ感がある。Dレンズの性能とD700の画質はバランスも取れているようだから、これがNikonの主力になる可能性もあるのである。今のニコンストラップは大袈裟なので古いCanonのものにした。バッテリーは4個ついていたのでこれも安心。

まず室内撮影。画中の28mmは誤記で、24mmDレンズだ。当然だがちゃんと写る=友人の使っていたボディで、お墨付きがあるので安心である。AWBが少し弱いように思った。そして視野率95%は、100%が常識となった今は少し面食らうことだろう。これから外でも撮ってみよう。

2018.1.2

今日は天気が良くてCanonの古くて明るいレンズのテストをした。Canon 50mmF1.4S/1.2Sである。いずれのレンズもコーティングが単層のせいでピーカンで絞り開放はハイライトが滲んでしまうためダメであった(薄曇りでも描写は甘い)。しかしF2まで絞ると滲みはまだ残るものの、画質そのものは現代レンズに劣ることはない。そして更に古いsummarit50mmF1.5も同時にテストしたが、問題にならない程度にCanonが良好である=同時代(1950年代後半〜60年代)のsummilux50mmF1.4と比べても遜色はないだろう。ただし前後(ピントはエアコン室外機に合わせていて、F2だと左手前の木と遠くの住宅はボケる)のボケ味はいずれも二線ボケが強く綺麗ではないし周辺部の画質・光量はかなり落ちている(これらの点はLeicaが上)。全体で言えば画面中央部2/3はたいへん良好だ。50mmF1.2の周辺光量の落ちは汎用フードを付けたためのケラレで、フードを外すとF1.4より光量落ちは小さい(純正の先の大きく広がったフードでないとダメである)。繰り返しになるが1970年代にはレンズの解像力は完成域に達していて、最新のレンズと比べても(特に中央部は)劣らないどころか当時の高級レンズは凌いでいるものも多い。現在はAFを軽く動かせるための改良や逆光対策・デジタル対応(テレセン)・光学式ブレ防止などの進歩が大きく、収差補正の一部はボディ補正が効くようになったため退行している部分さえある。それにしてもセンサー交換後の「青さ」には今後も悩まされるだろう。ファームアップで少しだけ温色に傾けることは不可能とは思えないのだが…解像線の立ち上がりの良さは荒さはあってもLeica M Typ262のMOSより好ましいのである。

50mmF1.4は専用フードでシリーズフィルター組み込みである。残念ながらF1.2の方は純正を持っていない。

これは友人の持つ純正F1.2用フード。これもねじ込みフィルターに取り付けるとケラレるためフードにシリーズフィルターを挟んでいる。どうやら、当時のCanonはレンズフードを逆光対策にギリギリまでハレ切りをしていたようだ。当時の純正フィルターはねじ込みタイプでも、現在の極薄フィルターより薄く作ってあり、フィルター前面にネジを切っていなかった。そしてフードは鏡胴先端に取り付けるカブセ式だった。

2017.12.25

私の持っているデジタルカメラの中で一番安い、しかし高級トイカメラのHITACHI HDC-508Xを取り出した。見た目も機能も立派だが、その写りはフィルム時代の「写るんです」レベルである。手振れ補正・ストロボ内蔵・非球面レンズ使用・マクロモード・500万画素CMOSセンサーなど、スペックは整っているが、なにしろまともに写らないのである。44mm画角の固定焦点でピントは固定である。にも関わらずシャッターを押しても1秒後ぐらいにやっとシャッターが落ちる。露出決定だけでそれくらいかかる…したがって普通の間隔で撮ると、シャッターを押した後のカメラ保持がゆるんだあたりで切れるため全部手振れ写真となる。AWBは効いているがダイナミックレンジが極端に狭くAEはあてにならない。 友人から買ったが使い物にならないとのことで入っていたSDカード価格で引き取った=「フィールド写真講座」の学生で撮影途中でバッテリーがなくなったり、故障したりの者が当時(2007年)いたので、押さえ用に買ったのである(自分では写したことはテスト以外はない)。この時代ですら私の使っていた画質優先携帯電話サイバーショットの方が画質が良かった。

固定焦点なので(しかも開放値はF3.2)遠くや近くは微妙にアウトフォーカスとなり、3-10mの間で使う「記念撮影用カメラ」と思われる。慎重に撮影すれば一応写真になる。しかし日立ともあろうものが案外長く(2002-2010)トイカメラ風コンパクトカメラを販売していたのに疑問を感じる(造っていたのは別企業だ)。友人も「日立」を信用して買ったのだから…。

2017.12.25

きのう今日と様々な理由で予定のあったフィールドに出ずじまい=結果的には両日共に雨が降ったので(この季節に太平洋側で雨が2日続きとは珍しい)それでよかったが、アトリエで色々触っているうちに発見…SONY-FE28mmF2に49mmのドームフードを取り付けてもケラレないことが判明した。内フィルターは37mm径=いずれもウチに在庫があったので実験できた。49mmのかぶせ式キャップはソ連のジュピター85mmF2のモノがピッタリ合う(ジュピターにはスナップタイプキャップでOK)。遮光性能は純正花形フードより落ちるだろうが、フィールドでジャマにならない方がありがたいのである。スーパーワイド系は効果が小さい割りにフードが大袈裟なので付けていないことが多い。ドーム型ならフィルターだけよりは多少の効果は期待できる。このレンズはα7Rと相性がよいので、このスタイルで旅を共にすることとなる。α7-2はFE24-105mmと合わせる…フィールドでレンズ交換はしない派なのである。α7のみ色々レンズ交換をするだろう。

2017.12.24

初めてフィールドでPENTAX-KPを使ってみたので、感想を書いてみる。

レンズはPENTAX DA15mm F4 ED AL、場所は現在補修中(どうやら移築するようだ)の南海本線・浜寺公園駅前…明治の第五回内国勧業博覧会(明治36年)で大阪市内(新世界)の第一会場と第二会場の浜寺公園のために造ったとされる駅舎(阪堺線もこの時、新世界と浜寺公園を結んだ)を明治40年に建て替えたもので、日本最古の木造駅舎として国指定の文化財となっている。その後も浜寺公園の玄関口として栄えていたが、駅前再開発で商店は立ち退き、最後の1軒の食堂から撮った。PENTAX-KPは実際の使用では、小さな容量のCPU・メモリーに過大なシステムを乗せた影響からか、あらゆる動きが鈍重で、特にデータのSDカードへの読み込みに時間がかかり、それが各種の機能追加(ダイナミックレンジ拡張やエフェクト、各種の補正)で更に遅くなり、デフォルトでもエントリー機であるPENTAX K-S1よりかなり劣る。そのため連写も旧ボディより遅くなる。操作系も複雑で野外とっさに変更するのに手間取る(慣れの問題ではない)…というような訳で速度の必要なスナップには向かないカメラと分かった=画質はAPSミドル機としてなんら問題ない。価格を考えると1/3の値段で買えるPENTAX K-S1/K-5がお勧めだ=それもすでにPENTAXレンズを持っていて、ボディを変えたくない人にだけ=初めての一眼レフならNikonかCanonのエントリー機だろう(更に言えばミラーレス機のどれか)。PENTAX-KPは高感度に強くなったということだが、私はISO1600以上で撮るような機会はほとんどないため、あえてテストはしていない。

2017.12.15

OLYMPUSへ4/3ボディの点検整備(5年ほど前に次いで2度目)に行った=どれも完調…私は使用した後の手入れや保管に気を付けて、使わなくなった古い機械でも下取りに出さず、たとえお金をかけても(今回は無償)メンテナンスを続ける習慣がある=私の大事な仕事に、ある時期一緒に加わった仲間のような気持ちがあるからだ。4/3ボディはこの3台以外にLUMIX L-1があり(横開きミラーモデルは3台とも持っていることになる=これが魅力のひとつ)、レンズはZUIKO 7-14mmF4 /12-60mm /14-45mm / Leica D Vario-Elmarit 14-50mm F2.8-3.5 ASPH. / SIGMA 10-20mmF4-5.6 /55-200mmとなっている。ボディ・レンズいずれも当時は一級品と言えるものだった。以前から書いているように「また使いたい」気持ちでいっぱいだ。 OLYMPUS E-300/2005年(私の最初の一眼レフデジタルカメラ)・OLYMPUS E-330/2006年(日本最初のライブビュー撮影可能一眼レフ)・OLYMPUS E-5/2010年(4/3最後のボディ=どうじに4/3最高級機)・LUMIX L-1/2005年(パナはL-1/L-10だけで4/3から撤退)…どのボディ・レンズも新品か新品同様で買ったもので、メンテナンスをしていれば当初の性能を維持できるということだ。OLYMPUSの技術者と作業している横で話を色々聞けたが、営業担当とは異なり「最初の頃のボディの方が造りがしっかりしていて、整備しがいがある」(前回)「大事に使っていることが分かって、とても嬉しい、こんなに程度の良いE-330は初めて整備した」(今回)…道具について考えさせられるひとときだった。私は性能としてはE-5には及ばないが4/3の概念を鑑みて、最良のボディはE330と考えている=横開きミラーと小型化、ボディ左肩の微妙な曲線…etc。4/3の敗北はセンサーサイズに比例したボディサイズ・レンズサイズとせず、APS一眼レフと同じサイズ・形式になっていったことがあると思っている(同時期のPENTAX-K10Dと比較したときはOLYMPUS E-330の圧勝だった)。同時にμ4/3に変化した際にミラーレス化とサイズダウンを実行したことがμ4/3の成功につながったのであろう。

今日は天気がよいのでアトリエの外を撮影、やはり上々の結果である。解像力やダイナミックレンジでは厳密には最新機に及ばないが、プロユースを考えない限り実用範囲としては問題はない。

さて下のEF24-105mm F3.5-5.6のテストである。予想どおりEF24-105mm F4Lと差のない画質で安心して使っていいだろう。各焦点距離で開放から問題なく使える…画調は少し違うかも知れないが、それはまた別の機会に検討してみよう。とりあえずシャープネスや収差(特に周辺部)についてのみの判断である。

2017.12.11

Canon 6D用にEF24-105mm F3.5-5.6がやってきた。EF24-105mm F4Lがあるし、その性能にも満足しているが、1年少し前に船祭りの写真を1500カットぐらい撮り続け(もちろん手持ちで)そのあと2時間ばかり島歩きをして右手首が腱鞘炎になった…それ以来「重さ」に対して警戒心があって使っていなかった。今回どうしても定点観測撮影が必要となって、少しでも軽いEF24-105mm F3.5-5.6の導入となったのである。EF24-105mm F4Lはレンズ設計が古く、そのII型は画質的に芳しい評判ではないためもあっての決断である。Lレンズの良さは性能もさることながら、その耐久性にあると思っている。材質や加工が良く、フィルム時代に15年ぐらい使い倒してもズームリング・ピントリングにガタひとつ出なかった経験があり、信頼性は抜群である。しかし写真家人生も終盤にさしかかり、もう何十年も保たなくてよくなった…造りはLレンズに比してかなりチャチだが、画質は最新の設計で大差ないと思われる。コストダウンのためにフード・レンズケースは別売だが、試してみるとEF24-105mm F4Lのフードが取り付けられ、ケラれもないことも分かった(どうせジャマになるので使わないが…)。細かくは近日中にテストする=特にLレンズとの違い。

記念すべき1カット目、純正のストロボを同調させての撮影…何一つ問題はない。1点フォーカスで真ん中の時計にAFを合わせたがピントは決まっている。レンズにAFスイッチとスタビライザースイッチ、そしてズームロックボタン(私は使わないが必要な人もいるだろう)が付いており、ズームリングの操作感はLレンズよりだいぶ落ちる=ピントリングの操作感も良くないが、MFで使うことがないため私には関係ない。

2017.12.9

SONY α系を主力として使うことになったので、ついに純正のストロボ(光量は必要としないので、もっとも小型のモデル)を買った。あまり売れないらしく定価は高くても購入価格は安い。α6000には内蔵されていて、それで充分だがα7系のために購入…汎用ストロボでも使えるのだがボディとの連動が(特にデジタル時代になって)便利なので純正とした。このストロボも取り付けるとTTL/AEはもちろん、ボディの電源ボタンと連動して動き、バウンスやテレ機能もある。そして下の絵のとおり、Zeiss Vario-tessar FE16-35mm F4フード付きでもケラれない。照射画角は28mmなので周辺の光量は落ちてしまうが、α6000ボディ内蔵のものは使いたいレンズ=Zeiss Vario-tessar E16-70mmF4やSONY E10-18mmF4では完全にケラれてしまうので、この高さに意味があるのだ。願わくばボディ給電として欲しかったが、弱いバッテリーの電力を更に食うことになるのも避けたいので、単四2本で納得した。高さはあるが全体としてはカードサイズなので嵩ばらず携行に便利だ…ますますαシリーズに頼る機会が増えていく(次はFE24-105mmF4)。

2017.11.18

7artisans 50mm / f1.1  中国製LeicaMマウントレンズ。44,000円程度の価格もさることながら、大口径標準レンズとしては衰退したゾナータイプでF1.1を実現させた珍しいレンズである。それによってノクチルックスやノクトンに比して、ずいぶん小型化できた。そしてそれよりも収差の残存を意識したソフトフォーカスレンズとの期待があり、導入とした(もう高性能なレンズは数多くもっているので普通の新規レンズは不要)。予想通り近接時の像面の湾曲や、中遠距離での収差補正不足などが確認された。6ビットコード付き・ピント位置の調整機能付き・貼り付け式のピントレバー同梱・仕上げはLeicaやコシナと変わらない出来映えである。

曇り日であることを考慮しても、絞り開放では、そうとうに残存収差の影響で絵に滲みが見られる。これは絞りF8ぐらいにしないと解消されない。ピントそのものには芯があるため軽いソフトフォーカスレンズのような雰囲気となる。

 近接してみる。絞り開放…まずまずである。ここでも拡大すると合焦部位でも滲みが見られる。おそらく晴天なら滲みはもっとハッキリするだろう(マルチコートなので、それほどでもないかも知れないが…)。

 同じ位置でわざとピントを後ろに合わせると、ゾナーの本性が出てくる(像面の湾曲=歪曲ではない=は近接するほどひどくなる)。前ボケがグルグルと渦巻くのである。もちろん絞ればおとなしくなるが、変わった描写のレンズも「ありかな?」が本音である。現代のレンズはどれも優等生なので面白くなくなったと考えている次第である。

2017.11.7

まったく同一条件で撮影した=絞りはF8、あとはデフォルトである。シャープネスは同じ(木の葉のようなゴチャゴチャしたモノはα6000が分離がよい)、AWBの設定はやはりフィールドで感じたようにSONY NEX-7がやや温色(右の家の屋根etc)、α6000がやや寒色(石畳etc)と言えるだろう。これが人工光線下なら、もう少しハッキリと分かる。

このたび新規でSONY NEX-7が仲間入り(2011年製のデッド品)、オープン価格の初値が12万円が、新品で1/3の価格までになっていた。東南アジアの洪水被害がなければ当時買っていたかも知れないボディなのである。さすがに当時のフラッグシップ機、質感はとても良好。デザインも性能もα6000とさほど変わらないが操作性やAWBなどの味付けはだいぶ異なる。しかし解像線が劣らないため、色々な違いは個性と割り切れる=違いはおいおいと使うたびに記していこう。10/28と11/5の撮影はSONY NEX-7で通した(α6000に比して唯一の欠点は連写後の読込の遅さである)。

2017.10.14

薄曇り、帰ってきたLeica MEのテストを兼ねて、レンズのテストを実施した。elmarit28mmF2.8ASPHは新しい純正レンズらしく、相変わらず破綻はない。1段開放から絞ってF4完了だ。少し気になるのは周辺部がマゼンタに転ぶのではなく、正規のレンズポジションにも関わらずオーバー補正なのか逆にシアン系になる=今回のセンサー交換とファームアップが関係あるのかもしれない。

Canon 28mmF2.8ではどうなのか…ポジションはelmarit28mmF2.8/3rdだ。最初ASPHで撮ったらやはりシアン系に転び、ポジションを変えるとだいぶ収まった…ピントは絞り開放を除いてelmarit28mmF2.8と変わりない描写である。若干色味が地味目だろうか? いずれにしても50-60年前のレンズとは思えない出来映えで感心してしまう。

レンズは特殊な構成で、メニスカスレンズの貼り合わせも技術的に難しく、よくできていると思う。コンパクトでしっかりとした造り、開放値F2.8、画質も良好…使えるレンズだ。

2017.10.13

閑話休題…デジタルカメラのネタをふたつ。Leica MEがセンサー交換から帰ってきた。7月に出して12月と予定されていたが、2ヶ月も早まった。Leica Japanによると遅れの原因は組立技術の問題ではなく、センサーの供給遅れで、それが最近スムーズになったため(旧コダック製)早くなったとのことで、Leica M Monochrome用のモノクロセンサーは供給に遅れが残っていて、かなり完了まで時間がかかりそうである。

さてCanon G1X-2の合皮ケースが900円(新品タイムサービス)で売っていたため購入…どうと言うことはないが下にスナップ止めの蓋があり、バッテリーやカードの出し入れがケースを外さなくても可能なタイプで、同一のシリーズでFUJIFILM X-E1用やFUJIFILM X-Pro2にも導入の中国製である。今度Canon G1X-3が発表されるようだが、予想価格が初値で14-15万円程度と高くなるらしく、改めて出してきた次第である。このカメラ本当に良くできていて、ほとんど言うことはないものだ=レンズバリアだけが複雑な折り畳みかたで、ここが故障した。24-120mm画角でストロボ内蔵+外付けEVF…サブカメラとしては大きすぎるが、おおむね万能の機械と言えるだろう。今度の3型はセンサーが1.5インチからAPSになるようで、各材料の調達コストや開発費で高くなってしまうと思われる。

2017.10.9

今日はFUJIFILM XC16-50mmF3.5-5.6の逆光テストだ…やはりなかなか優秀で安心して使えることが分かった。ボディのX-E1のダイナミックレンジも充分広い。ただし下の望遠端で見えている放射方向の縞状のフレアは少し癖があり、広角端でも拡大すると同じような縞が見られる。ボディとの関連もありうるのでレンズ起因とは断定できないが少し問題と思われる。

2017.10.8

花影S1 60mmF2.2による無限遠撮影…ピントは来ているが収差が大きすぎて、中心部以外はボケてしまう。ここから絞れば、だんだんピントの合う範囲は広がるが、それでも残存収差は大きく、できの悪いレンズ並にしかならない。やはり絞りF2.8-4で収差そのものを楽しむレンズと言えよう。つまり遠い距離のものより近い距離のものを、主題を真ん中に置いての撮影が良さそうである。

こちらは最近接の1mでF4撮影。

 Leica M6に取り付けた図。

2017.9.30

ワイド端。

条件が整ったので、SONY α100+DT18-70mmF3.5-5.6でのテスト。絞りはF8、あとはデフォルトだ。昔のボディ・レンズとしては優秀である。現行機種に比して画素数が少ないため拡大すると見劣りするが、センサーのダイナミックレンジは案外広いことも分かる。賑やかな音や鈍速さを苦としないならお勧めカメラと言ってもいい。程度の良い中古品なら最新のエントリー機とでもCP良好といえる。

望遠端。右下の緑の△はゴミではなくゴースト。

2017.9.18

台風一過、今日の午後は晴れたり曇ったりであった。日没ぎりぎりに太陽が出たので逆光テスト=もう玄関前のポジションでは無理なので道へ降りる。絞りはF7.1…ワイド端でも望遠端でも、かなりveiling glareはよく押さえられている。ボディも夕陽の色の再現はかなりうまくいっているようだ。ただしKPの評価測光はNikonやCanonより神経質に動作する。レンズとの整合性には苦労するが、このボディはRICHO-PENTAXとしての意欲作と感じられる。PENTAX独自のMTF優先プログラムモードも面白い(K10D以来懐かしいモードだ)=つまりプログラムラインがレンズによって変化する…高感度の性能が上がったため、シャッター低速限度設定をすると、MTFの一番いい絞り値を維持して感度が上がり、S/A/ISOの三軸プログラムが完成に近づいたのである。ISOオートもデフォルトで100-6400となっており、PENTAXのKPに対する自信がうかがえる。

2017.9.17

今日は台風接近でアトリエで缶詰…PENTAX-KPのボディ/レンズのAF微調整を実施。PENTAXの場合、どうしても機械ごとレンズごとにマニュアルで(つまりテスト撮影)調整が必要である。古くからのマウントを使い、2度の経営破綻で、レンズ群の再編成が遅れていてそのようなことになっているのだろう。PENTAX K-S1と比べても結果が違うため、単にレンズの問題とも片付けられない(全体としては前ピン)。ボディ・カプラー・レンズ…色々とありそうで、ボディが新しくなるほど微調整の機能が充実している点でも根深い問題が推察される。しかし微調整すると本来の性能を出せている。時々PENTAXレンズについて「劣る」との話題を聞くが、このピントの微妙な狂いの原因があるのかもしれない。AFはPENTAX-KPで運用しようとするレンズに関してはボディモーターで遅いことは間違いない。今回導入したズームはレンズモーターなので「やや速い」…10-20/18-50/18-55/50-200/40mmの各レンズはKPで使わないためテスト・調整はしていない(あとはKS-1/2で運用)。

台風前の雨の庭…PENTAX-DA 18-135mm/F3.5-5.6 EDの望遠端で撮影、ブレ防止システムも含めて問題ない。レンズ設計は古いが単焦点群(15/21/70mm)を中心に、この比較的新しいズームで使っていこう。

2017.9.16

逆光テストのアップ漏れを発見…9/5の撮影。これも古いボディ・レンズの組合せで、予想どおりの結果だ。それでも予想よりは健闘していると思う。

RICHOがPENTAXを諦めかけているように思って(私が社長ならPENTAX社を買わない)、最後のAPS機となるかもしれないPENTAX-KPを導入した。PENTAX-Kレンズはそれなりに持っているし、N&Cを除いて、最後まで一眼レフを続けたブランドのために「ちゃんとしたボディ」を買ったのである(PENTAX-K01やKS-1などオモチャモデルや古いK10Dしか持っていない)。性能はこれからとしても質感は確かに価格相応である。この度のレンズPENTAX-DA 18-135mm/F3.5-5.6 EDは「噂」のためか値崩れがおきているものだ(このレンズはタムロンOEMらしく、キットズームとしては完成度が高く、特にAF速は単焦点より良好)。私は全カメラで高倍率ズームを1本も持っていないためにコレも最後に導入となった。PENTAXはレンズのピント調整をせねばならないため煮詰めるのに時間がかかる。今日明日は台風の影響でテストもできないため、来週となるだろう。

2017.9.14

3ヶ月ぶりにLeica M Monochromeがセンサー交換から帰ってきた。Leica M9はホンの少し青味が強くなった(EIZOで確認できる程度=ノートPCのモニターでは判別しにくい)が、こちらはモノクロなので変化はないだろう。

専用ファームアップでボディは初期化され、記念すべきL000001はこのようになった。今までどおり露出はハイライト側に引っぱられ暗くなる。案外AEではなくマニュアル露出決定が良いのかもしれない。

2017.9.5

これは番外編=良い光だったので、そこら辺にあったカメラで撮ってみた。10年以上前の古い一眼レフ&キットズームと、古い1/3.2センサーのコンパクトカメラRICHO GX100で、やはりそれ相応の写りである。レンズの解像力は1970年代に完成域に達していたので、進歩とはMTFや逆光性能なのだと思ってのテスト群であった。また別の方法(もちろん実写)でレンズの性能や個性を試してみよう。

2017.9.4

1/1.7センサーのコンパクトカメラでの実験…こちらはFUJIFILM-X10、まずまずといったところだが、いわゆるラージコンパクトと比べると逆光でのハレは大きく、本格的な写真としては使えないレベルだろう。それでもFUJIFILM-X系の味は出している。

こちらはCASIO EX-10、かなり高級コンパクトで順光ではいい絵を作り、ハイスピードが売り物のカメラだが逆光ではからきしダメで、一昔前の雰囲気となる=太陽から飛び出してくるような赤い玉はセンサー由来のゴーストでレンズ性能とは関係ない。OLYMPUS XZ-1と同じレンズなので(どの光学メーカーが作ったかは秘密)今度試してみよう。

2017.9.3

今日は原稿書きで忙しかったため、きのうの別テイクテスト…古いボディと古い設計のキットズーム対決である。より新しいFuji finepix S5proとNIKKOR 18-55mmG-VRは比較的無難な結果を出した。これなら安心して使えそうだ=ボディ側の問題として、このような条件ではかなりの露出不足(もちろん評価測光)になるのである。この絵は画像処理で明るくしている…順光では他と変わらない値なのだが。

より古いFuji finepix S3proとNIKKOR 18-70mm 3.5-4.5G EDでは順光時では完全に互角で望遠側が長いこちらが有利だったが、逆光性能は格段にこちらが落ちる。気を付けて使いたい。

2017.9.2

性懲りもなく、今日良い光が来たので(レンズには不利な光)複数本のレンズをテストした=相対評価なのも、その日によって条件が異なるためで、なるべく太陽が低い位置で曇りが無く、植え込みにも光が当たっているのがベストだ。画角は違うがNIKKOR 24-85mmGはなかなかズームとして悪くない(今日はレンズにとっては最悪のコンデション)。フレア・ゴーストもそれなりに出ているが、画質低下が少ないのがいいのである。絞りF8。

対してSONY FE28-70mmF3.5-5.6は予想どおり良くない。最近の開発のレンズは悪くないが、やや古いレンズは解像力も逆光特性も良くない。そしてボディの問題として、このような条件でAWBの色が緑色へ転ぶ傾向がある。逆光特性だけではなく全体的に見てNikonと比べると雲泥の差である。ちょっと考え直す必要も感じた。今日は可能な限り未テストのレンズを多く撮影したので、おいおい公開したい(かなりひどいのもある)。

2017.8.30

逆光テスト…今年はこれが最後となる。季節が進んで日没の位置が変わり、電柱の右の低い位置で捉えられなくなった(そして電柱の根もとの木立に沈む)。今日は電柱のてっぺんの左あたりだ。続きは来年とする。 さて最後の3本は単焦点レンズ24mm画角のレンズだ(すべてフードなしで撮影)。 まずZUIKO 12mmF2はさすがに深度が深い。逆光にはややフレアっぽいが実用的には問題ない=このレンズの巨大な純正フードには意味があるだろう。

ZUIKO 12mmよりはフレアが少ないが画質の低下は同じぐらいだ。これも実用の範囲に充分入っている。しかし先日来テストしてきた広角ズーム(レンズ構成枚数が多い)の多くと大差ないのは少し不満である。

PENTAX DA15mm F4 ED ALはフレアは3本の中でもっとも少ないようだがゴーストが大きく出るのと、他より派手な色となるあたりが癖となっている(個性とも言える)…全体的な性能は古いレンズ構成ながら、より新しい他の2本と互角と言える。AF速度は、ZUIKO > PENTAX > FUJIFILM だ=この順序はボディを替えても動かない。

2017.8.24

今度はμ4/3の新旧O&Pの対決(絞りはF4.5)…逆光性能は古いZUIKO 12-50mmF3.5-6.3が劣ることは仕方ないとしても、残念ながら全体的な画質も(これはボディの古さもある)Panasonicに比べて一段下回ることが分かった。

LUMIX GX7とG VARIO12-32mmF3.5-5.6の組合せでは無難な範囲に収まっている。レンズはZUIKOに比べるとキットズームとしても格下なのだが、ズーム比に無理をしていないのも良いのかも知れない=ただしこのような被写体では分からないが広角側の歪曲収差はG VARIO12-32mmF3.5-5.6の方が目立つ。 もうμ4/3系は島歩き(それもAPS系が主力)以外には使わないだろうが、それでもOLYMPUSにはまだ頑張って欲しい(パナはそろそろ△かな…動画専門へ?)。実用的には問題ないとしても世間の方向はフルサイズ+APSのような気がする。そして小型なら1-inch…。

2017.8.23

また逆光テスト…今回はα6000にZeiss Vario-tessar E16-70mmF4とSONY E16-50mmF3.5-5.6PZでの比較だ。ボディが同じなので公平性は高い…絞りF8での撮影(ボディ設定は当然に同じ)。 結果は非常に意外で、安価なキットズームSONY E16-50mmF3.5-5.6の方が逆光にずっと強いのである。普通撮影での優劣はあらゆる面で明らかにZeiss Vario-tessar E16-70mmF4の勝ちだが、こと逆光となるとまったく違う=風評や価格だけで判断してはいけないと言う見本のような結果だ。

2017.8.21

少し太陽の光が弱いが、また逆光テスト…今回はAPSの固定レンズ(28mm画角)の3台だ。 結果はさほど変わらず、どれも下のラージコンパクトカメラと同様に良好だ。ただし写りはRICHO GRが最もマイルドなのは興味深い=人気の秘訣か?

FUJIFILM-X70は最もAFが速く正確だった。絵づくりもクッキリとさせている。FUJIFILM-X100系に見られる逆光での弱さは全くない。総合的にはFUJIFILM-X70が一番だと思う。

Nikon COOLPIX A…AFが遅くて不正確である=どうしても遠近競合が起こり、写りが綺麗なのに惜しいと思われる。AFはFUJIFILM-X70>RICHO GR>Nikon COOLPIX Aとなる。写りはRICOH GRが少し鈍い印象がある(これはAWBやエンジンの違いでレンズとは関係ない)。

2017.8.18

いつまでも続く逆光テスト(参考になるはず=普通は解像力や収差についてのテストレポートが多い)…ついにラージコンパクト編である。いずれも太陽は電柱の横、F4撮影(あとはデフォルトj-peg撮影)。上は古めの1.5インチセンサーのCanon G1X-mk2である。ボディ・レンズ一体なのも関係あるかも知れないが、さすがに逆光には強くゴーストは皆無、フレアもよく押さえられている。Canonセンサーの全体的な特徴としてダイナミックレンジは狭めだ。μ4/3とAPSの中間程度の大きさのセンサーでレンズの優秀さもありお勧めの1台なのだが、ちっともコンパクトではないし重いので「ちょっとサブカメラに…」とは行かない。これを使うときはこれがメインになることだ。Canon G1X-2=レンズも24-120mm相当画角で使えるカメラと再認識した。おっと!G1X-3の計画もあるのかな?

こちらは大人気のSONY RX100M3…Canon G1X-2とは違って新しい1-inchセンサーに最新エンジンの組合せでポケットサイズ(レンズは24-70mm画角)、そして性能や使い勝手を少しずつ上げながらもSONY RX100-2-3-4-5と新旧の同系カメラを併売している点が人気の理由だ。誰かにコンパクトカメラ購入の相談を受けたら間違いなくSONY RX100系を勧めている(特に無印RX100は初心者には最適)。さて逆光特性はCanon G1X-2に比してゴーストはほとんど目立たないもののフレアが多く広く影響を受けている。この手のカメラはフードがないため要注意だ=ただしこのカメラはサブカメラとしてちょうど良いのでこれで充分とも言えよう。

2017.8.13

またしても逆光でのレンズの評価である…センサーサイズも焦点距離も違うが一応28mm相当画角である(絞りはF5.6)。17-70mm F2.8-4DC(と言うよりFOVEONはと言うべき)は独特の色のフレア・ゴーストを出す。これはSIGMA sd-Qでもdp1Qやdp1mでも色味や出具合は違っても、逆光に弱いと言うより変わった色のフレアやゴーストが出現するということだ。これも個性と割り切るか要注意!かは考えて使うと良い=つまり画質低下にはそれほどの心配はないと言えるからだ。 一方のLeica D Vario-Elmarit 14-50mm F2.8-3.5 ASPH.はボディも含めて少し設計が古いせいだろうが逆光の影響はやや大きい。おそらく太陽が正面からレンズに入ったら更に悪化するだろう。

2017.8.8

レンズ逆光テスト番外編の2…画角はまったく違うので比べる意味はないかも知れないが、古い設計のレンズ2本を同時にテストした(F5.6)。いずれもフレア・ゴースト共に賑やかだ=しかし思ったより良く踏ん張っていて、どちらも限度内に十分収まっている(両方とも古い設計ではあるが高価なレンズだ)。

2017.8.6

今日は天気が良かったため再度テスト…今度はF8だ。ここではダイナミックレンジを拡張している(弱+露出補正:-0.3)…と言うのもFOVEONは白飛びが起こりやすいからである。この大きさでは分かりにくいが、それにしても素晴らしい精密感である…もう少し合焦が速ければ無敵かも知れない(とは言え大きさ・重さも、軽いフルサイズ機と変わらないが…)。

やはりピクセル等倍切り出し…コントラストが高いのでカリッと感はあるが、F4で撮った時と解像力はあまり変わらない。

2017.8.5

SIGMA sd-QとSIGMA SPP6がファームアップされたので、さっそくRAW現像テスト、絞りはF4だ(あとはデフォルト)。現像はレンズプロファイル/入り・マゼンタとグリーンのフリンジ除去・倍率色収差補正だけ触って、色味やコントラストetcはデフォルトのままである。隅々まで綺麗に表現されている(色は地味…)。

中央部をピクセル等倍で切り出した。エッヂは甘くなるが絞りF4としてはNikon D800の切り出しと変わらないし、周辺部まで破綻無く表出されている。

2017.8.4

ホワイトバランスについての実験…Leica M9の新センサーがやや青い点について、試しにホワイトバランスをデイライトとAWBで同時に撮ってみた…レンズはsummicron 35mmF2/3rd(7枚玉)で絞りはF8、絞り優先AE、j-peg撮影である。このレンズは逆光に弱くて派手に大きなゴーストが出る(上下の画像で少しカメラの角度が違っただけで大きく変わる…)が、色味だけを見ると、明らかに(EIZOで見ると)AWBの方が青味が弱くなっている。j-peg撮影で行きたい人はAWBで撮る方が良いだろう…ただしLeicaのAWBは国産カメラに比べると微調整も効かないし、変な色に転ぶこともあるため、色々な光のシーンで使い込んで頭と身体で覚えることだ。

2017.8.3

スーパーワイドテストの番外編…単焦点ではNikonとLeica以外はスーパーワイドレンズを持っていないため(しかもLeicaは12mmまであるがNikonは20mmまで)この2本で実験をした。絞りはF5.6、あとはj-pegデフォルトだ。太陽が高い位置なので、画面に入れるため(左上の隅)縦位置撮影とした。Nikon Dfには単焦点レンズがよく似合う。

elmarit21mmF2.8/1st球面(テキストの20mmは間違い)…ほぼ問題は認められず非常に優秀だ。しかし新センサーのこの青さには今後とも悩まされそうな予感がする(Leicaは色温度の微調整ができない)=やはりRAWで撮って現像/加工となるだろう(どちらにしてもRAW+j-peg同時記録)。

こちらは設計は古くてもさすがに単焦点レンズ、ゴーストは出ているが画質的な崩れはない。シャープネスはLeicaとしても総合的にはこちらが使いやすいだろう。

2017.8.1

今日は帰宅すると強い光の日没に間に合った…そこでSIGMA 12-24mmF4.5-5.6IIとNIKKOR 18-35mm f/3.5-4.5G EDをNikon D800を使って再撮影、納得できるデータが得られた。太陽は電柱の横、F5.6でj-pegデフォルト撮影…Nikon D800は常にブレ防止のためにパワーグリップを付けている。Nikon言うところの「機構ブレ」は仕方ないとしても、手持ち撮影しかしない私には必要な手振れ防止の措置である=おかげで重くなりすぎて定点撮影しかできなくなった(しかも短時間の)。

SIGMA 12-24mmF4.5-5.6IIはNikon Dfでテストしたときよりゴーストやフレアは少ない。ボディ内の内面反射防止がNikon D800の方が良いのか、少しだけ太陽が中央寄りなのが良いのか(他の画像を見てもたぶん前者)逆光によく踏ん張っていると思う。 一方NIKKOR 18-35mm f/3.5-4.5G EDは下のテストと同様にほとんど完全逆光による影響がない。逆光耐性においては私の持つスーパーワイドズームレンズの中で最優秀と言える。2番目はSONY α7系用のZeiss Vario-tessar FE16-35mm F4、3番目はSONY α-APS系用のSONY E10-18mmF4と思われる。そして設計の古いSIGMA 10-20mmF4-5.6やZUIKO 7-14mmF4、Tokina 17-35mmF4などを除いて最近のレンズはよく対策されている。繰り返すが、これは解像力や収差補正のテストではなく、あくまで逆光耐性の実験である。

2017.7.30

さて天気が良くなったのでテスト再開。SIGMA 12-24mmF4.5-5.6IIとの比較を試みたかったが、なんとNikon D610とSIGMA 12-24mmF4.5-5.6IIのマッチングが悪くピントが合わないことが判明…他のレンズでは問題ないためNikon D610の問題ではなくSIGMA 12-24mmF4.5-5.6II側の接点に障害があるのだと思われる=ただしNikon Df/Nikon D800とSIGMA 12-24mmF4.5-5.6IIの組合せなら合焦するので微細な問題なのだろう。非純正のレンズの場合、このようなことが起こる(二例目=いずれもSIGMA)ことがあるため、ユーザーは注意して欲しい(メーカーに依頼すればすぐに直してくれる)。

と言う訳でNIKKOR 18-35mm f/3.5-4.5G ED単独でテスト(F5.6)…太陽は画面内電柱付近だ。先日よりやや光が弱いため参考程度にしてほしいが、このレンズも優秀でフレア・ゴースト共にほとんど出ていない。安心して使えるレンズと言えよう。Canon EF17-40mmF4Lと甲乙つけがたいシャープネスでもある。そしてNikon的な暖色となる。

2017.7.27

さて、きのう撮影したテスト…Canon EF17-40mmF4L/Tokina 17-35mmF4/SIGMA 12-24mmF4.5-5.6IIの比較である。絞りはF5.6、絞り優先AE、全体に言えることだがフードは外せるものは外して撮影している。

さすがにTokina 17-35mmF4は設計が古いレンズらしく派手にゴースト・フレアが出ている。ただしフレアの範囲は比較的狭く、中央とその周囲の画質低下は最低限である。SIGMA 10-20mmF4-5.6(APSレンズ)に比べるとずいぶんいいだろう。Canon EF17-40mmF4Lより夕方らしい発色だ。AWBを晴天モードにすると答えが違ってくる。

これは純正Lレンズ、性能はTokina 17-35mmF4を2段階ぐらい越えている…同じ条件で撮影したのにコントラストやシャープネスがまったく異なる。不思議なことに同じボディ設定にもかかわらず色味が異なり、Canonが青くTokinaが黄色い=これは、1.レンズが違う(青玉・黄玉)。 2.僅かな写した角度の違いでAWBが過敏に反応した。 3.6Dには純正レンズプロファイルが入っており、特にj-peg撮って出しの場合にボディ補正が効き、Tokina 17-35mmF4の場合は効かない…どうも3のように思う。1や2は今どき考えにくい…とは言っても、理由がなんであれ結果が出ているので非純正レンズを使うときはCanon 6Dに限らず注意することだ。

SIGMA 12-24mmF4.5-5.6II…画角もボディも相当違うので簡単には言えないが、フルサイズの限界近くの12mmとしては良く健闘していると思う。逆光でも全体としてはよく画質を保っている。ボディはNikon D610で試した方が良かったかも知れない(Nikon Dfは少し特殊なボディのため)。

…NIKKOR 18-35mm f/3.5-4.5G EDのことを忘れていた=3=3=3 ちょうど良いのでNikon D610にSIGMA 12-24mmF4.5-5.6IIとNIKKOR 18-35mm f/3.5-4.5G EDを取り付けて同じ条件の日にテストしてみよう。

2017.7.26

天気の良い夕方だったため逆光テストを実施…今回はFUJIFILM XF10-24mmF4RとCanon EF-M 11-22mmF4-5.6である。絞りはF5.6・絞り優先AE・AWBで、太陽は電柱の横で画面に入っている。

やはりセンサーサイズの差と1mmの焦点距離の差で写る範囲はだいぶ違う。FUJIFILM XF10-24mmF4Rはシャープネスでは上回るものの、かなりフレアが出ていて(フジのレンズはフレアの出るものが全体にやや多い)太陽の周辺の画質低下は大きい…ゴーストは最低限でフレアの範囲も狭く押さえられているためそれほどの違和感はないが、それでも逆光時は要注意だ。7/21のテストと同様にCanon EF-M 11-22mmF4-5.6(と言うよりボディ)は温色に振れている=言い換えればSONY-α6000と同様にFUJIFILM X-Pro1もAWBの設定は青っぽいとも言える。Canonの逆光性能はたいへん優れているがボディは少しダイナミックレンジが狭いように思われる(これもCanon全体に感じられることだ=センサーの問題か?)=黒の潰れ具合は同じようなものでも電柱・電線が白飛びをして空に溶け込んでいる。何本もスーパーワイドズームレンズをテストしてみて、どれも昔のレンズと比べると格段に解像力やMTF、逆光性能などが進歩していて個性は違っていても安心して使えることが分かった。あと所有しているこの手のレンズは、SIGMA 12-24mm(ニコンマウント)・Canon EF17-40mmF4・Tokina 17-35mmF4(キヤノンマウント)である=さきほど撮影済み…明日アップする。

2017.7.21

今日のpm5:40撮影(太陽は電柱の先のすぐ右にある)、ワイドズームの逆光特性のテストの続き…SONY E10-18mmF4 Vs. EFS 10-18mmF4.5-5.6、いずれも絞りはF10だ。同じ10mmでの撮影であるがAPSセンサーの大きさの違いによりSONY E10-18mmF4の方が広く写る。価格の違いはあるとしてもSONYの圧勝だ…ゴースト・フレア共に最小限だ(解像力やMTFも元々こちらが上)。

ボディの違いが大きく、AWBや評価測光の設定が異なるため、見た目の印象はずいぶんと違う。SONYが良いと書いたがCanonもゴースト・フレア量は多いとしても画質低下は最小限で、スーパーワイドズームとしてのコストパフォーマンスは高い。画質低下が少なくてゴーストがコロコロでるのも好ましい(私の好み=絞りをF5.6ぐらいにするともっとゴーストは大きく派手になる)。

2017.7.14

1ヶ月半ぶりにLeica M9と再会。

新センサー

Leica M9がセンサー交換から帰ってきて、まずセンサー交換に出していないLeica MEと比較テストをした…天候は薄曇り、レンズはelmarit28mmF2.8/ASPH、ボディ設定はいずれもデフォルト・j-peg撮って出しである。結果は少し新センサーの方がやや青味が強く(EIZOで見ている=普通のノートPCでは分からないかも知れない)、それ以外は何も問題はない=暗部ノイズやコントラストなど(実際は種々の条件で撮影した)。次は晴れた日の高コントラスト下でのフリンジの出具合だろう。ともあれCCD-Leicaを持っていて未交換の人は安心して点検・交換に出した方が良い(何度か書いている)…8/15をすぎると「敷居が高くなる」ためである。ただしすでに混雑を極めているようで、これからの人は最大3ヶ月を覚悟しないといけないだろう(代替機貸し出しも払底しつつある)。

旧センサー

2017.7.3

近江八幡・堀切港にて。向こうは沖島と比良山系(曇り日の夕刻+設定が地味)。

Leica M9とLeica M Monochromeの最後のカットを掲示=どちらも新センサーとなる。専用ファームアップもなされ、おそらく絵は違ったものになるだろう。M9は近日に帰ってくる(約1ヶ月半)、Leica M Monochromeは9月中旬(約3ヶ月半)となる。最初のLeicaの告知より大幅に作業は遅れている(M9/MEは1ヶ月、M Monochromeは2ヶ月との告知)。最近Leica M Monochrome/M9を出した友人も「9月」と言われたそうである。またセンサー交換ではなく「センサーフィルターの交換」との説明を受けた…最近のLeicaの対応は混乱を極めている。自社で言い始めたことを翻意・訂正をしているのが現状である。

こちらはアトリエの机の上を撮ったのが最後のカット。

2017.6.30

スーパーワイドレンズの逆光テストの続き…これはSONY α7-II+Zeiss Vario-tessar FE16-35mm F4=太陽は画面左にある。薄いゴーストが出ているだけでフレア成分は非常に少ない。極めて優秀だ/T*コーティングのせいばかりではなく、硝材や鏡胴内塗装、ボディ内部の反射防止処理の総合力だろう。

そしてLUMIX GX7+ZUIKO 9-18mmF4-5.6…こちらはゴーストは最低限だがフレアは少し出ていて、その部分の画質低下は否めない=しかし前回テストした古めのレンズ2種に比べるとかなり良好とも言える。 私個人としては画質低下が少なければコロコロとゴーストが出るのが好みだが…。

2017.6.25

この間からフィルムスキャンをしていて、あまりにスキャナーの画像が良くないので、ついにNikonのデュープ装置を購入(これはフィルムカメラ時代からの部品だ)=たまたま60mm microレンズを持っていたのでアダプターリング+複写チューブで等倍撮影(フルサイズボディ+55mm&60mmレンズで等倍=他のレンズでは実験しないと分からない=マクロレンズでないとダメなのは確かだ)…はるかに良好な画像が得られた。Nikonは色々と使えるアクセサリーを残してくれている。これでスキャナーより安価で速く、よい画像データが得られることになった。光源も明るければAWBが効き白色LEDライトで問題なし、AE&AFで撮ったが、それも問題なし(一般撮影と異なり画調の設定はした方が良い)…どうして早く気がつかなかったかと珍しくも後悔した。装置自体はフィルター枠にねじ込むだけなのでステップアップ・ダウンリングを活用すればCanon等でも可能だと思われる(等倍でなくてもいいならAPSボディでもOK)。写真のBS-1はES-1の間違いm(_ _)m

この差がある(上がスキャナー、下がデュープ)…問題にならない。画像処理である程度の改良は可能だが、スキャン〜画像処理に時間がかかりすぎる。昔スライドコピアと言う名前で製品があったのを思い出した(もう少し大袈裟な装置)。

2017.6.23

SONY α7-IIの続き…取りあえずZeiss Vario-tessar FE16-35mm F4も含めて実写テスト、16mmではさすがに周辺に甘さがでるが(F5.6)、それもF8にすれば問題はない。だいたい18mmより上なら相当良くてF5.6で充分な画質である。総体的に見ると24mmあたりが一番良さそうだ…しかしZeiss T*レンズは全画角・全絞りで安定した描写をする。写真はF4 16mmで薄暮での撮影…16mmでも近接となるとピントは薄い、ここでSONY αのAFの速度と正確さが発揮される。α7と比べるとセンサーは同じとしてもエンジンやソフトウェアに手直しがあるようで、色味やDRオプティマイザーに進歩が見られる。

現在のα7系のシステム…α7 α7R α7-II・16-35mm/28mm/35mm/28-70mm/85mmだ。ワイドに片寄っているが撮影のスタイルとしてはこれで良いのである。ひとつの難点は、バッテリーでは最初のNEX-3からα7-IIまで頑なに互換性を持たせていたのが、フィルター径が49/55/67/72mmとバラバラで統一性がないことである(とうぜんキャップも)。 α6000系のレンズも互換性があるため長い玉はAPSレンズをクロップして使うことになる(バランスは悪くなるがその逆も可)。

2017.6.22

浅薄にもキャッシュバックセールに乗ってSONY α7-II&Zeiss Vario-tessar FE16-35mm F4を購入した…両方でキャッシュバック3万円を差し引くと…価格は店と私の秘密である。これから面倒な手続きに入る=ソニーの場合、デジタルとアナログで処理…つまり機械と振込口座の登録をネットで、証拠書類等を郵送でとなる。 これでFEレンズは、16-35/28/35/28-70/85mmとなった。28/35mmが要らないように見えるが、そうではない…島歩きには軽くするため単焦点の方が良いのである。なぜSONY α7-IIかは、当分の間APSはSONY-α6000となった以上、フルサイズもSONY α7系が便利になるのと扱いが簡単なのである=そしてα7だと更に良いのだが重いレンズを付けて走り回るとマウントの脆弱さが不安なのである(使い心地は一般の風評とは違ってα7/α7Rの方が好き)。 もちろんNikon DfやCanon 5D-III、ドック入り中のLeica M9を放棄した訳ではない。ま適材適所というところか…。

最初の1枚0001はスーパーワイドなので寝ころんでアトリエの天井を撮る。当然だがちゃんと写る。

2016.7.16

火線について…画角もボディも違うため単純な比較とはならないが、SIGMA 10-20mmF4-5.6とZUIKO 12-60mmF2.8-4(+OLYMPUS E-5)を比べると、SIGMAが線状のフレアが多く、ZUIKOはゴーストが主で画面全体を見ると印象的に好ましく感じられる。価格がまったく違うので当たり前とも言えるが、SIGMAのワイドレンズに概ね共通する火線の出かたであることは記憶されたい。

2017.6.8

フォーサーズボディとレンズについて設定を煮詰めきり(これ以上は無理)最後にレンズとの相性を見て、このような組合せが良いと判断した(あと望遠ズームがあり、これはどれに付けても似たような結果)…OLYMPUS E-5は最終型で最高級モデルなためどのレンズでも良い=しかしあとのボディは10年以上前の700万画素前後の古いボディ(整備はされている)のために最適レンズを見つけることになったのである。

OLYMPUS E-300(4台の中で唯一のCCDセンサー)+ZUIKO 7-14mmF4…これぐらい派手に火線(フレアやゴースト)が出てくれる方が面白い=一眼レフのためファインダーで見た火線と実際に写る火線が違うのだ。昔のワイドレンズは常にこんな感じだった。大三元ズームなので解像性能は充分、昔のレンズの雰囲気も出せるのでとても気に入っている。CCDのカリッと感も、MOS機のLUMIX L-1やOLYMPUS E-330より昔風で、この組合せ基準は「昔っぽい」&「ビデオカメラ風」ということである。

 最終型のE−5でも2010年のモデルだ。

2017.5.23

しばらく使っていなかったLUMIX GX7とOLYMPUS 9-18mmF4-5.6の組合せでテストをしてみた(島歩きの準備=これから暑くなるのでカメラも小型にせねば…)。沈胴の出し入れは面倒だが、ガタや偏心があるわけではなく基本の造りの良さが感じられる。

曇り日にワイド端で(F5.6)で撮影した。まったく何も破綻はない…ピント深度が深いため、ほとんど全体にピントがくる。F8にすれば完璧だろう。小フォーマット由縁の収差の除去がμ4/3の魅力とも言えよう。

2017.5.18

今日Leica大阪へ持参…ボクのLeica M9はセンサーガラスの異常は認められないが快く受け取ってくれた。まずは全数を銀座Leicaへ送り、点検後必要に応じてドイツへ送る(可能の範囲で日本で修理)のである。異常がないのに「なるべく早く返却します」と来た…対策品でないセンサーは8/15までは「全交換」の可能性がある。そうでないとLeica社の言い分(保護ガラスの不良を認めつつ「うち切る」との告知)のつじつまが合わないからだ=そろそろ対策済センサーのラインも止めたいし、窓口も閉鎖したいはずで、Nikon D600と違ってLeicaは「使わない人=不良かどうかも分からない人」が数多くいて、出荷台数と交換台数・不良率などは分かっているはずなので「隠れた不良品」が多くあるのだろう。この際いつまでも引きずらないために期限を区切ったのだろうと理解している。現に私も知り合いも現況不良ではないのに点検に出すのである。Leica M Monochromeも少し使ってから、8/15までに点検に出すことにする。

昨日の琵琶湖・沖島の西海岸にて…風が強く葦の穂はブレているが良い画像だ。今回の椿事が片づいたら、いよいよLeicaだけで撮影となるかも…CCD/Leicaは捨てがたい味がある。もちろんLeica M Typ262やQのMOS/Leicaも別の魅力がある。最近発表された非一眼レフの雄α9やSONYのGレンズの価格を見ると、今の私の体制だけでシゴトを進める方が良いとさえ思うのである。

2017.5.16

 Leicaの"in disguise"…CCD-Leica M ボディのセンサー保護ガラス劣化に対する措置が、当初はLeica社も製品不良を認めて無条件・無制限に近いセンサー交換となった(保証期限切れでも中古品購入でも可など)が、突如として今年の8/15をもって変更となる旨が発表された。条件も色々附加され事実上有料となる。OHも含めて10万円ほどになり安くはない…ヘビーユーザーにとってはOH料金も含むのならこんなものと思われるが、一般的なユーザーにとっては不当な決定と受け取られること必定である。詳細は下記Leicaサイトを読みましょう。これからLeica社の対応を見ていくとして、とりあえずユーザーは8/15までに点検に出すことだ=私の周囲にCCD/Leica M ボディを持った人が私も含めて6名いるが、うち3名が上記劣化で交換措置となっている(そうとうな確率だし、Leicaサービスも非公式に数多いことを認めている)。Nikon D600のように訴訟につながることも予想される。安くない買い物なのだから…Leicaはしきりに現行品へのグレードアップを勧めているがNikon D600の時と異なり無償交換でないことは明記しておく。

http://jp.leica-camera.comから入り、

★内容は下記の通り。

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ライカM9 / M9-P / Mモノクローム / M-EのCCDセンサーに関する最新情報

平素より、ライカカメラ製品をご愛顧賜り誠にありがとうございます。

ライカM9、M9-P、Mモノクローム、M-Eの各モデルでCCDセンサーのコーティング層が剥離する事象につきまして、今後の対応をご連絡させていただきます。

2017年8月15日までの期間、本事象が確認できたセンサーにつきましては、改良版のCCDセンサーに無償で交換させていただきます。2017年8月16日以降につきましては、新品の購入から5年以内に本事象が発生した製品につきましては、無償でセンサーを交換させていただきます。

2017年8月16日以降、購入から5年以上経過した製品で本事象が確認できた場合には、お使いのカメラの機能を維持するために、98,604円(税込)のオーバーホール作業と併せてセンサーを交換させていただきます。この作業には1年間の修理保証が付与されます。

さらに、本事象が確認された当該機種をお持ちのお客様には、ライカM(Typ 240)シリーズにアップグレードしていただけるサービスをご提供いたします。アップグレードサービスの内容につきましては、カスタマーケアにお問い合わせください。

なお、上記のCCDセンサーの交換およびアップグレードサービスにつきましては、いずれも上記の対象モデルにおきまして弊社カスタマーケアにて当該事象が確認できた場合のみが対象となります。本事象が発生していない場合や予防としてのセンサー交換につきましては、上記サービスの対象外となりますので、ご了承くださいますようお願い申し上げます。

カメラ内部には、多くの機械部品が存在し、経年のご愛用でこれら部品が消耗したり劣化するとシャッターの機能に影響を及ぼします。ライカM型デジタルカメラでは、5年前後を目安にシャッターチャージ機構部の調整や劣化した部品を交換するオーバーホールをお勧めしています。

*ライカM型デジタルカメラのオーバーホールには下記の内容が含まれます。

- シャッターチャージ機構部の劣化部品交換と分解清掃
- マルチファンクションホイールの分解清掃
- メインスイッチおよびシャッタースピードダイヤルの分解清掃
- ビューファインダーの距離計調整と簡易清掃
- ベースプレートの開閉つまみの調整
- ベースプレートの保護フィルムの貼り替え
- トップカバー刻印のペイント剥がれ箇所の修正

Q&A:

・M型カメラを購入してから5年以上経過しているかどうかは、どうすればわかりますか?

新品でカメラをご購入いただいた日付が適用されますので、購入日付の記載された保証書あるいは購入時のレシートでご確認ください。また、保証書もレシートもお手元にない場合には、カメラの出荷時をシリアルナンバーから確認することも可能ですが、この場合には、ライカカメラジャパンから出荷された日付が適用されることになりますのでご注意ください。なお、海外で購入されたカメラにつきましては、ドイツのライカカメラAGから出荷された日付が適用されます。また、その場合はお調べするのにお時間を頂戴いたします。

・自分の使用しているカメラが、保証で完全にカバーされる期間内のものであるかは、購入日からどの時点が適用となりますか?

本事象についてライカカメラジャパンにご連絡いただいた日付が適用されます。なお、ライカカスタマーケアにて発生している事象がセンサーの不具合によるものであるかどうかを確認させていただきますので、ライカカスタマーケアにカメラ本体をお送りいただきまして、ライカの専門スタッフがカメラを点検するという流れとなります。

・カメラを修理する代わりにアップグレードサービスを利用する場合には、どうすれば良いですか?

アップグレードサービスをご希望の方は、ライカカスタマーケアにご相談ください。

・ライカM10にアップグレードすることは可能ですか?

最新モデルのライカM10は、アップグレードサービスの対象外です。対象機種は下記の通りです。

− ライカM-P (Typ 240)
− ライカMモノクローム (Typ 246)
− ライカM-A (Typ 127)

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★下は2015.6.29づけの元のLeica社の対応(もちろんLeica正規サイトからの引用)

ライカM9 / M9-P / Mモノクローム/ M-EのCCDセンサーに関する最新情報

平素より、ライカカメラ製品をご愛顧賜り誠にありがとうございます。

ライカM9、M9-P、Mモノクローム、M-Eの各モデルで、CCDセンサーのコーティング層が剥離する事象につきまして(関連記事:2014年12月12日付のお知らせ)、ライカカメラ社は技術的な解決策を模索してまいりました。

現在、改良版のCCDセンサーの開発はほぼ完了し、次の段階として、従来のセンサーと同じ特性となるよう、実際の状況下で評価テストを繰り返し実施しております。

改良版センサーの完成時期は現時点では未定ですが、全ての品質試験が終了次第、順次修理に使用してまいります。点検の結果、本事象を確認できた場合には、保証期間にかかわらず無償でCCDセンサーを交換させていただきます。なお、本事象が発生していない場合や予防としてのセンサー交換は無償修理対象外となりますので、ご了承くださいますようよろしくお願い申し上げます。

【本件に関するお問い合わせ窓口】

ライカカメラジャパン株式会社 カスタマーケア部 
電話: 03-6215-7072 / FAX: 03-6215-7073
E-mail: info@leica-camera.co.jp
営業時間:火 - 土曜日 11:00 - 18:00(休:日・月曜日、祝祭日、弊社特別休業日)

2017.5.3

今日時間があったので、今は無き4/3ボディ新旧4台(レンズも6本あり)の復活作戦を考えた…徹底的に設定を見直しボディ・レンズの相性をも含めて実写で見ていこうとしている。少し無謀な試みとも言えるが同じフォーマットのμ4/3の成功を見ていると可能性(あくまで実用の範囲での)があると思われる。

atelier玄関脇の満開のコデマリ(コデマリという割には大木になった)をRAW撮影、そして複数のソフトで現像・調整してみた。当時のRAW現像やj-peg撮って出しより良い結果となる(当然だろうが…)。OLYMPUS E-5(最後のモデル)+ZUIKO 12-60mmF2.8-4=これも当然だが充分使える。更に下位・旧式のボディやレンズでも良い結果を期待している。

2017.4.22

価格が急に下がったので(価格.comではない)かねてより懸案のα7用の中望遠レンズSONY-FE85mmF1.8を導入した。本当は100mm程度が良いのだがSONYの従来レンズでは大きく重いため、たまにしか使わない望遠なので見送ってきた。しかしこの度F1.8はまったく不要としても(もっと小型のF4クラスで充分)比較的軽く、持ちやすい無印レンズが出てきたので考慮していたのである。これでフルサイズSONY FEレンズは、28/35/85/28-70mmとなり完結した(もちろんクロップでたくさんのEレンズがある)。

うわさどおり逆光だと、かなり賑やかにゴースト・フレアが出る。はっきりと画質の低下(これはF10)もあるので、フード着用はもちろんのこと、逆光では神経質になったほうが良いだろう。

写真内のEFはFEの誤りm(_ _)m

反対に順光の場合は癖もなく周辺まで安定した写りだ(やや奥行きが足りず平板)。自宅でのテストによると絞りF2.8でまずまずのピントでF4なら安心できる。ただしキリキリとピントのくるタイプではなくふんわりとした軟らかさの描写のため、望遠域を多く使う人は価格は高くなるもののGレンズやZeissレンズを求めた方がよいだろう。ソニー系のフラットな描写に適したレンズとも言えるだろう。

2017.4.16

土日で能登〜越中へ駆け足旅行…機材はSONY E10-18mmF4の試用も兼ねて、このとおり=SONY-E20mmF2.8は実際には使わなかった。少なくとも今年のAPSカメラはα6000で行きたいと思う。

さて実写…能登の西岸駅にて、鉄ちゃんとアニメマニア合同の撮影会に遭遇(数十人の彼らは写真はあまり撮らず、駅舎あたりで「おしゃべり」ばかりであった=したがってここには写っていない)…桜は満開、能登鉄も特別列車を出して、ここ西岸駅で20分ばかりの「おひろめ停車」…SONY E10-18mmF4は素晴らしくヌケが良く、同種のレンズとしては軽くて小型、とても満足できるレンズだ。2012年の発売なので、もう少ししたら新型も出るとは思うが、これが良いと思っている。いままで「α6000が主力」とは一度も考えていなかったために導入が遅れただけである。

2017.4.15

SIGMA sd-QとFUJIFILM-X70、同じAPSカメラなのに、この大きさの差! ともあれ4/14に公開された新SPP6による現像をさっそく試みた。

画質の良さもさることながら、SIGMAの説明どおり現像速度も「少し」改善されているし、よりFOVEON独特の癖も緩和され「細かくて軟らかく」なってきたようだ…大量の現像は無理としてもSIGMA sd-Qに附加されたDNG型式保存の意味もなくなったようだ(RAW+j-peg同時保存がDNGの場合できないこともある…)。

2017.4.14

SONY E16-50mmF3.5-5.6とSONY E10-18mmF4。FUJIFILM X-Pro2とそのレンズ群が画質は良いもののフィールドで使いにくいので=ボディは各種設定やストロボ非内蔵、レンズは新WRレンズを除いて合焦の遅さ…=APSカメラでは使いやすく速いα6000が今年も主力となることになった。 ボディはα6000が2台半(1台が老朽化しているため)+レンズは、10-18/16-50PZ/16-70/18-55/55-210/16/19*/20/30*/60*(そしてFEの28/35/28-70)となり、大レンズ資産となった(*印はSIGMAのart-DNレンズ)。あとはFE85mmF1.8が近々加わる予定だ=自然とフルサイズカメラもα7系の登場が増える。新しく導入したSONY E10-18mmF4は2012.11の登場時と価格が同じぐらいという珍しいレンズで、FUJIFILM XF10-24mmF4Rと比べるとズーム比も造作も一段低いが、テストをすると写りはかなり良好…α6000系用の他のレンズがないせいもあるが、軽くて小型、良く写るのが価格維持の原因だろう(このレンズの結果はフィールドで使ってからとする)。なぜ今さらα6000かと言うと、6300/6500を触ってみて画質的には大差なく、使い勝手も変わらないため、信頼感/慣れのある6000にしたのである(そして安い=消耗品であるデジタルカメラにはコストの要素も重要/ボディはどんどん進化するため「陳腐化した高級機」となることは避けたいし、インフレ対策で「少しの改良」で高価格も避けたい)。

八幡堀の遊覧船(ここではF9)…SONY E16-50mmF3.5-5.6PZ…テストするとやはり像が緩く(初期のEレンズ=18-55mmあたりと似たような結果)ワイド〜望遠端で、いずれも絞りはF8にしないと締まらない。したがって暗い場所では使いにくい=使いやすいレンズなのに惜しいと思う。F8以上なら大丈夫なので明るい外では活用したい(望遠側で絞りを開いてボケ味を生かすような撮影には向いていない)。APSレンズでもFUJIFILM X系と比べると、このレンズや16/18-55mmなど性能に問題があるものが混じっていて、いくつかのFEレンズも含めてSONYの考えがどうなのか知りたいものだ(技術力が低いとは思えない=レンズによるバラつきが多い)。

2017.4.12

手持ちのα6000(ミラーレスでは最も使いやすい)の1台が5万カットを越えてソロソロ動作に不安を感じ始めて、1万円キャッシュバックにほだされてダブルズームキット・ホワイトを導入(新型のα6300と比べても画質等に変化は見られない)した。レンズはSONY E16-50mmF3.5-5.6PZ+SONY E55-210mmF4.5-6.3=単体で買うと両方で6万円、キャッシュバックされるとボディはオマケで付いてくる勘定になるのである。今日はテストも兼ねてサクラ満開の近江八幡へ出仕した。

八幡堀…SONY E16-50mmF3.5-5.6はやはり甘さはあるものの周辺を除いて合格点だ。最低F5.6にはしておきたい。パワーズームレンズは使いやすい…ボディの電源を入れると沈胴していたレンズが繰り出してくる。パワーズームも手動ズームもこの手のレンズとしては良好、16mmにしてもストロボはケラれない=フィールドワークでは使いやすいレンズと言えよう。なおテスト画像はこのような実写とする。家や壁の画像では面白くないから=もちろんテストでは今までと同じようにするが、掲出画像は少しは面白みのある絵とすることにした。

2017.4.10

PENTAX K-S1 & 2…実サイズはほとんど同じだが、比べてみても1の方がコンパクトでスタイリッシュなのが分かる。グリップ部がかなり大きくなって(つまり容積は増えている=他の部分はほとんど同じ)その上の軍艦部が広くなり、余計に大きく感じるのである。ただし性能的には同じだし、機能的には少しだけ前進しているので単純に否定的ではない…とても安い一眼レフのため長く使えば値打ちも大きいと言うものだ。

長谷寺行燈(提灯とも言う)と本堂脇のシダレザクラ…雅モードは自然がキレイに写る(実際に綺麗)。18-55mmキットズーム…j-pegオンリーでドンドン記録していくには便利だ。

2017.4.3

PENTAX K-Pを待っていたのだが、ひょんなことからPENTAX K-S2+PENTAX 18-50mmF4-5.6 WRがやってきた。どちらにしてもメモ用なので「これで充分」と思った次第である。去年導入したPENTAX K-S1の後継機でセンサー・エンジン共に同じなので写りに差はない。改良型というべきか?…しかし似てはいるがPENTAX K-S1より機能は進化しているものの(価格も高くなった)世界最小・簡単一眼レフというコンセプトからは退化しているようだ。全体的な大きさは大差ないが、グリップが大きくなったために右手が窮屈でデザインのバランスも良くない。上面ダイアル類も割り切ったPENTAX K-S1に比べて配置や操作性が少し前のPENTAXに戻っているのである。またモニターがバリアングルになったが、材質や仕上げがチープで、あまり動かすと壊れそうな印象だ(私は動かさないことにした)。唯一の前進と思われる部分は防滴ボディになったことで、これもチープなキットレンズも「一応防滴」である。まぁLTDレンズ資産を生かして2台体制で行けることになったことで満足しておこう…。

レンズは沈胴式の標準ズームでキットズームとしては、こんなものの画質だ=中央部は開放から合格(開放値F4と暗いのも助けている)、周辺部は甘くて絞っても改善は小さく、なんとか実用の範囲という程度だ(キットズームの性能がPENTAXは他メーカーと比べて際だって低い印象)。ただしやはり材質や工作精度(あるいは設計)に問題があり、沈胴のロックボタンが小さい上に節度がなく、μ4/3系に見られるスムーズさがない(全体に動きが固い)。そしてレンズを伸ばしても、ズームリングの幅が狭くて非常に使いにくい。なぜプラ鏡胴で強度不足のレンズを沈胴にしたのかも理解しがたい。たぶん多用すれば壊れるレンズだろう。AFそのものは軽いためかLTDレンズに比して速く動くようだ。

写りはキットズームなりの完成度があり実用的に問題はない。使用上に不便なのと、沈胴ではないPENTAX K-S1のキットズームと変わらない性能のため、このレンズは雨の時だけ使うことになるだろう。ボディもより目的にかなったPENTAX K-S1が主力となる。

2017.3.26

またテスト…上はNikon Df+NIKKOR 28mm f/2.8D、下がCanon 5D-III+Canon EF28mmF2.8…どちらもF4の絵だ。Canonは絞り開放から問題なく、ほとんど完璧な収差補正(ボディ補正もボディ内に記憶されている)で、安全を考慮してもF4で充分の写りだ。NikonはDレンズということもあり、最低F4にしたい(それでもごく周辺は崩れる)が、古いレンズとしては健闘している=以前28mmGと撮り比べた時も「大きくは違わない」という答えでDレンズにしたのである。それはコンパクトさを重視したためと(フィールド写真家である)ボディ補正のないフィルム時代の設計で、レンズで収差補正を可能な限りしているためである(ボディ補正には独特の癖が出ることがある)。 C&N、評価測光とAWBはそれぞれの考えがあるようで、同じ条件でもずいぶん違った絵となる。RAWで撮って現像したらCanonはNikonに比して更に良くなる。

2017.3.25

夕方ギリギリの悪条件で撮影した(ボディはLeica ME)。今回は同時代のレンズ、summicron 35mmF2/6枚玉とCanon 35mmF2だ。上はsummicron 35mmF2(それまでの手作り的なレンズからコンピュータを用いた設計や新種ガラスの導入など量産体制のできるようになったレンズ=1969)、下はCanon 35mmF2(これがCanonレンジファインダーの最後の成果=1967)で、いずれのレンズもフィルム時代の完成期に入って欠点はほとんど見られない。絞り開放から使えてF4で全面にピントが来る…区別がつかないほどソックリの絵を作っている。Canon 35mmF2は絞り羽根が動かなくなって、長く使っていなかったが工学系の友人が直してくれて復活した。たくさん作られたし(バージョンは2-3あるが絵は同じと見ていい)程度も悪くないため、価格を考えるとLeica M系カメラにお勧めのレンズである。もちろん案外人気のない6枚玉もお勧めだ=ただし製品のバラつきが多いのでテストはした方が良いだろう=後期のツノ無し6枚玉ならおそらく安心。

2017.3.24

今日の昼頃の撮影…このレンズはPENTAX K-S1との組合せでピント調整不要だった。レンズ性能も作りやすい焦点距離であるためか絞り開放から問題はなくF4で全面に良好なピントが来た。同時に背景を見て分かるとおり見かけ上の深度が深く、あまり絞らずに撮ることが可能で、フィールドワークにはピッタリだ=最近の傾向として「大口径・大質量・高価」なレンズが多い中、完璧とは言えないにしても(このレンズは遅い・ボディは賑やか♪)、たまに使うレンズとしては小型で軽いレンズが必要だった=これがPENTAXにこだわって試験していた唯一の理由である。Leicaと同様、15mm/21mmのうちどちらかと70mmでフィールドへ気楽に出かけられる(しかも一眼レフだ)。レンズもボディも小さくて実用的の範囲の性能ならOK。

ついでにキットズームの55mm側をテスト…特に問題はない。しかし困ったことにワイド端と望遠端でピントにズレが出ることが分かった=したがってズレの中間あたりでピント調整をして深度でカバー(F5.6なら大丈夫の範囲)することにした。そしてワイド側はシャープ感が実用の範囲とは言え少し足りず、LTDレンズ2本持ちとなるだろう。

2017.3.23

ようやくベビーレンズ3本が揃った(少しでも安く確実な製品を手に入れるには時間がかかる)=PENTAX DA15mm F4 ED AL/ DA21mm F3.2AL/ DA70mm F2.4AL…テストは明日、小さなボディと小さなレンズ、その機動性に期待したい(多少の不便や古さはガマンできる)。下記はメーカーサイトから引用したレンズ構成図=前にも書いたとおりフィルム時代のレンズ構成そのものだ。

15mm

21mm

70mm

2017.3.20

来るべきPENTAX KP(案外近い)のためのテストの続き…結果だけを書くと、PENTAX K-S1との組合せで/PENTAX DA15mm F4 ED ALはピント補正いっぱいの-9か-10に、PENTAX DA21mm F3.2ALは-2程度であった。キットズームであるPENTAX DAL 18-55mm/F3.5-5.6はさすがに0だ。あくまでこのボディ、このレンズの組合せによるもので、個体差の激しいPENTAXボディ・レンズでは各々実験してみてほしい。KS1では3種のレンズが記憶されるが、KPでは20となり、いかにメーカーも新旧各種のKマウントレンズの存在(と規格の不統一)に苦慮しているのか分かる。反面、どのメーカーの一眼レフでも起こりうることなのでマニュアルで自己補正できる機能があるのは良いのかも知れない。KPの写真はサイトから引用した=自分のが来たら貼り替える。

2017.3.19

PENTAX DA15mm F4 ED ALについて追補…仔細に検討すると、デフォルトでPENTAX K-S1とPENTAX DA15mm F4 ED ALのピントにズレ(かなりの前ピン)があることが分かった…さっそく調整して再撮影(そのため早起きをした)したところ、周辺の収差は残るものの、全体的な解像力は改善され、F5.6で充分な画質があることが分かった。PENTAXボディにはボディモーター・レンズモーターに関わらずピントのズレが頻発するため(PENTAX-K10Dでも起こった) K-S1ではボディ機能に3本のレンズに限ってレンズ認識をしたうえでピント微調整機能がついている=つまりピントズレを修正すると、そのレンズを付けたらボディがピントを自動的に修正するので(したがって純正レンズ以外は不可)その都度の補正は不要ということだ。私の場合は15mm/21mm/70mmのLTDレンズに割り当てることになる。テストの結果21mmは、やや前ピンながらほぼ合っている。70mmはまだ手元に来ていないため不明だ。しかしこんなに苦労してまでKPを導入するのに疑問を持つ…Canon EOS X7なら全部デフォルトでOKなのだから…。

2017.3.18

PENTAX DA21mm F3.2ALに続いてPENTAX DA15mm F4 ED ALを導入した…あとは70mmが来週来るばかりだ。小型APSボディに小型単焦点レンズの組合せができる唯一の一眼レフカメラがPENTAXなのである。15/21/70mm=23/32/105mm画角。

ボディ設定にもよるが(これはデフォルト=全体にPENTAX K-S1では色味がフワリとしてコントラストも低い)やはりレンズは設計が古く、F8にはしないと周辺部の収差が感じられる。SIGMA 10-20mmF4-5.6と比べてもそれほど優位とは思えない=KP導入を想定して小型で高品位仕上げのLTDレンズを先行してテストしているのである。さてもう少し試用して結論を出そう(ボディ性能の問題もありうる)。

雨の日の撮影=EPSON R-D1(たったの610万画素)+Voigtlander SWH15mmF4.5(旧モデル)…F5.6で撮影。vignettingの悪さはあるが、こちらの方が画質がいいのはどうしたことか? 少し考えなくては…

メーカーサイトより引用したレンズ構成図…やはり現在の超広角レンズとしては古い設計のようだ。

2017.3.13

またまたデジタルカメラネタでお茶にごし…昨日Canon EOS X7用にEFS 10-18mmF4.5-5.6がやって来た。高級APS一眼レフに手出しをする気はないが、PENTAX K-S1と並んで最新(最新に近い?)のボディをメモ代わりに持っておきたいと思っているのである(やはり速いのと実像なので…)。 PENTAX K-S1はSIGMA 10-20mmF4-5.6使用のメドがたったので、Kissにもと考えた次第である。サードパーティからも安価なモデルが出ているが、色々ないきさつ(ファームアップetc)を見ていると「純正」の方が良さそうなので、かなりチープなコレとなったのである。結果は下の通り、完全逆光のためややハレっぽいがF5.6で周辺までちゃんと写る。純正のためかボディ補正が効いていて歪曲収差(私が最も嫌う収差)がキャンセルされている。どういう訳かCanon 5D-IIIなどのフルサイズではボディ補正が弱くて、RAW撮影/現像時に補正、を前提としているかのようである。これでCanon EOS X7用のAPSレンズは10-18/18-55/24となり、フルサイズ用のレンズ(20/28/40/17-40/24-105/70-200mm)を加えると大資産となる。APSボディはPENTAX K-P以外はもう買う気がしない…フルサイズ一眼レフとミラーレスで(Leicaも)充分だろう。

2017.3.12

Leica M Typ262とZeiss Distagon 18mm F4の組合せでテスト…M9とではテストするとほんの少し周辺に修正可能の範囲でマゼンタかぶりが見られたが、Leica M Typ262ではまったく見られない=当然とも言える、センサーもエンジンもソフトも違っているのだから…M10では更に改善されてSA21mmF3.4など使用可能のワイドレンズが増えるだろう。

同じ条件で、Leicaスーパーエルマー18mmF3.8をテスト…実際の解像力は似たようなものだが、比べると分かるとおり、Zeiss Distagon 18mm F4の方がヌケがややよく、見かけ上はシャープに見えるし、vignettingもZeissの方がまさっている。コシナの技術力には驚嘆すべきものがある=10/12/15mmのデジタル用レンズなどはLeicaを完全に置いて行っているようだ。結果としてLeica純正ワイドレンズの優位は35-28mmまでと言えるだろう(25-20mmは互角)。

これはLeicaサイトから引用。よいデザインだと思う。

もうひとつ古いOLYMPUS E-330でSIGMA 10-20mmF3.5-5.6の古いレンズを日没寸前でのテストをしてみた。絞らないといけないがこれも実用の範囲で写る。初心者でこれからデジタルカメラに入る人はぜひ考慮して欲しいと思う…ボディの古いのはどうかと思うが、レンズに関しては中古のレンズ(たいていごく安い)から入って、使いやすい焦点距離や画像処理に自信がついた段階で最新の高価なレンズに移ることを提案したい。

2017.3.7

多忙につき(pm10:15ようやくシゴト完了)更新ままならず、以前に撮ったLeica M Monochrome+G-ROKKOR28mmF3.5+PO0フィルターでの写真を掲出=と言うのも「そろそろLeicaで…」の気持ちが大きくなっている…だんだん新作発表されている他のデジタルカメラに関心がなくなってきているのである。

京都東山にて、絞りF5.6で上の組合せで撮影。周辺光量落ちも障害とはならない…このレンズは開放値F3.5ながら、開放からF5.6あたりまでで使える(絞ると崩れがち=上の写真でも絞りはF4半にセットされている)ために低感度で撮るCCD/Leicaにはちょうどいいのだ。これとRICHO GR28mmF2.8(こちらはもう少し絞りが効く)でLeica M Monochromeは使っていきたい。

2017.2.16

いにしえの大三元ズーム"ZUIKO 7-14mmF4"+いにしえのOLYMPUS E-330でテストしてみた。SIGMA 10-20mm(4/3用も持っている)と比べて色味はスッキリとするもののシャープネスという点では両者はあまり変わりがない。反対に前玉の突出が関係していると思われるがZUIKOはやや派手なゴーストが出現しやすい。

F5.6=何とか実用のレベルだろう。

2017.2.16

天気が良かったので前から気になっていたSIGMA 10-20mm F4-5.6(かなり古いレンズ)のテストをしてみた。と言うのもPENTAX-K10Dの広角用に買ったもののあまり使わずにミラーレスに移っていき、昨年PENTAX-K10Dに付けて試してみたらピントがどうしても合わない(工学に詳しい友人に調整して貰うも不調は解消せず=要するにボディで合焦となっても実像はピンボケ)…ところが純正キットズーム(性能は悪い)では合焦する。レンズがダメになったと思っていたが、試しに新しいPENTAX K-S1で実験してみた次第である。結論はレンズの不具合ではなくPENTAX-K10DのボディモーターのカプラーとSIGMA 10-20mmの受け側のインターフェイスがホンの少しずれてしまっていたようである。

で、20mmをF5.6(開放)で撮影、コントラストは低く、色味も寝ぼけているが周辺を除いてちゃんと写っていた。「寝ぼけ」はボディの設定で何とかなることだろう。

更に10mmもF5.6(F8にしても良くならない)で案外きれいに写る=なにしろ10年前の水準(しかもArtシリーズなど影も形もないチープなSIGMAの時代)なので最新レンズとは比べようもないが、充分に実用を果たせるだろう。ちょっと最新PENTAXボディのKPに興味を持っているこの頃である。

2017.2.14

きのうは久しぶりに天気が良くて、オールドレンズのテストを2本…上はelmer 3.5cmF3.5で、解像線は全体に緩く、中帯部〜周辺はフンワリとボケている(流れは感じられない)…F8まで絞らないと実用的とは言えないが、1946年製の4枚玉と考えれば大健闘だ(最新のデジタルカメラのキットズームよりイイ)。レンズ枚数が少ないためにヌケは良く、何と言っても味がある。

下はLeica M9で同じ条件で撮影した1961年製summicron 35mmF2/8枚玉…さすがに銘玉(そしてこの性能を得るために10本近くの8枚玉をテストした)絞りF2.8でシャープかつ繊細に写る。画面四隅は崩れるが、これはボディのレンズポジションで何とかなるかも知れない(Leica M9には7枚玉より古いレンズポジションはない)。ヌケが悪いとも言えるが上のelmer 3.5cmF3.5と比べると暗部のディテールが出やすく、しかし色は黄色っぽい…これも味と割り切ればsummicron 35mmF2 ASPHとでも充分張りあえる。そろそろ「Leicaで撮る」熱が高まりつつある=3=3=3

2017.2.12

1週間前に来ていた(と言っても発注から2ヶ月でようやく来た=限定的な生産なのだろう)Voigtlander HELIAR 50mmF3.5リジッドを今日テスト。右の旧沈胴タイプ(これも限定生産)とレンズ構成は同じで、異なるのは沈胴とリジッドという根本的な違いを除くと、絞り環が旧はクリック付き、新はクリックなし=回転ヘリコイドなのでクリックはあったほうが良いが、あえて超レアなマウンテンエルマーに似せたデザインを採り入れて、絞りもそうなったのだろう。仕上げはいずれも最高レベルで、主として旧は梨地仕上げ、新はポリッシュ仕上げである=最近復刻でLeicaから出された赤ズマロンより手が込んでいる。光学的な差異はコーティングがまったく異なることで、旧はこの頃(2001年発売)のコシナのLeicaマウントレンズのコーティングである極彩色の派手なもので、新は更に透過光量の多い今のタイプ(面反射が小さいので一見地味な色の反射)になっている。

両方のレンズを条件を同じにしてテストしてみると、絞り開放から問題なく使え、個体差の範囲かも知れないが新Voigtlander HELIAR 50mmF3.5の方が少し解像力が高いことも分かった…軽くて性能がsummicron 50mmに匹敵するとなると、このレンズ、スタイルだけではなくて常用も考えてよいと言える。マウンテンエルマーのデザインを踏襲したのも「軽いサブレンズ」を意識したのかも知れない…28mmを基本に撮っている私としてはそんなことも考えた。

2017.2.3

友人からSONY-α100の新品同様のキットがやってきた=2006/7発売の、確かコニカミノルタからSONY銘になった最初のカメラのはずだ。オレンジ色のファクトリーカラーは現在と同じだ。ボディは当時のエントリー機でかなりのチープ感がある。しかし性能は先進的で、センサーシフト式の手振れ補正&ダストリムーバー付きである。キットズーム(これも現在のαシリーズのデザインに引き継がれている)も当時の常識の18-55mmではなく18-70mmで、総合的に写りは上等だ。ただしボディモーターのレンズ駆動やミラーその他の振動・騒音については時代を感じさせる賑やかさである。

http://www.sony.jp/products/Consumer/AMC/body/DSLR-A100/

画質は同時代・同スペックのPENTAX-K10Dより優れている。絞り開放から周辺を除いてちゃんと写るし、その画質は各焦点距離でも変わらない…その代わり絞ってもそれほど画質の向上は見られない=F5.6-8で撮っておけば安心で、充分に実用に耐えるだろう。 これで中判や小フォーマット(ニコ1やPENTAX-Q)、外国品を除いたデジタルマウントはすべて持つことになった=Canon EF&EF-M/Nikon F/FT&μFT/PENTAX-K/SONY-E&A/FUJIFILM-X/RICHO GXR/SIGMA SA/Leica M…メーカーは色々だがマウントとしてはこんなもの。 すべてを実際にシゴトで使うことはないだろうが、楽しみとしての撮影には色々使えて面白味が増えた。古いレンズもアダプターなしで使える可能性が高くなった。

2017.1.28  デジタルカメラ情報をふたつ。

パナDMC-GH4のDMW-BLF19/DMW-BLF19E互換バッテリーはSIGMA sd-QのDP-61と本体・チャージャー共に完全に互換…2個で¥2,380-、純正なら1個で¥6,000-、バッテリー食いのSIGMA sd-Qは1日最低でも3個は要るので朗報だ/合計4個所持している。

次はLeica M Typ262の弱点を発見…ブライトフレームが採光式ではなくなりLEDになったことは周知のことだが、このフレームがスイッチオン(あるいは撮影完了)から約30秒で消えることが判明(28mmばかりで撮るので気が付かなかった)…もちろん省エネのためだ。今日は初めてsummicron 35mmF2ASPHで撮ったために分かった。つまりフルフレームの28mmを除いては、手順としてシャッター半押しでフレームを点灯させてからフレーミングをする(測光は当然シャッター半押し)癖をつけないと勘が狂う。ピント合わせはどちらでも可、しかし見えは悪くても採光式の方が何もしなくてよく便利だと思うし、AFもないこのカメラの撮影速を落とす結果となりかねないことはいただけない。当然このファインダー方式のLeica M 型カメラは皆同じなのだろう(ボディ設定でもフレーム出しっぱなしは選べない)。 その代わりと言ってはなんだが、充放電を何回かして安定したバッテリーはLeica MEなどと比して強力で、j-peg最大サイズ記録で1個1000枚近くを撮れることも分かった=予備1個あればコレだけで撮影に出ても大丈夫である。

堺・大仙公園での将棋差し風景…少年棋士登場、この時は負けたが、ふだん大人も顔負けに打つらしい。将棋好きの大人達も興味津々だ。 Leica M Typ262+summicron 35mmF2ASPH

2016.12.3

さてLeica MEがメンテナンスから戻ってきてボディも含めてレンズテストの実施=今日はピーカンなのでAWBは青に引っ張られ(このような日のホワイトバランスは晴れにすべきだろう)、コントラストも高すぎるがだいたいの目安にはなった。絞りがF8で統一されているのはorion28mmの開放値がF6のため一段絞ったF8となったのである。 上のelmarit28mmF2.8/3rdは当然に開放から良好で、その代わり絞っても大きくは変わらない、いつもの結果である。

二番目のavenon28mmF3.5白鏡胴はメーカーでテストされた個体のため、さすがに周辺を除いて甘さはあってもF4あたりから実用となる。ガウス変形レンズ構成のため歪曲収差は感じられない(反対に周辺光量は落ちる)。このレンズは絞ると良くなるがF8まで行っても全体に甘くて、実用の範囲ではあってもelmarit28mmF2.8には及ばない。ボディポジションはelmarit28mmF2.8/3rdだ。

そして三番目のorion28mmF6は対称型トポゴン4枚構成であることが関係しているのだろうがヌケがよく、周辺も含めてF8でもF6でもavenon28mmF3.5を凌いだ画質だ(おそらくkomura 28mmF3.5も)。下の方にあるシュタインハイルの35mmと同様、極端に小さな玉の簡単なレンズだが似た結果となった…小口径・簡単なレンズ構成が良いのかも知れない。

Leica ME…総合的なメンテナンスで変わったこと=青味がやや強くなった。

2016.11.20

今日はKonica Hexnon 28mmF2.8とVoigtlander Ultron28mmF1.9の比較をしてみた。最悪の曇り空、Leica M9、絞りはF4、ISO160(いつも同じ)、レンズポジションはelmarit28mmF2.8ASPH。

実際は絞り開放〜F8まで(時としてF11まで)撮っている。時により掲出絞り値が違うのは絶対評価ではなく、レンズ(その他の条件)による相対評価だからである。Konica Hexnon 28mmF2.8は開放値がF2.8だが、F5.6にしないとピントが緩い。絞るにしたがいシャープネスは向上するもののVoigtlander Ultron28mmF1.9に比べると解像線が太い=画面の平坦性は良好で中心も周辺も大きくは変わりがない。どういう訳か同じ条件で撮っているのに明るさが異なる=これはLeicaではよくあることで、Leica独特の測光システムにあると思われる(像面で測るのではなく昔と同様シャッター幕からの反射光を測っている)。

Voigtlander Ultron28mmF1.9は実際的に絞りF2.8で完成された像を結び、F4となれば欠点を見つけるのが難しく、私見ではLeica elmarit28mmF2.8の一番のライバルだと思われる=Voigtlander Ultron28mmF2となるとF1.9を更に上回っているので(あくまでシャープネス)、これから28mmのMレンズを考えている人は、elmarit28mmF2.8(2nd-4th)は別にして、Zeiss Biogon 28mm F2.8ZMでもKonica Hexnon 28mmF2.8でもなく、Voigtlander Ultron28mmの2本から選ぶべきだろう。

2016.11.19

elmarit28mmF2.8の2nd/3rdの比較をしてみた。ボディはLeica ME、ポジションはelmarit28mmF2.8/3rd、絞りはF5.6だ。

結果は画質としてはF2.8-4なら3rdがずっと良い。2ndはコーティングが古くてハイライトが滲むし周辺部の崩れも3rdに比べて大きい。ただしF5.6になると2ndの弱点もなくなり、ほとんど互角となる。ここでF5.6の画像を出したのは画質ではなく画調の違いである=これぐらい小さくしても分かる。3rdがコントラストが高くパキッとした印象で(当時の流行でもある)、2ndは見かけ上では悪く言えば「眠い」、しかし良く言えば見かけ上で「ダイナミックレンジが広い」ということである(空の色を見るとハッキリ分かる=テキストの色を変えないと読めなくなった)。昔から「軟らかい」と言われたことは正しいようだ…解像力はほぼ互角なのでデジタルLeicaと組み合わせるならば、少し絞るという条件付きで2ndにも大きなチャンスがあることが分かった…どちらのレンズもLeicaレンズの中古としては価格が安定しているため考慮に入れると良いだろう。

今日は久しぶりに暇なので、非純正レンズの比較…Zeiss Biogon 28mm F2.8ZM/komura 28mmF3.5である。ついでにアベノン28mmF3.5のブラックもテストしたが、これは予想通り中央部しかピントが来ずに選外とする(メーカーテストで購入した白レンズは後日にテストだ)。 ボディはLeica M9、ポジションはelmarit28mmF2.8ASPH、絞りはF5.6。天候は雨上がりの曇り空の夕方で条件は悪い。

画像テキストはZeiss Biogon 28mm F2.8ZMの間違い。

Zeiss Biogon 28mm F2.8ZMは文句なく良好。しかしフィルム時代のテストでは各elmarit28mmF2.8を上回ったが、Leica M9でのテストでは純正レンズと異なりレンズポジションの整合性に保証がなく、周辺部ではelmarit28mmF2.8に劣る結果となった(ソフトで負けた)。中央部ではelmarit28mmF2.8より多少優れているため、全体としては同じぐらいと見てよい。逆にelmarit28mmF2.8を持っている人は無理をして買う必要はないと言える。

意外なのはアベノンの惨敗と比べて、古くて超B級のkomura 28mmF3.5が健闘したことだ。開放から1段半絞っただけのF5.6で、やや緩めだが平均的な良い画像を作った。左のごく周辺の急落はイメージサークルが不足している結果と思われる。レンズ構成はガウス変形の5枚玉・クセノタータイプと呼ばれるものだ。ただしここから絞っても画質は上がらない。

2016.11.15

さすがにLeicaボディに合わせているだけあって、すべての点で問題なし…価格もこなれてきて6万円台前半となっている。絞りはF5.6半。

秋導入のレンズシリーズの第一弾、Voigtlander SWH15mmF4.5のテストがようやくできた(曇り空なので条件は良くない)。レンズ性能は何も問題ないがボディ側のレンズポジションをいくつか試してみた。どのポジションでも大差ないがelmarit21mmASPHが一番周辺が良かったように思う。

2016.10.20

FUJIFILM X-T1に同梱のストロボEX-X8を試す=このストロボが付属していることは大きく宣伝していなかったので(X-T2では少し強調している)入っているとは思っていなかった…箱の隅にケースもなくビニール袋に入って置かれていた。取り付けるとOLYMPUS E-M5のものと同様に、寝かせるとOFF(この状態)起こすとONのワンアクションで使えてカッコはあまり良くないが便利この上ない。もちろんボディ連動でTTL発光ができてボディ給電(つまりチャージも早い)と理想的である。

FUJIFILM X-Pro2とも共用できるはずと考えて早速テスト…何も問題なく同調した(これがONの姿)。しかも比較的高さがあるのでストロボ光がレンズ(やフード)にケラれることも比較的少なくてありがたい。これで純正の旧モデルを使うこともないだろう(利点は強力なことやデュフューズができることがあるが私には関係なさそう)…ボディとはTTLの連動はするもののON/OFFはストロボ側だし、単四電池2本のため少し使うとチャージが遅くなって(そしてその分大きく重くなる)…フィルムカメラ時代のAEストロボと変わらない使いにくさだった。

オリジナル旧純正品EF-X20の姿…これもFUJIFILM X-Pro1だけではなくX-T1にも連動はする。

2016.10.18

APSカメラはFUJIFILM と決めて、FUJIFILM X-Pro2に続いてのプロユースカメラを導入…X-T2の発売で(他にも理由があって)値落ちしたFUJIFILM X-T1完全整備版である。画質はFUJIFILM X-Pro2に劣後するかも知れないし(肉眼では分からない)速度も遅いだろうが、ともかく耐候性・堅牢性を重視した選択だ。

下はレンズが先に届いたためにFUJIFILM X-Pro2でテストしたもので、絞り開放から画面の80%は充分使え、F5.6あたりで隅々までカチッと写る。これで秋のシーズンはボディ2台+レンズ5本あれば良い仕事ができようというものだ。島歩きには少し重いのでFUJIFILM-X70/X100Sとなるだろう。

2016.9.25

HELIAR 50mmF3.5…これのリジッド版が登場するにあたって沈胴モデルをテストした。

F5.6の絵=やはり下の方にあるF2バージョンより写りが良い…絞り開放から芯はしっかりしていて、F5.6で完了、これなら定番となっているガウス型構成のレンズとも渡りあえるだろう。F2バージョンは絞り一段半明るくするために、このトリプレット変形レンズの設計に無理があったのだろう。

いにしえの「マウンテンエルマー」に似せたデザインは郷愁をさそう。仕上げも良さそうで趣味的なレンズとしては最良の部類だろう。

SIGMA sd-Q:補足

 SIGMAの告知にもあったセンサーダストが出てきた…D600ほど深刻ではない程度だが、画面に黒い点々が出るようになった(私の場合800カットを過ぎたあたりから)。ブロアで飛ばせる性質のゴミのらしいが、SIGMA sd-Qの場合ミラーレスとは言ってもセンサー保護ガラスを外さないとブロアできないのでメーカーが完全に(永久?)に保証するそうだ…おそらくシャッターからのゴミと思われるが対策はとられるのだろう(永遠にクリーニングを続けるより対策部品交換の方が安くつく)=結局NikonもD610に交換したように…。

2016.9.17

Leica M Typ262+summarit50mmF2.4のテスト撮影。こちらはLeica M Typ262 F8での絵...実際は絞り開放から周辺まで問題なく使え、F4で完了する。やはり色々なフルサイズレンズを使用してもLeicaレンズは優れていることが分かる(価格を考えると当然かもしれない…)。下のLeica MEでの同一条件の写真と比べるとやや温色寄りなのとダイナミックレンジが広くなっているのが分かる。そのかわり下はCCDセンサー(1800万画素)らしいキリッとした感じがある(Leica M Typ262もコントラストを少し上げた設定にするべきか?)。予想としてMOSセンサー(2400万画素)になってダイナミックレンジが広がり、画素数が増えた分シャープ感も強くなると思っていたが、想像ほどの明確な差はなかった…もちろん差は微妙なところで違えてある。ここら辺が「変えないLeica」の面目である…漸進主義=僅かに改良もするが旧タイプの良さも残す。フィルム時代と同様に何十年もかけて変化・進歩させていくのだろう。Leica M9を使う人も安心だし(取り残されない)、Leica M Typ262の人もLeicaの古くからの味を楽しめる…価格は高いようだが以前からレンズを持つ人にとってはC&Nのフラッグシップボディ+レンズを買い換えていくより安く付くのである。1960年代にCanonやNikonに主役の座を譲ってからも生き続けたLeicaの姿勢を買いたい=デジカメウォッチによると「保守的な写真家のカメラ」である。

Leica M Typ262の使い勝手について…1.シャッター=ボタンの感触は少しM9系に比べて重く、ボタンの深いところで切れる。M9系が浅すぎてシャッターボタン半押し状態を作りにくかったのに比べると改良とも言えるが、反面グッと押し込まないといけないので、手振れやレリーズタイミングの遅れを誘発することもありうる。M9系の軽いボタン操作も捨てがたい。M6はM9:262の中間ぐらいである。シャッターの落ちるときの感じは、M9系の「ガチャビューン」から「ガチャリ」と重厚になり、音が小さいだけではなくシャッターチャージも速くなっていて好ましい。しかしシャッターショックはM9系よりわずかに大きくなっていると感じられた。 2.ファインダー内のブライトフレームはLED式になり、採光式のM9系より断然見やすくなった。その代わり電源を入れていないとフレームは出ないし、外から見たデザインも採光窓がない分スッキリしたとも言えるが、間が抜けているとも見える。 3.メニュー型式が変わって慣れが必要だ…ここはLeicaらしくない変更で、変更の必然性がないのに操作方法を変えている=おそらくM262の基本モデルのMに搭載された機能(動画やモニタービュー撮影etc)によるメニュー変更を、そのまま使っているからだと推察される。Leica M Typ262はME並のボディ機能にそぎおとされている。 4.バッテリーは高能力に変わっておりM9系と互換性はないため、1個定価2万円ぐらいの予備バッテリーを買わなければいけない。しかしM9時代の1日3個は要らなくて、2個フル充電ならなんとかなるだろう。旅にはボディ2台とレンズ2−3本で全部撮れる…さて。

2016.9.16

http://www.sigma-global.com/jp/download/cameras/firmware/#/sd

SIGMA sd-Qの始めてのファームアップ…合焦速度は少し速くなった=ありがとうSIGMAさん…ほんの少しでも前進したのは、より実用性が高まったと解釈しておこう。本音のところ、このカメラ気に入っているのである。 

絵に少し癖があるもののAPSとしては信じられないぐらいのシャープ感なのである。蒲郡市・金剛寺境内の大師立像。ここから蒲郡市内と三河湾が一望できる。観光地という程ではないがノンビリできるいい場所だ(ここに小さな喫茶店すらある)。

2016.9.15

9/1発売のLeica M Typ262の日本限定100セットモデルがやって来た…予約完売かと思っていたら案外すんなりと入手できた。「限定」とは言っても特別なモデルではないしシリアルナンバーも普通のもので、要するに個々バラ売りのものをセット販売したという訳である(あまり売れていないか?)。だいたいボディの実勢価格でセットが買えた=Leica M Typ262+summarit50mmF2.4+純正ストロボSF40+Leicaバッグ。Leica M Typ262はLeica M から動画機能・ビューモードetcを取ったボディで(Leica M は要らない機能が付いているため買わなかった)ほぼLeica MEと同じ機能である。あとはM9系のCCDセンサーから2400万画素MOSセンサーに変わったこと、ファインダーフレームの採光窓がなくなりLED式になった(デザイン的にはやや間が抜けた印象=慣れだろうが…)ことが大きな違いである。これで、M9/ME/M Monochrome/M Typ262となった。それぞれに個性があって楽しみだ…としておこう。「Leicaだけで写真を撮ろう」と決めてから20年が経とうとしているが、長く続いた試練の時代にLeicaはちゃんと付いてきていて、それなりに感慨無量だ。デジタルカメラ時代になって色々なカメラを使ってはいるが…いつか(近々?)現役を引退したら、今度はデジタルLeicaだけで旅をしたい。

この写真はLeicaのサイトから引用…バッグは昔のLeicaバッグより洒落ている。昔のはLeicaのボディにピッタリの仕切があって小型の割りにキチンと入って中で動くこともなかったが、サイフやケータイを入れる場所がなく、中身を最低限にした専用サイフを買ったぐらいである。もう少し歳を取ってLeicaだけで撮影するようになったら、このバッグも含めて旧Leicaバッグも復活させよう(今のLeicaもキチンと入る)。

2016.9.2

今日はSONY-α7+FE28-70mmF3.5-5.6のテストだ。このセットで初めてα7を買って、最初の撮影旅行で結果が悪く、その後1回も使っていないレンズだが、冷静にもう一度どこがダメなのか使い道はないのか試して見たかった=と言うのもどうもズームレンズの適当なものが出現しないからである(予想ではレンズメーカーからもう少し出てくると思っていた)。背景は外国の映画などにも登場する、昔からのデザインのイケア定番のダウンマットだ。

28mmF5.6での撮影…周辺が流れる以外は問題はない。開放からF8までで試したが問題は絞っても(以前のフィールドではF11でも)周辺の改善がなされないので失望感が大きかったのである。ところが絞りF4-5.6でも同じ結果だとも今回分かった=これならNIKKOR 24-28mmGのF5.6時と大差ないとも思われる(絞ってもダメなので腹が立つだけ…)。それでSIGMA sd-Qと同様に周辺をカットするために4:3比率で撮ってみようとボディ設定を見ると、3:2と16:9しかないことが判明…ぜひSONYにはファームアップでアスペクト比に4:3を追加して欲しいものだ。まぁ3:2で撮って両方をカットするしかないだろう。それならF5.6で絞り優先オートで撮ると高速シャッターが切れようというものだ。基本は単焦点28/35mmで撮るが、少しは稼働させることが可能となった…少しでも望遠側が使えればサブにα6000その他を持たなくても済むのだから(体力低下を機材で補う)。なお35-50-70mmと望遠側にズーミングしていくと当然に周辺の流れは狭くはなるが完全には消えない。画面上の木の葉などが収差を大きく感じさせ、道路面や壁などでは目立たない…そういう使い方も工夫のひとつだろう。

2016.8.31

FUJIFILM X-18mmF2でFUJIFILM X-Pro1&2のボディを比べた。このレンズが使用頻度がいちばん高く、個性もよく分かっているためである。

FUJIFILM X-Pro1の画像は出さない(この大きさにすると区別が付かない)が、FUJIFILM X-Pro1&2と比べると(画質の良いF5.6で撮影)2は画素数が増えた分程度に解像力が高まっているし各収差も感じられない=絵はそっくりだ…しかし点像復元効果も実感としてありそう。まだシビアに使っていないためにボディの速度・機能の進化の程度は体感できていない…j-peg撮影でボディ補正も含めて絞り開放からまったく破綻がない。どちらかと言うと単焦点レンズにSONY-αより良いものがある(画質だけではなく小型軽量も)ので、1に60mm、2に18mmを付けて(押さえにズーム1本)でフィールドに出るのが良かろう。正直なところフルサイズエントリー機(α7やNikon D610)とでも対抗できるかも…SIGMA sd-Qと共にAPSカメラを見直した次第である。

2016.8.28

APSFuji finepix S3pro+NIKKOR 18-55mmG-VR…12年前のボディとは思えない写りだ。機能的には遅れているがフィルムで撮っている感じで撮影するのなら現行エントリー機と充分互角以上に渡りあえる。

ついでにα7+Zeiss35mmF2.8FEのテスト…この程度の大きさと性能が私には合っている=Gシリーズのように大型なレンズは性能が良くてもフィールドでの取り回しや携行に不便なのである。残念ながら未だレンズメーカーからも90-100mm程度の暗くても小型のレンズは出ていない。このところα7R+SONY-FE28mmF2の組合せで持ち出すことが多くしばらくこちらは使っていないが秋の撮影旅行シーズンに向けて色々検討している次第である。

さすがにZeiss、絞り開放からごく周辺を除いて立派な絵を作る。それほど眼を突くようなシャープ感はない(α7Rに使わない理由だ)代わりに癖のない率直な像でとても使いやすい。F4-5.6で周辺まで整う。この絵(F5.6)では当然分からないが、F5.6まで絞ると解像感も締まってくるために細かな部分の(例:白壁のトーン)テクスチャーまで浮いて見える…比較的Zeiss銘としては安価なこのレンズ、α7ボディと共にお買い得なフルサイズである。これかSONY-FE28mmF2と90mmクラスのレンズ1本で98%のシーンで撮れるのである(現行90mmF2.8はあまりに大きすぎる)。

2016.8.27

今回は時としてあまり風評の良くないPanasonic 12-32mm(GMシリーズのキットズーム)をOLYMPUS E-P5でテストしてみた。μ4/3フォーマットそのものの画質の限界を感じるこの頃、最後のボディ(レンズを多く持っているのも理由のひとつ)として極端に値落ちしたOLYMPUS E-P5を買って島歩き用にと考えた=ボディの造り込みや機能は完成度が高く何も問題はない。

レンズは島歩き用に1年半前にLUMIX GX7用に導入した=小型だし12-32mm(24-64mm画角)は島歩きにちょうどイイのである。ところが風評として少し良くないとの報告を見ることがあって(私は島歩きの小さな局面しか使わないため、そのようには感じなかった)テストしてみた。結果は(写真は18mmF5.6)ごく周辺を除いて大変均整の取れた画像が得られて=ズーム全域で問題なしとなった。ただし沈胴式のため横からの衝撃には注意が必要だ…風評の一部は片ボケや手振れの可能性がある。μ4/3の場合、F5.6ならほとんどパンフォーカスになるため五軸手振れ補正のボディなら安全にシャッターを切ることができる。画質というより画調は、拡大してみるとソフトでエッヂを立たせて作られたような絵にはなるが、かなりの引き伸ばしでないかぎり「わざとらしさ」は見えてこない。それよりもあまりにも手前から向こうまでピントが合うために平板な印象があるほうが問題だろう。記録写真家の私にはそれも問題ないが…ともあれボディ・レンズ共に現在リーズナブルで安定した性能の組合せのこのセット(キットではない)は良い選択だろう。現状で高価格・高機能(PEN-Fの価格ならフルサイズ一眼が買える)のμ4/3機・レンズは考えものだ。μ4/3はAPSにAPSはフルサイズにシフトしていくのは必定なのである=一般的なアマチュアにはμ4/3・APSで充分過ぎるにもかかわらず。

かつての4/3フラッグシップ機、OLYMPUS E-5に当時の高級ズームZUIKO 12-60mmF2.8-4で試しに実験をしてみた。

時代の流れには抗しがたく、最新のμ4/3に比べて甘い描写に見える(18mmF5.6で撮影)…実際の解像力やMTFではなく、エンジンの差でエッヂが立っていないためだ。もちろん実用的には何ら問題はないが、現在のμ4/3機(OLYMPUS E-P5やLUMIX GX7等)と比べると3倍ぐらいの価格と重量で、常用することを躊躇せざるをえない。OLYMPUSが4/3を切り捨てたのに非難の声も多かったが、今となればそれで良かったと言えよう。売れないジャンルのカメラはメーカーにとっても販売店にとってもユーザーにとっても傷が深くならないうちに早めに撤退するのが正解だろう。…しかし画質的には見かけとは違って大差なく、上のOLYMPUS E-P5でも書いたとおりセンサーサイズの制約によるμ4/3メーカーの闘いは今後苦難を強いられるだろう。APSミラーレスやコンパクトがどんどん小型化し、下からは1-inchカメラが追い上げて来ている。

2016.8.24

8/23-24で若狭湾に撮影旅行=3=3=3 メインは若狭・おおい町の「とおしあい」=船漕ぎ競争だ。今年で7年目、毎年行くがだんだんと盛況になり、ひとつの地区村祭りだったものが、別の場所からの来訪者やマスコミが集まるようになってきた。このエピソードは別の機会に書くとして、今回はSIGMA sd-Qとα6000を機材として選んだ。暑いため一眼レフは敬遠してミラーレスにしたのだが、FUJIFILM X-Pro2はまだテストが済まないため(善し悪しではなく使い勝手に慣れていない)シゴト撮影には危なくて持っていけない…それに簡単なテストでもZeiss Vario-tessar E16-70mmF4はFUJIFILM XF18-55mmF2.8-4Rを性能的に凌いでおり、なかなかα6000を離せないのである(今回はズーム必須)。SIGMA sd-Qは疑似中判カメラと割り切って使うために初めてフィールドに持ち出した。ピントのシャープさは風評どおりフルサイズ3600万画素と同等以上で17-70mm F2.8-4DCもごく周辺は怪しいものの外で撮るのならF8にはできるし問題はない…ところが気温33℃で機嫌良く撮影していると「オーバーヒート」の警告が現れ、スイッチをOFFにしてボディをさましてからONにして撮影した(特に連写や無理な撮影をした訳ではない)。やはり発熱対策は不完全なようだ=特にボディの左側(グリップと反対側)とレンズの同位置がハッキリと熱くなる。気をつけてα6000と交互に写したのでボディが止まることはなかったが、無理すると止まるだろう…ちょっとSIGMA sd-Q1台での撮影は怖い=遅いのでどちらにしても「普通のカメラ」を別に持つことになるのだが…。ボディがオーバーヒートになったのは初期ミラーレスのOLYMPUS E-P1以来のことだ(この時は止まった)。要注意!

今回の機材…単焦点レンズはα6000用のSIGMA 19mmF2.8DNだ。

2016.8.22

Nikon P7800(右)のボディ設定を大きく変更して良くなった(デフォルトでAWBだと緑色に濁る)。

我が家の遅咲きサルスベリ…ようやく満開となった=白い方もやや小さいがやはり遅咲きである

2016.8.21

Heliar50mmF2のテスト=右のボディ+レンズだ。限定的にしか作られなかったので数は多くない。「ひょっとこズマール」に似せたデザインだ(F2モデルは沈胴に見えてリジッドだ)。

最新技術でコシナから復刻されたHeliar50mmF2=トリプレット変形の3群5枚(1と3群が貼り合わせ)構成で、すでにガウス型に取って代わられて久しいレンズタイプだったが、F2&F3.5の2タイプが開発された。実写ではやはり甘く、特にピントの外れた部分の崩れが大きい。さすがに収差補正はよくなされていて汚いボケや見苦しい崩れは見られないが、ようするにシャープさが足りない…ともかくコシナによくやったと今さらながら言いたいと思う。

F2モデル。なかなか様になったデザインだ。少し無理をして新種ガラスの投入で開放値をF2まで持っていった。

F3.5モデル=これは沈胴する。レンズ構成図が距離環に彫られている。凸凹凸のトリプレット変形だ。おそらく無理をしていないF3.5モデルの方が良い成績を出すだろう。

2016.8.20

さて今日は休暇ついでにレンズ・ボディテストだ=Fuji finepix S5proにNIKKOR 18-70mm 3.5-4.5G EDとNIKKOR 18-55mmG-VRを取り付けて同一条件で撮影した…ボディ設定はデフォルト・絞りはF5.6だ。

数年新しいレンズが安価なキットズームだ。Fuji finepix S3proに合わせて買って(DXのNikonボディは持っていない)意外なぐらい成績が良かったレンズである。まずFuji finepix S3pro/S5proを比べるとボディ機能は格段に5が勝っているが、画質自体はあまり変わらないことが判明(風評のとおりだ)、プロ仕様(主として写真館)としては機能や使い勝手が大事なのはよくわかる…少し方向は違うが私も画質は大切としても、フィールドワークの現場では使いやすいカメラを選んでしまうことが多い…

こちらは今回買ったボディに付属して来たレンズで、発売年は古いが(13年ぐらい前)レンズとしてはやや高級なものである。画質としては上のレンズとたいして変わらない=望遠側が長いことが取り柄のレンズと位置づけられる。色味はこちらが微妙に青い…どちらのレンズも合格点で、最新のCanon EF-M 18-55mmなどと比べてもひけをとらない(少し線は太いが…)。

 Fuji finepix S5pro+NIKKOR 18-70mm 3.5-4.5G ED と Fuji finepix S3pro+NIKKOR 18-55mmG-VR、他にDX系レンズは望遠ズームを持っているぐらいなので、この組合せで使っていきたいと思う。

2016.8.13

時間があるのでRICHO GXR+hologon 16mm F8 T*でのテスト…レンズはF8の固定絞りだ。ボディ設定でシェーディングを中心に設定を煮詰めてある。今からすればたったのAPS1200万画素…どうなるのだろう。hologon 16mm F8 T*(24mm画角)は現在のところRICHO GXRでしかまともに使えない。

レンズ構成はたったの4枚対称型、距離は目測だ。シェーディングでBを-2としているがまだ周辺の青さが取れていない。-3にしよう。hologon 16mm F8 T*の特徴として暗いものの完全補正された描写で、他の16mmクラスに比べてかなり良好…しかし周辺部のセッティングをかなり詰めていかないと難しい(これはRICHO GXRにしかできない=フルサイズで撮れないのは惜しい)。

似たもの同士のsummilux 35mmF1.4とCanon 35mmF1.5の比較だ。いずれも開放からF2までは怪しく、最低F2.8にしたい…どちらもF2.8の画像を出した。

今日は晴れたり曇ったりの天候だったのでsummilux 35mmF1.4は日が差している。絞り開放では中心部以外はピントがこないしハロがかなり出てボヤっとしている。F2.8でハロ(レンズ内部の乱反射+収差によるハロの両方と推定される)が消えて、ようやく使える絵となり、あとは絞るごとに良くなっていく。F8までいくと現代のレンズと変わりなくなるが、それならsummicron 35mmF2で良いとなるのでF2-2.8でのホヤっとして中心部にピントが来ているあたりの描写を狙った使い方が良さそうだ。これもAWBにより色味は良好。

こちらは薄曇り…面白いのはCanon 35mmF1.5で、絞り開放からハロは出ていない(ただしピントはsummilux 35mmF1.4と似たり寄ったり=少なくとも収差によるハロはない)。F1.5-5.6あたりまではCanonの方が周辺部が良くて像面の平坦性が高いことがよく分かる(中心部だけはsummilux の方がやや良い)。こちらの方が万能レンズとなると思うが、Canon 35mmF2とは絞りで1段明るいレンズというだけで、絵に個性がないためsummilux 35mmF1.4のようなレンズの癖を生かした撮影方法は選べないこととなる。

2016.8.12

FUJIFILM X-Pro2に常用の目途がたったので単焦点長焦点レンズのFUJIFILM XF60mmF2.4Rをさっそく購入した。マクロとなっているが近接に使うわけではなく、コンパクトな100mm前後の画角のレンズが1本必要なので(Leicaで言えばelmer90mm)導入=SONYにはないジャンルのレンズだ。いままでは望遠系ズームで補ってきたが大きく重いために、たまに使う(どうしても近寄れない場合)のに負担が大きく持ち歩くのが面倒なのである。これなら軽くて小型で便利である=遅いという風評があるが、これは18mmF2などと同じく画質優先とした初期のレンズの特徴としてレンズエレメント全群移動だからであって、ファームアップやFUJIFILM X-Pro2の合焦性能により接写でない限り問題はなくなった。巨大なメタルフードが付属しているが(マクロ撮影のため?)これは普通の撮影ではじゃまになるので使わない=必要ならねじ込みタイプの軽くて短いフードを付けようと思っている。最近のレンズが明るくて大型・高価になっていて、このようなレンズが選びにくいのは残念だ。18mmとこれを持てばすべての写真が撮れる=Leica M6と同様だ。あとは近日中に出てくる23mmWR(35mm画角/現在は27mmを使用)があれば完璧となる。

90mm画角で非常に気軽に撮れる…画質は絞り開放から使えて、あとは深度が深まるのみである。完璧なシャープネスで諸収差はまったく感じられない…FUJIFILM X-Pro2にも導入された「点像復元技術」のせいか見かけ上の深度がとても深い=この写真は絞り開放=前ボケはハッキリしているが後ろは遠くまでピントを維持している。あとは初期レンズによくある絞りリングの節度のなさで、注意しないとすぐに別の場所に移ってしまうことだ。

2016.8.11

今日は1日ノンビリしていたのでマイナーなレンズの実写テストをしてみた。シュタインハイル・アナスチグマット35mmF4.5(1950年前後)と1960年前後のCanon 35mmF1.8である。

こちらは4枚構成のトポゴンタイプで、そのせいもあるがヌケが良く(コーティングの弱い時代はレンズ枚数が多くなると面間反射でフレアっぽい写真になる)逆光にも強い…ただし暗すぎるのでフィルム時代は使い方が限定されたが、デジタルカメラになってボディに融通が効くため案外使えると予測した。結果は絞り開放から使えてF8でごく周辺を除き普通に写る=色も本来は黄色いのだがAWBが効いて自然な発色となった。レンズポジションも無設定なら周辺光量がかなり落ちるがelmarit28mmF2.8ASPHにすると、それもかなり改善した。この写真はF8で撮影。オールドレンズは構成の単純なものが蘇り効果が大きいことが分かる…レンズ由来のveiling glareだけはボディ設定ではどうにもならないからである。 フィルム時代のレンズはレンズだけで各収差を取ったため、うまくボディとマッチするとスカッといい絵が得られる。

こちらがCanon、絞り開放〜2.8は全体に甘いがF4で改善し、あとは絞るほど良くなる。色もコントラストも周辺まで使える範囲に収まっている…しかし画像中心の◯は芯取りができていないのか少し崩れる=実用的には問題ないレベルだが絞りを開けて真ん中に主題を置くときは要注意だ。この傾向はノクチルックスや初期のズミルックスなど大口径のレンズにもよく見られる現象で、設計に無理があったのか組み立ての難しさなのか、Canonも35mmF1.8レンズの後継レンズはF2とした。もちろん35mmF1.8レンズのすべてが同一の傾向ではなく、そのような可能性があるという意味である。写真はF4…F8まで絞ると中心の甘さは解消される。

2016.8.8

沈胴保護とゴミ封じ、そして遮光のためにNikon Aに続きRICOH GRも純正フードキットを導入…Nikonは材質・格好共に良好。RICOHは材質も格好も今ひとつだ(価格が大幅に安いので仕方ない…)…レンズ自体は同じ径なのだがRICOH GR用はふたまわり大きく外付けファインダーでもフードでかなりケラれる=Nikon Aはぎりぎりケラれない。もともとが逆光に強いレンズなのでもう少し小型にしてもよいと思う。

そこでフード部分を外すとスッキリ収まる…Nikon Aも同じ構造だが、この筒の中で沈胴レンズが出たり入ったりする、そしてこの部位に49mmフィルターを取り付けるのである/取りあえずこのスタイルで撮ろうと思う(ピーカン時にだけフードを付ける)。島歩きの有力カメラ(FUJIFILM-X70/RICOH GR/Nikon A)なので、カッコ悪くてもこういう装備は大事なのだ。

FUJIFILM-X70とFUJIFILM-X100Sの姿…X100Sはコンパクトではないがハイブリッドファインダーと35mm画角のために島歩きカメラの仲間に入れておく。もうμ4/3では限界を感じていてAPS&フルサイズカメラにシフトしている(簡単なようで、これが難題)。

2016.8.6

友人がアトリエに来たりて新しいカメラ2台を置いていった…ここのところデジタルボディの導入に余念がない(少し趣味にしている)。 1台はEPSON R-D1xG(これにグリップが付属している)、元々のEPSON R-D1に追加となる=少しだけ進化…バッテリーは全部で6個になって当分心配はない。

もう1台はFuji finepix S5proとNIKKOR 18-70mm 3.5-4.5G EDのセットである。これには期待がある…古い時代のボディだけに機能はともかくとして、絵はFuji finepix S3proの経験からしても現在でも通用するレベルなのは間違いない(中古市場でも思ったよりも高いのである)。 さて明日は下のFUJIFILM X-Pro2と共に今日の2台をテストしよう。今日の2台は特殊なカメラになるためセッティングに時間がかかるかも知れない。

2016.8.2

FUJIFILM X-Pro2登場…Pro1との差はまだ分からない。ボディ機能が高まったことは事実のようだ=レンズがいいのでFUJIFILM X系カメラをAPSの中心にしようと思っていたのだが、FUJIFILM X-Pro1/X-E1はどうも使いにくく、使い勝手の良いSONY-α6000を主力としてきた(だが限られたレンズしか使えない)。このたび新製品のFUJIFILM X-Pro2かX-T2にすべきか少し迷ったが結局Leicaに似たスタイル(格好だけではなく)にしたのである。さてどうか?これで使いにくかったら(性能とは別)FUJIFILM Xは諦めるしかない覚悟だ。FUJIFILM-X100-S-Tの進化でも漸進的な改良だったので、FUJIFILM X-Pro2も大きな期待はしていない…画質は問題ない(Pro1でもOK…)ので取りあえずα6000と同等の使いやすさが欲しいのである。

さっそく室内撮影…Pro1より静かでショックの少ないシャッターだ。AFも速い(速さは18mmF2の遅いレンズなので、次に出てくるWRシリーズに期待したい)…ボディの初期設定をしていて、ずいぶん機能は進化しているのが分かった=使いやすさは「これから」である。何日か使わないと分からない。ひとつ言えることは各種ボタンが右手側に移動して、Pro1でままあったボディを支える左手で左に配置されたボタンを誤操作しなくなりそうだ=持ち方がLeica風でない人には分からない説明だろうが。

2016.8.1

今日は曇り…summitar 5cmF2のテストをしてみた(周辺部は期待薄のためEPSON R-D1を使用)。

絞りF8による画像。やはり予想どおりコントラストが低い=詳細に見るとコーティングの薄さによるレンズ面間反射や鏡筒内部の反射によって画面全体にveiling glareが発生していることも分かる(summicron 50mmF2/1stも同様)、今日のような光線状態だと光の滲みとはならない。このレンズもF2-4はホヤホヤのピントで、ようやくF5.6で実用的な範囲になる…F8になると現行レンズとそれほど変わらない性能だ。カラー時代前の設計でAWBが効いているにもかかわらず色はかなり暖色になつている(薄口醤油で煮しめたような絵)。解像線といい色味といいレトロな雰囲気に自動的に写る…これも「味」を生かした使い方なら面白いかも知れない。

2016.7.27

今日はsummicron 50mmF2/1st vs. 3rd の比較である。3rdレンズは1979-1994まで作られたロングランレンズで完成度は高いと思われる…鏡胴のデザインや構造を変えて同じレンズ構成で4thバージョンにも引き継がれ、2016年現在も販売されている=つまり少なくとも37年間マイナーチェンジを続けながら生き続けていることになる。私は3rdレンズを初期型(最初の1年ほど作られた)・中期型(推定1980-1988)・後期型(1988-1994)と3本持っている。これは単なる年代による区別ではなく、硝材やコーティングの進歩があり、写りにも少しの差があるためである。今回は一番一般的な中期型(1983年製)を使ってみた。

summicron 50mmF2/3rd後期型(1993年製)=ほとんどの3rdレンズはカナダライツ製だが後期型はドイツで作られるようになった。1988年にLeitz社は買収されてLeica社となり、Leitz家直系のカナダライツとは疎遠になっていったことが想像される。

3rdの初期型…ピントレバーが二股ではなく扇子のようになった。中身はコーティングが少し違うだけに見えるが最終的な画像は初期型がやや硬い。箱が懐かしい。

summicron 50mmF2/4th…ピントレバー方式からピントリング方式に変わり、フードも組み込みの寸胴型になった、レンズそのものは3drの後期型と同じ。いまでも新品で買える。

絞り開放…ごく周辺の光量落ちや像の甘さは見られるが実用的には開放から使え、F2.8で整ってきてF4で完成する。そして絞ると更に更に良くなる。回折の影響が出るためF8までしか使わないが…この完成度の高さが超ロングランレンズになった理由である。左手前の木の葉がボケているのは収差によるものではなく、絞り開放のための前ボケである=ピントはエアコンの室外機に合わせている。ちなみに3rdの初期型は1970年代の流行に合わせてか少し硬調になり、後期型はマルチコーティング(つまりは4thと同じ=たぶん硝材も変更)となり、逆光性能の向上と絵づくりがやや軟調となる。これも持っておくべきレンズだろう(4thなら新品で買える=価格は20年前の倍になっているが…)。

summicron 50mmF2/1stでのF5.6の絵…今日は晴れているのでF2-4まではコーティングの弱さによりハイライトが滲んでしまい解像線が崩れるため使えない=室内からの撮影のためハレ切りは完全なのでレンズそのものの性能なのである。F5.6でようやく光の滲みは収まり、F8なると本来の性能を取りもどす。このレンズはコントラストが低いくせに、コントラストの低い状況で良い結果を出すレンズとなる。上と比べてもできあがった絵のコントラストがまったく異なることが分かるだろう。要するに明るい場所では「最低F5.6、できればF8に絞る」ことである。デジタルカメラ時代になってPC上で画像を触れるために、このような実験は無意味かも知れないが、少なくともLeica M系のボディ+レンズに限って言えば「レンズの味」が体験できることだろう。

2016.7.26

さて今日は遅くに帰宅したため簡単に…しかし、ついに伝説のsummicron 50mmF2/1st(最初のロット生産品=1953/公式にはM3登場の1954年から始まったはずだが、市場にはでなくてもレンズは1953年からMマウントの生産を開始していた)をテスト=あえてEPSON R-D1でテストしたのはLeica M9ではポジションにより写りが相当に異なるため(特に周辺部)、そのようなボディ設定のできないもので試したかったからである(まだLeica ME/M9では写したことがない)。 *伝説=1954年当時のカメラ毎日の解像力テストで最高値を出し、その記録は長い間(Leicaで言えばフィルム時代の最後まで)破られることはなかった。

状況は昨日の夕暮れの暗くなりかけた時の超低コントラスト下で、F2-F8で撮影…予想どおり線の細い繊細な描写で(黄色っぽいのは夕方のせい)、クッキリハッキリのsummarit50mmF2.5などとは別の絵を作る。この個体は古いものだが程度は非常に良く、ヘリコイド・沈胴鏡胴のガタもなくコーティング劣化もない。ほぼ設計時のままのはずである。さすがにF2開放ではユルすぎるがF2.8からF4で落ち着き、F5.6で完了だ。この画像はF2.8だが背景のボケもキレイに確認できる。沈胴でも次のソリッドでも良いので、Leicaボディを所有する人には1st/summicron 50mmF2を手に入れることを勧める(今度Leica MEでもテストするつもりだ)。

2016.7.25

今日のLeica系レンズテストはEPSON R-D1+COLOR-SKOPAR 50mmF2.5だ。RD1のファインダー枠は50/28/35mmしか出ないため、ワイドは外付けファインダーでいいとしても望遠側は50mm(75mm画角)までだろう=距離計基線長が短いので90mmでも厳しい。そこでワイド24mmはWH15mm、標準43mmはminolta M-rokkor 28mmF2.8でいいとして、50mmとしてコンパクトで暗いレンズ(しかも比較的新しい設計)をこれにしてみたのである。

これはF4=結果は「素晴らしい」と言える…絞り開放から充分な画質で、F4で実用の範囲で完璧となった。あとは被写界深度が深まるだけだ。EPSON R-D1にはファインダー枠のあるレンズ50/28/35mm+WH15mmでよいと思われる。あとは35mm(53mm画角)だがCOLOR-SKOPAR 35mmF2.5に決まったようなものだ=これからテストする。

COLOR-SKOPAR 35mmF2.5=F5.6の撮影。こちらはさすがに50mmに比べると周辺の崩れがあり、F5.6で完成された画像となる。EIZOで見るとほんの少しだけ青みがかかっている。しかし上々の首尾である。これで15/28/35/50mmと決まった。

COLOR-SKOPAR 35mmF2.5は、このCタイプとPタイプ、そして改良されたII型と3本あり、EPSON R-D1には、ややクラシックなCレンズ(中身はPと同じ)とした。APSなので中央部の良い、下のelmerやsummaronを使えばいいのに…となるが、そうは行かない、もうすぐEPSON R-D1xが来るのである。Leica MEなどのフルサイズデジタルLeicaには最新のレンズが良くて、性能はいいが少し後れをとったレンズにはAPSカメラに、となる。レンズ遊びをしないので与えられた条件で最もマッチしたレンズを選ぶ=もちろんホヤホヤレンズにも面白さがあるので、それはそれで使い道があるってもんだ。これで画角は24/43/53/75mmとなった。あとはSS25mmF4(38mm画角)を試すのみ…28mmはZeiss Distagon 18mm F4が抜群に良いのだが、いかんせん大きくて重すぎる。UWH12mmも良い結果を出したが(19mm画角)あまり必要のない画角なので参考程度に考えておこう。

続いてスナップショットスコパー25mmF4を試す。距離計連動のII型はLeica ME用にしているので古い方を装着した。これぐらいの焦点距離なら目測で充分=接写もしないしボケ味を使うこともないため。

F8で撮影…結果はやはり周辺が△で、絞りF8までしないとピントも怪しい。ここまで絞ると光量落ちはそうとうあるもののピント自体は大きくはボケない。しかし実用的にはどうかと思う。

2016.7.23

今日は暇があったのでLeica系レンズのテスト(新旧内外、約150本もあるのでなかなか前へ進めない)を実施。summicron 35mmF2/3rd*summaron 35mmF3.5/elmer 35mF3.5の3本だ。summicron 35mmF2(7枚玉)は定評どおりデジタル時代のSummarit 35mmF2.4ASPHと比べても劣らない画質で安心して使える(ボディにもこのレンズのポジションがある)。ただしF4までは絞らないと実力は出せない(画面全体が甘い)=フィルム時代のレンズは絞り開放から3段絞ったあたりに「おいしい所」があるような設計になっていた(このレンズは1978年発売)、あるいはその程度しか無理だったためやむ終えないだろう。最近の単焦点レンズは1段絞ると良像となるものが多い…したがって絞りF2.4-F5.6ならSummarit 35mmF2.4ASPHが良く、それ以上は互角かややsummicron 35mmF2が良さそうで、これから購入するならやはりSummarit 35mmF2.4ASPHだろう。オールドレンズの2本は予想通り、F3.5-F5.6はまるっきり中央部以外はダメで、F8でなんとか実用となる…それでも周辺は大きな改善はなされず収差補正が不完全なことが分かる(デジタルカメラならでは)。そして遠景のピントが甘い…被写界深度の問題ではなく、平行光線が一点にピントを結ばないのである=ボディ設定で少しは緩和されるだろうがLeica MEではセンサー前の特殊な構造により簡単には答が得られない。ただしelmer 35mF3.5/summaron 35mmF3.5の差は小さく、実写では古いelmerが健闘している。どのレンズでもそうだが、フィルムカメラ・Leica M6でテストすると別の答になることに留意しよう。

F8で撮影…この程度に縮小しても分かる程度の周辺や遠距離の甘さである…流れてはいないのでコマ収差ではないし、光量落ちもないためvテレセン特性不良とも言えない。おそらくボディ設定で半分ぐらいは改善されるだろう。逆光にもフード無しでよく耐えている…となると中央部のシャープさと周りの収差ボケによる軟らかさを生かした撮影にも魅力を感じる(私は記録写真家なので使いにくい…遠近周辺までピシッとしてほしい)。レンズ構成がまったく異なる古いレンズがいずれも実写で似た結果だったのも興味深い。

2016.7.20

SIGMAから下記のとおり告知があったのでTEST......とりあえず問題なし。告知は微妙な書き方だが一定の量があるようでユーザーは注意するほうが良さそうだ。ともあれ「半永久保証」となるらしい。

2016.07.20

シグマデジタルカメラ 「SIGMA sd Quattro」をご愛用のお客様へ

平素はシグマ製品をご愛用いただき、誠にありがとうございます。

2016年7月 7日(木)に発売のデジタルカメラ「SIGMA sd Quattro」におきまして、撮像素子へのゴミ付着についてご指摘をいただいております件に関し、sd Quattroをご愛用のお客様、ならびに関係者の皆様にご迷惑、ご心配をおかけしておりますこと、お詫び申し上げます。

弊社では、ゴ ミ、ホコリに対して厳重な検査体制をとり、幾重もの検査工程を経たうえで出荷しておりますが、カメラの性質上、撮影中に発生するゴミを完全に無くすことは 難しく、特に高解像センサーを搭載したsd Quattroはその特性上、弊社の従来機と比べご使用初期の段階で撮像素子表面に付着したゴミの映り込みが目立つ場合がございます。

弊社ではsd Quattroをご愛用のお客様に、保証書の有無にかかわらずセンサークリーニングを無償にて承っております。

 j-peg/SHにして撮影…ピクセル等倍で見てもホコリの影は見られない=17mm/F8…デジタルカメラになってセンサー汚れに神経質になり、外でレンズ交換をすることがなくなった。

 ついでにSIGMA sd-Qには大型の純正ストロボがあるが携行に不便なので、手持ちのSIGMA dp1m用のカードストロボで撮影したら、とりあえずシンクロし、オートも効いているようだ…推奨はできないが私にはこれで充分/しかし高感度に弱いFOVEONには補助的にストロボは必要だと思うしだいである。

2016.7.19

EPSON R-D1復活作戦…色々手持ちのレンズで試してみる=28mmレンズ以上はなんら問題ないがワイド系にはvignetting不良が発生する(レンズ起因ではなく、CCDセンサーとの相互関係の問題)ものがあるためテストが必要なのである。Leica M9にはボディにレンズ設定機能があるので、ある程度の調整ができる=しかしEPSON R-D1にはそんなものがないため個別に実験するしかない。ファインダー設定も等倍で画角40mm(28mmレンズ)が最大になっていてワイドレンズを想定していない。

WH15mm/UWH12mm、etcをテストしたが、やはりワイドはZeiss Distagon 18mm F4が良好(画角27mm)…だんだん大袈裟になってきた。周辺光量落ちは絶大だが、像そのものは大きくは流れていない。

これはCS21mmF4での撮影(画角32mm)。この焦点距離でも周辺光量落ちはそれなりにある(実用の範囲内)。フィルム時代のレンズはレンズだけで諸収差をとっているため、歪曲や色収差などはまったく感じられない。EPSON R-D1/たったの600万画素CCDセンサーは最大j-pegサイズで3000X2000しかないが極めてシャープである。

2006年にWH15mm(画角24mm)を付けて撮った写真…このレンズ、EPSON R-D1と相性がよい。

 WH15mmF4.5....今日の夕暮れ=EPSON R-D1のセンサーに汚れがあったのでPENTAXのペタペタでクリーニング、その結果のテストも兼ねて空を撮った(電線下の白い筋は飛行機雲)。これもほぼ完璧に清掃できた。

2016.7.16

嵩高フード問題についての対処…FUJIFILM-X70は49mm径のため「箱」の中からドームフードを取りだして装着+インナーフィルター+キャップはロシアン・ジュピター85mmのものを付けた。見た目はともかくとして下より7mm程度短くなった=それよりも先すぼまりとなってストロボを焚いてもケラれなくなった(もちろん画面のケラれはない)…成功。 もうひとつはFUJIFILM-X100S…これもアダプターリングが49mm径のため、まったく別のドームフードを取り付けた(アダプターも前後逆にした)+30.5mmインナーフィルター+外から30.5mmの「蓋」でキャップした…成功。

逆にしても大丈夫=画角の違いはあっても何とか納まっていてケラれはない…あれ?色が違っていると思うだろうが、長年の間に色々な小物が余っている。SONY-APSレンズも49mmが標準なので応用は効くだろう。

2016.7.15

Nikon Aに純正フードを取り付けた(外品の方がほぼ同じもので半額になるのだが、どうしたものかシルバーしか見つからなかった/そして純正の方がカッコ良かった)…逆光対策というより沈胴レンズ保護の役割が強い。このフードの中でレンズが出たり入ったりするのである=中に46mmのフィルターが入っているため全面からの保護対策にもなる。ファインダーとフード・フィルターで26000円…ボディ価格の半額より高い(@_@)  まフィールドで使うので仕方がないとしよう。FUJIFILM-X70のフードは超薄型パンケーキレンズに付くため短くなり、外してもフィルターはレンズ側に残り安心だ…しかし!フードを付けているとストロボがケラれる。Nikon A用は先端のフードを外しても、やはりフィルター付きのアダプターにより沈胴レンズは守られる。

2016.7.12

テストの続き…実際は昨日の撮影。今回はロートルデジタルカメラである、OLYMPUS E-300・LUMIX L-1・PENTAX-K10Dをキットズーム(だいたいが28mm-90mm前後の画角)で、経験上だいたいが35mm以上は似たようなもののため、28mm画角でF5.6/AWBで撮影した。どれも10年程度前のカメラだ=デジタルカメラは日進月歩のため、あまり酷使していないで機械の調子は保たれている。同じ時に同じ設定で撮ってはいるが評価測光の仕様が各メーカー違うため明るさは違っている。結論としては「まだまだ使える」でRAWで撮って丁寧に現像すれば、なおさら使い続けられるだろう…ここでは面倒なのと「普通に使った」結果を出すため、あえてj-pegで撮影している。RAW現像で加工するとほとんど同じになるのである。テストは原則として、j-peg・デフォルト設定でおこない、レンズ+センサー+エンジンその他の総和としての画像を比べるのが良いと思っている。

PENTAX-K10D…レンズ(最新のPENTAX K-S1のキットレンズもこれと似たような性能=レンズそのものが10年経っても僅かな改良しかしていない)が他のモデルより良くなくて周辺が良くない=vignetting不良のため解像性能だけではなく、周辺の光量がかなり落ちている。電柱を見ると、これぐらい縮小しても分かる程度のパープルフリンジが出ている。ただし中央部から中帯部はピントがしっかりしているし、逆光のせいかveiling glareが出ていてもコントラストは悪くない。APSのイメージサークルをカバーするために苦労しているのが分かるレンズだ(キットズームだからコストはかけられない)。

OLYMPUS E-300…同じレンズで次のモデルOLYMPUS E-330より少し良かったためにOLYMPUS代表で出した。イメージサークルの小ささが幸いして絞り開放からよくまとまっている。色味はPENTAX-K10Dと比べるとずっと自然な発色だ。

LEICA D VARIO-ELMARIT 14-50mm F2.8-3.5 ASPH.(これだけフード無し=中古を探しているがなかなか見つからない)という高級レンズがついているだけあって、この3本(3台)の中では最もキレイな描写である。AWBもよく効いていて(Panasonicの好みか?)影の部分の青みはない…この組合せなら現在のエントリー一眼レフなら勝てるだろう=他の2台でも条件を考えて撮ればエントリー機並の結果はだせそうである。ただし暗いところでは3台ともボディ機能が低いため芳しくない成績だ=躊躇なくストロボを焚こう!

2016.7.11

ついでにCanon EOS M+Canon EF-M 22mmF2(画角はほぼ35mm)でのテスト…AWB/ISO100/F5.6/薄曇りの条件だ。 外付けファインダーはOLYMPUS製。

Leica ME+Summarit 35mmF2.4ASPHに比べるとぐっと地味な発色でグレイっぽい(これは設定を変えないと…)。周辺光量の落ちは若干あるが問題にするほどではない。このレンズはとても優秀で絞り開放から画面周辺部まで使えるものである。Canon独特のフルコレクションレンズ=開放から良い代わり絞ってもそれほど向上しない。以前にテストしたMズームに比べて一段上の性能である。Canon EOS M3で使えば更に良好な成績を出せるだろう。ミラーレス後発のCanon EOS Mシステム=まだ使い勝手やボディ機能という点ではOLYMPUSやSONYに及ばないが、基本の性能的には迫っているだろう…この使い勝手という点でなかなか本格的に使うことにためらいがある。

2016.7.10

先日に続いてLeicaマウントレンズの比較…今回はSummarit 35mmF2.5ASPHとCOLOR-SKOPAR 35mmF2.5/N(II型)である。ボディはLeica ME/絞り優先AE/ISO160/AWB/薄曇りの条件。絞り開放からF8までを撮影した。

絞りF5.6…上はSummarit 35mmF2.5ASPH。似たような(共に35mmF2.5)仕様からコシナのOEMレンズとの疑いを持ったために(下のSummarit 35mmF2.4 Vs.2.5をテストして更に疑問が深まった)厳密に見てみた。結論は「違うレンズだ」と言える=もちろん、それでもOEMである可能性はあるが…。下はCOLOR-SKOPAR 35mmF2.5/N(F5.6)で、画質だけを見ると両者はF5.6以上では同等となるが、開放〜F4までは明らかにSummaritがシャープだ。そしてCOLOR-SKOPAR 35mmF2.5/Nはvignetting不良のせいか、すでに中帯部から周辺光量落ちがあり、絞っても完全に解決はされない。そのため全体に暗くなっているし、色味もやや青味にくすんだ印象となる。暗部の描写に良い性質があるのに惜しい結果だった。ボディ側のポジションを変えれば違った結果かも知れないが、いずれも同一条件のsummicron 50mmF2ASPHで撮影している。 テストの結果、Summarit 35mmF2.4/2.5ASPHはCOLOR-SKOPAR 35mmF2.5/Nを凌いでいるのでユーザーは(これからのユーザーも含めて)安心して使って欲しい。反対にCOLOR-SKOPAR 35mmF2.5/NユーザーはF5.6に絞ることとボディのレンズ設定を色々試してみることだ。

レンズ構成もまったく異なるものであることが友人の指摘で判明…上がSummarit、下がCOLOR-SKOPAR。

2016.7.9

RICOH GR/FUJIFILM-X70=単焦点レンズ付きAPSコンパクトカメラの使いやすさ(腕力の衰えも関係あり…)と画質に、あらゆる局面で多用している…と言っていると、すでに生産終了品のNikon A(このジャンルのもうひとつの雄=RICOH GRを買ったときに比較検討した)の新品デッドストック品が北海道の店からかなり格安(当然だが)でやってきた。RICOH GRと比べたときには使い勝手でやや面倒で画質は抜きとして外したのだが(価格は当時は似たようなもの=¥65000→今回はこれより2万円程度安い)、このスタイルのカメラの有用性とレンズ固定式の安定性を評価して、Nikon画質を試してみたかったので導入した。シルバーボディなら更に安いが少しフィールドで使うには派手なので3000円ばかり高いブラックとしたのである。ファインダーはRICOH GRの純正品=28mmファインダーはコレとSIGMA dp1m用のが小型で見えもいい(大きいと左肩のストロボが出てこない)。

今日の雨上がりの景色…予想通り(RICOH GRやFUJIFILM-X70も同様)絞り開放から整った絵となる。1段絞ってF4で完了というところか…色味がNikon独特の温調で、ボディ補正とレンズの基本性能のバランスが取れている。ズーム付きも含めて、これからはレンズ付きラージコンパクトの時代かとも思う。遅いと言われていたAF速度も困るほどではない=速さはNikon A<RICOH GR<FUJIFILM-X70だ。精度はNikon Aは遅いが正確、RICOH GRは暗い場所で弱い(補助光は使わないため余計に困る)、FUJIFILM-X70は低コントラストで迷う…と言ったところだろう。より新しいFUJIFILM-X70のような便利な機構・機能はなくRICOH GRと同様「コンパクトカメラらしい」カメラだ…つまり設定を固めてあれこれ触らずにポコポコ撮るカメラだ。反対にFUJIFILM-X70はレンズ固定のミラーレスカメラという感覚で使うといい。

2016.7.8

かねてよりの懸案となっていたLeica Summarit 35mmF2.4ASPHと同F2.5(旧)との比較である。同じレンズ構成と聞いているが、なぜ新型なのか・僅かに明るくなったのか?

Summarit 35mmF2.4 Vs. F2.5のテスト.

画質:絞りF4からは周辺まで良好となり、あとは両者ともほぼ同じ…F8で最高画質となる。絞り開放(この絵)では少し異なり、F2.4は周辺まで平均的、F2.5は中心はF2.4よりいいが周辺は少し落ちる=総合的には同じという結論だ。もし旧型の価格が落ちているなら旧型でもよさそうである。

その他:これが今回のテストの収穫で、路面の色をEIZOで見ると分かるのだが、F2.4はやや温調で、F2.5がやや冷調…コーティングが異なるので当たり前とも言えるが、それによる色調の変化とF0.1の差なのだろう(色はF2.4が現実に近い)。レンズ構成は同じ…Leica MEで撮影/いずれにしてもデジタル時代のLeicaレンズとして良好だと言える。

2016.7.7

SIGMA sd-Qが発売日(七夕の贈り物?)にやってきた。第一印象=AF の遅さは驚異的(一般の人には勧められないレベル=普通のカメラはもちろんのこと、SIGMA dp1Qより数倍遅い)で、15年前のデジタル一眼レフカメラより更に遅い。 画質は定評あるFOVEONのものでSIGMA dp1Qに比べると「やや色が濃い」…あとはレンズ交換式のメリットを生かして楽しむことだ。私にはズームが使えるFOVEONという位置づけだろうか?

この奇妙な形のボディ、完璧なエルゴノミクスと感じられる=カメラをホールドしてみたらすぐ分かる。旧来の一眼レフから装飾や固定観念(つまりフィルム時代の必然的なカタチの継承)を取り除くとこんなふうになる。

 17-70mm F2.8-4DCの17mmでF5.6撮影=RAWをSPP6.4.0でデフォルト現像したもの(小さすぎて分からないが)、等倍で見るとvignettingの悪さもあるし、パープルフリンジはまだ残っているがSIGMA dp1Qより改善されている、それらも20mmぐらいにすると無視できる程度だ...そしてなにやかにやと触っているうちに早くも愛着がわいてきた…説明書も読んですべて理解し(かなり操作性は考えてあるようだ)、SIGMA dp1Qより使い勝手はよくなっている。 遅さも昔の中判カメラと思えば◎…スナップは置きピン以外は無理/それもフィルム時代に普通にしてきたことなので慣れだろう。フルサイズ2400万画素と同等以上のシャープさだがボディ・レンズサイズもフルサイズ並になった…ではFOVEONの魅力は何だろうと考えてしまう…このカメラは安価なので(レンズも安価)それも含めなくても、私としては何か魅力を感じるカメラだ。

2016.7.4

win10にアップグレードして、ついでにSIGMAのSPP6.4も6.3からバージョンを上げたら、「メモリー不足です」の表示と共に動かなくなった。SIGMAのサイトで示されているPCのシステムグレードはカバーしているが…結局PCのメンテナンスをしたらRAW現像ができた(SIGMA dp1Q)。 動いたら上出来な画像が再現されている。SPP6.3との異動はまだ分からない。特に何も触らずデフォルト現像だが明らかに冷調である=冬の琵琶湖のバス釣り。

2016.6.26

SIGMA sd-Q導入のために実験をした。常々メリルとクアトロの差について感じていた疑問を今日同一条件(F6.3)で比較撮影して比較してみた…ファイルサイズもエンジンもレンズも違うため平等な比較などできるはずもないが、自分の領域の写真については実写が一番なのでひとつの答とはなるだろう。上はSIGMA dp1Qでj-peg/SH撮影したもの。やや渋めの絵ながらISO100で高コントラストの条件ではすばらしい写りをする。周辺に少しの流れが見られるが問題とするほどではない。上下の絵を比べてもFOVEONの個性があって(似ている)他のカメラとはずいぶん違っている…カメラ選びは楽しい。撮影の道具にしかすぎないのだが、デジタルカメラ時代になって絵づくりが多様となり、それを見るだけで趣味となる。

こちらはSIGMA dp1mでRAW→j-peg/SPPデフォルト現像したもの…更に地味だがこれも上と同じく設定でしている。やはり申し分のない絵でフルサイズ3600万画素と変わらないピントの細かさである。等倍で見てみるとパープルフリンジも少なく(Qでは以前にも書いたように若干見られる)、周辺までシッカリとしたピントがあり、Qと比して少しの中央部の劣後を考えても、総合的にはメリルが安定している=ただしRAWの場合であって、j-pegで撮るとメリルはとたんにだらしなくなる(発色に安定性がない)。しかしダイナミックレンジはハッキリとQが広い。つまり両方持つ意義はあると結論できるし、SIGMA sd-QについてもQとしての改善もなされていると期待したい。それにしてもSIGMA dp1mの設定は彩度を少し上げないといけない。

2016.6.25

HB-X1Dに続いてSIGMA sd-Qの発売が発表された。コンパクトカメラは全滅だから高品位のデジタルカメラに各メーカーは力を入れて、続々と新製品が出てくる(売れれば利益も大きい=率が同じなら額が大きい方が粗利益は増加)。 それにしてもSIGMA sd-Qの価格は予想を大きく下回り、ボディ8万円台前半・レンズキットでも11万円台が初値となった。各有力カメラメーカーも慌てていると思われる。このカメラ、欲しい気持ちもあるし(3世代5台を試した結論→FOVEONにはプロユースは無理と思うので、あくまで趣味の世界)値段も洒落として落とせる額のために、少し実機を触って値段もこなれてきたら試してみようと思う。使用レンズに制約があり、A.S.Cのレンズに適合している=同社の新しい「やや高価な」レンズを売るための戦略が見えてくる。もちろん性能も悪くないし「純正」ゆえんの安心感もある。Hボディも考えたが、更に制約が出てくるだろうし僅かなセンサーサイズの拡大でもFOVEONの場合深刻な問題をひきおこすリスクを考慮すると、まずは(読者諸氏も含めて)30mmレンズキット+A・S・Cいずれかのズーム1本からはじめるべきだろう。すでに昨日からASCレンズの一部の価格が上がりはじめている。画像はX1D同様サイトからの引用=したがって色味が少しずつ違う。

2016.6.23

画像はネットから引用させていただいた。なんとなく500系のデザインも残していながらアナクロではない。

ハッセルブラッド・X1Dが発表された。プロ用を除いて生彩の無かったハッセルから、中判にもかかわらず小型で軽く、デザインも北欧風の洒落たカメラが出て面目躍如だろう。価格もLeica並のようで大いに興味あり…私の写真現場でも使えそうだ。

2016.6.10

中国からFUJIFILM X-E1の速射ケースがやって来た。最近は純正を凌ぐサードパーティ製のモノが増えていて=価格で1/3、仕上げは同等に近く、工夫は純正以上だ=バッテリー&SDカードを出し入れできるようになっていて、取り外し可能のバックガードもついている→このカメラはEVFなのでモニターは必要を感じない…もちろんボディ設定の変更は、シャッター速度・絞り値・露出補正・視度調整しかできないが、設定を頻繁に変える人は少ないため、却って誤操作が防止できるかも知れない…なによりデジタルカメラの煩わしい部分が見えなくて良い。かねてよりEVFならモニターレス(設定は変えたい…)が良いと思っている筆者なのである。ボディ底部の止めネジも革にめりこんでいてジャマにならない。ただし純正のサムレストは付けられなくなる=もちろんこのカタチなら不要だが…

種々の理由で「ひょっとしたら最後のE-Pシリーズのボディ」になるかも知れない、フラッグシップモデル・OLYMPUS E-P5がやってきた…どうもOM-D系・PEN-F系・E-PL/M系に収斂されるような気がしている。E-P1/E-P3と使ってきて品のある仕上げが気に入っていたのだが、ファインダー内蔵時代となり、他社のミラーレスと比べると目立たない存在となったようだ。EVFは4個も持っているのでまだまだ使えると思う。

2016.6.1

今日は日没直前に帰宅。風が吹いて、あまりに空気がきれいだったのでatelierと裏山を撮影。ふと手に取ったのがCanon 5D-III+EF24-105mm F4L、ここの大きさでは分からないが、さすがに立体感のある絵になる。やはり私のグレード(例:Canon 5D-III/Nikon D800・Canon 6D/Nikon D610 etc...)の機材ではCanon>Nikonと言うほかないだろう。

EF24-105mm F4Lとの組合せは重いが強力で、99%の写真撮影が可能である(もちろん自動車での取材に限る)。

2016.5.27

FUJIFILM-X70…逆光テスト。絞りF4.5、ISO400。太陽は画面のすぐ外にある…FUJIFILM-X100ではかなりフレアの出る局面だが、たいぶ改善されて、ある程度ハレてはいるがゴーストや目立つフレアは出ていない。

参考までにPENTAX K-S1+PENTAX DA21mm F3.2ALでのテスト=縦位置のために単純比較はできないが(同じ条件だが別の日)こちらではゴーストが出ている。

と言っている間にamazonからケースの到着=3=3=3 純正ではないが質感もフィット感も良好。ただしケースを止めている底の真鍮ネジがどこにも固定されておらず、もし緩んで落としたら一巻の終わりだ…ただし強い目に締めても、左のボタンで留まっている蓋を開けるとバッテリー・SDカードの脱着ができるので不便とは言えない。他でよくある丈夫なネジ付きのケースはしばしば机の上にピタッと置けないようなこともない。小さすぎるボディの嵩上げにもボディガードにもなる良いケースだ(多くのカメラではケース無しで使う)。

2016.5.26

さっそくFUJIFILM-X70テスト…今日のpm6:30、曇天の夕暮れに撮影。 絞り開放(F2.8)、ISO400、アスティアモード。低コントラスト下で、周辺まで素晴らしくよく写った。やはりRICOH GRより一段上の画質と見た…フィールド撮影は楽になるが、腕が落ちるので大きく重いカメラも捨てはしない=まだダイナミックレンジではフルサイズに余裕があるだろう。

近接撮影=真ん中の花にピントを合わせた。やはり絞り開放、ISO800、アスティアモード…フジお得意の軟らかボケ味だ=たぶん点像復元技術の反対の機能で、少しのピント外れは1/30mm錯乱円の範囲内に立ち上げ、それより外れると軟らかくボカすようになっていると思われる。 いずれの写真も画像処理はしていない。

バックモニター…RICOH GRでは消せるが、こちらでは画像を消しても、このような現在設定が出てくる(私は切っているが、ここでタッチパネル機能も生かせる)。ファインダーで撮っている時にモニターに何かが表示されているのは気持ちが良くないのと無駄に電力を消費するので避けたいが、この程度なら許せる範囲だ(かえって便利かも…)。RICOH GRに比べて合焦音が最小にしても大きく甲高いので、いっそ音を切りにした=したがってシャッター半押しで「合っている」ことを前提にしてシャッターを切ることになる…合焦が速くて確実なため(とうぜん上の画像のとおりAFポイントはセンターに固定)心配はいらない。

2016.5.25

RICOH GRの成功を経て、同じコンセプトの「最新の」カメラ=FUJIFILM-X70を入手。去年の秋から本格的にフルサイズ一眼レフで撮り始めて「手首・肘」の痛みが出ることとなり、試しに軽くて写りの良いRICOH GRを使うと、結果(写りと操作性)が悪くないことに気付き、更に一段上の性能を期待してのことである。RICOH GRは少し古い設計で、遅いのと沈胴レンズの強度や耐候性に少しの不安(特に雨中や埃の中で…)があった…FUJIFILM-SCで発売前から触っていて良い印象を持っていたのである。私はワイドレンズでの撮影が主で、特に28mmを好んでいるために、これやRICOH GR、Leica-Qなどをメインに、どうしても近寄れないシーンでSONY RX100M3などの高性能ズーム付きコンパクトが合っているように思われる。ファインダーはSIGMA dp1m用のものがピッタリだった(純正のコシナ製は大きすぎる)。フードはX100の時と同様、純正の半額以下でフィルターの挟めるJJC製とした。出来もメタル製でX100用よりも純正に近い仕上がりで満足だ。

FUJIFILM-X70とRICOH GRの比較=同じコンセプトと言っても全然違うカタチとなる(FUJIFILM-X70はフードを外した図=もちろんレンズに直接フィルターは付かずJJCのアダプターを介している…このリングのアウターネジにフードを取り付ける構造)。この辺がカメラの面白さだと思う…大きさはホンの少しRICOH GRが大きく、重さはホンの少しFUJIFILM-X70が重い。さあどちらが出動回数が多くなるのだろう。FUJIFILM-X70で少し気に入らないのはモニターを消せないことである=画像は消せるが各種データの画面となる。慣れれば関係ないが大きな可変モニターといい、私には無駄なものだ。RICOH GRの良さは細かな設定を気にせず「取りあえず撮れる」ことと思われ、それも捨てがたい…

2016.5.11

Canon EOS M....ディスコンになったときにごく安く買った=ボディ+22mm+18-55mm+EFレンズアダプターのセット。その後M3と11-22mmを足して、それなりの準備ができつつある=1年ぐらい実験してからの実戦投入となるだろう。 ファインダーはOLYMPUS E-P1+17mmに付いていたモノだ(画角はほぼ同じ)。

EF-M 28mmF3.5 Macroの登場…レンズ先端にリングライトのようなLEDランプが2個付いている(換算43mm程度なのも良好)。等倍を越えて1.2倍程度に撮れるようだ。買いやすい価格設定(たぶん4万円前後の売価)もあわせてCanonも本格的にミラーレスカメラにウエイトを置きつつあるのだろうか。

2016.5.9

速射ケースの続き…これがα6000のものだ。少し底上げになっていて取り付けネジが底面とツライチとなっている。しかもケースを外すときは爪を起こしてネジを回すので迅速・確実である。しかし不思議なのはUSBケーブルなどをつなぐ場所に蓋があるのに、もっと頻度の高いバッテリー・SDカードの取り出し口に蓋がないことだ。 写っているついでにもうひとつ、アイカップの白いモノは錠剤のケースを切ったもので(いくらでもあるのと加工が簡単で、しなりがちょうどいい)反応の遅いアイセンサー窓の蓋にしている。FUJIFILM X系ボディはアイセンサー切りも可能だが、α6000ではモニター/ファインダー切替はあってもアイセンサー切はないのである…写りの善し悪しは別として、使い勝手の良い道具としてのミラーレスカメラの理想型はまだ見いだせていない=歴史のある一眼レフではほぼ満足できている…。

結局、私のAPS一眼レフのスタイルは、このようになる…軽くて小型のボディにパンケーキの単焦点レンズ、これで小型軽量・高画質が満たされ、スナップショット一眼として使える。キットズームには不満を感じるし、高価・大きなレンズではフロントヘビーの悪いバランスとなり、ボディも含めて大きくて良ければフルサイズのカメラとなるのである。遊びと実験のつもりで(それに恐ろしく安い)買ったカメラだが、案外持ち出すことが増えそうだ…特にホワイトモデルは不必要に硬派な印象を与えずに済む。いまのところ、ちゃんとしたOVFファインダーは、ミラーレスではFUJIFILM X-Pro系(X100系も含む)のハイブリッドファインダーしかなく(それも進化段階)、簡単一眼レフが目的・機能を満たしていると思う。

2016.5.8

きのうの播州撮影(キットズームCanon EF-M 18-55mmF3.5-5.6)で結果が良かったため、一番汎用性の高いEFS 24mmF2.8を夜の10時発注したら、今日の2時にもう来た=3=3=3 これで最も小型軽量の一眼レフが安心して使えることとなった。軽すぎて手振れの不安を感じるが普通の撮影なら問題ない=このカメラの性格として「気軽にスナップ」が肝心なのである/ミラーレスが本当は適しているのだろうが、速さにおいてはこの手のカメラがまだ上だろう。だいいちEFVに比べてOVFは目の疲れがぜんぜん違うのである。

さっそくテスト…絞り開放から「非常に良い」…あとは絞っても深度が深まるぐらいでそれほど変化がない。カリカリした描写とは違うが全く破綻のないレンズだ=ついでにボディ設定を地味目にしたら渋すぎた(彩度は1段落としで充分だろう)。

2016.4.14

Canonフルサイズ一眼レフがなぜ使いやすいか? Nikon D610+NIKKOR 24-28mmGとCanon 5D-III+EF24-105mm F4L/いずれも標準キットズームである。Nikon D610はグリップ部が「わしづかみタイプ」で、レンズのズーム環がレンズの前の方にある。対してCanon 5D-IIIのグリップは「指先掴みタイプ」で、レンズのズーム環はレンズ基部にある。 NIKKOR 18-35mm f/3.5-4.5G EDはEF24-105mm F4Lと同じ配列なのでNikonにどの程度の見識があるのかは分からない。

ノウハウ公開…つまりはCanon 5D-IIIの場合、このようなホールディングとなる(上のNikon D610ではズームリングが先にあるため難しい)。インナーフォーカスレンズが前提となるが、左の手のひらでボディを下から支えつつ、人差し指をレンズ前方まで伸ばして支えていて、更に小指も広げて、重いカメラを支えている…つまり三点でボディを下から支えている。すべて手持ちでフィールドで写真を撮るため、このような方法で安定させているのである。そして左手で唯一の微妙なズームリング操作は親指と中指でしている。薬指はレンズ基部に添えているが力は入っていない(レンズの動きを規制しているだけ)。ただし手や指が軟らかくないと、そして筋力がないと長くは続けられない=意外にも私は見かけより柔軟性と筋力があるのである。 そして右手はグリップを握ってはいない、挟んでいるだけである=手のひらもボディに付いてはいない。左手だけでボディ・レンズを支えているので右手はダイヤルやボタンを速く軽く触れるのである。もちろん落下の可能性もあるため「絶対に」ネックストラップを外さない。当然にファインダーは原則右目で見ている。すべてのファインダー付きカメラは右目で覗くことを前提に設計されている=左目で覗くとボディ右側の操作性に支障が出るし、ファインダーを覗いている時に他の目を開けて外界(つまりファインダー外)を見ることができにくい。だから「利き目は左…」とは言わないで欲しい=右目の悪い人は別として、視度調整を活用して右目で覗く訓練をしてもらいたい。私が左目で時に覗くことがあるのはボディの右側の外の視界を見たい場合だけである。そのさいは当然ながらファインダーから左目を少し離さないと右目を開けても外界を見られない…だからアイポイントの長いボディが必要となるのである。さいわい最近のファインダーはOVF・EVF共にずいぶん昔より見やすくなっているので助かる=しかし原則は右目で覗くこと!  追補:肉体的に楽なのはフィルムカメラ時代からの方法=右手でグリップをガッチリ握り、左手でレンズを支えるのがいいだろう(私も軽いカメラの場合や気楽な撮影の場合は、このような奇妙な方法によらない)。プロはその現場やカメラ・レンズによって色々な方法でカメラを取り扱うのだということを知って欲しいだけである…読者の皆さんも工夫をして下さい。

2016.4.13

facebookにも書いたが重要なので再掲…SIGMA sd-QがFOVEONセンサーではなく、Canon EFマウントの最新フルサイズベイヤーなら「すぐに欲しい」…奇をてらっているように見えるボディデザインも理にかなっています=なぜかは実機に触ってからとする。ひ とつだけ…デジタルカメラになって右手はボタンやダイヤルのために忙しくなり、昔の右手でグリップをシッカリホールドスタイルは合理的ではない。そ して左手は、昔は絞り・ピント・ズームをになっていたが、現在はズーム以外は右手に移り、だいぶ暇になった。私の一眼レフの撮り方はそのよう な進化に合わせて「一見奇妙」なスタイルになった。左手でボディを支え、同時にズームリングに常に指をかけるのだが…表現が難しい。sd-Qに期待したい/ただしFOVEONの神経質さはもうこりごり(プロユースでは無理)。最新ベ イヤーならAPS(APS-Hを見ると少し大きめの特殊サイズも可能そう)でも充分な性能を出せるし、フルサイズなら更に文句なし。そしてデジカメinfoに書いたとおり、SIGMA sd-QとCanonの新ミラーレスがボディ・レンズの相互乗り入れができれば理想的(夢想的?)…SDとEFマウントはソックリだ。

2016.4.12

ちょっとした愚かな実験=PENTAX K-S1に次いでCanon EOS X7ホワイトの限定版を導入(いずれもキットズーム付きで¥33,000-36,000新品)…頼りないAPS一眼エントリーボディ&レンズだが、APS一眼レフをずっと前のPENTAX-K10D以来使っていなかった(当時は「こんな重くて大きいボディ…」と思って躊躇なくミラーレスやLeicaへ行った)が、PENTAX K-S1をひょんなことから使ってみて「軽くてコンパクト、案外いける」と思って、更なる実験/ほとんど同じスペックの両者、性能も大差はなくミラーレスAPS/μ4/3にも画質だけなら劣ることが分かった。以前から諸氏がAPS一眼レフを使っているのを不思議に感じていた=Nikon D610やCanon 6Dの登場した今、フルサイズこそ一眼レフにふさわしいと感じ、島歩きなどにはAPS&μ4/3ミラーレスボディと…つまりAPS一眼レフを中途半端なカメラと思っていたのである。エントリー機なので性能のことは置くとして、OVFの良さとピントの速さはミラーレスを時として凌ぐのである。しかし高性能APSボディになると軽くない(!?)…ミラーレスより劣ると言っても、それはこれらエントリー機の倍もするのだから当たり前として気軽さ(ロートル組はそう感じる)は捨てがたい。 さて両者の差異を書くと、仕上げの良さとカメラの諸機能はPENTAX K-S1、AFと軽さはCanon EOS X7が良くて、レンズ+センサー+エンジンの総和である画質は互角と見た=どちらもワイド側が物足りない。どちらも持っていて気分の良いカメラである。ホワイトキットは好きである(ノーマルの黒ボディなら買ってはいない)。初期のミラーレス、OLYMPUS E-P1&3、E-PL2もホワイトボディを選んだし、白がないモデルもシルバーを選ぶことが多い…なぜだろう?

ともかくキレイなボディだ。スタビライザーが入っているためか、レンズが同スペックにもかかわらずやや大きく、PENTAX K-S1に比べてシルエットのバランスが崩れている。

2016.4.8

1週間の間に2台の一眼レフがやってきた…Nikon D610。 Nikon D600は先日の黒川庚申堂が最後となった=ここで詳しく書いていいかどうか分からないので詳細は省略するが、例のダスト(実際はオイル系)問題の顛末がこれである…3年の時の経過で対策済みの新品となった。一応これで安心して使用できるというものだ/Nikon D800ではセンシティブ過ぎるし、Nikon Dfでは繊細さに欠ける部分があり、この程度の画素数がちょうど良いと思うのである(Canon 5D-IIIやCanon 6Dも同じぐらい)。ちなみにストラップは旧EOSのモノだ=現在のCanon・Nikon共に派手すぎてフィールドで使うにためらいがあり、わざわざ地味だった時代の旧品在庫を探して買うのである(割とデッド品がある)。

2016.4.6

Canon 5D-III+EF40mmF2.8…日没後の残照で撮影(とうぜん絞り開放)上等である。ピントはもちろんダイナミックレンジにも6Dを上回るものがある。AF合焦表示に時代遅れを感じる(つまり合焦点が赤く光らずフレーム外の緑点が点灯)ものの=暗いところでは赤く光るので、機能がないのではなく思想である=がAF速度・精度は6Dより良い(センターだけなら、ひょっとしたら6Dが上かも知れないが)…やはり名機だろう=IVはWiFi搭載や4K動画、タッチパネルなどの進化がなされる(もちろんエンジンその他もリニューアルされるだろう)が、いずれも私には必要ない機能で、それでコストが上がり(同じような価格なら質感が落ちる)壊れるところが増えることを避けたかったのである。

ついでに別の日のNikon D600(これが最後のテスト=610にチェンジとなった)+NIKKOR 18-35mm f/3.5-4.5G EDのテストを…絞りは開けているほうが良いという印象だ。Nikon D600 Vs. Canon 6DでもCanonが勝る(レンズによるが…)。Nikonが勝っているのは細かなボディ設定とj-peg撮影におけるボディ補正の適切さ(特に歪曲補正)と多点測距の歩留まりの良さだろう。そしてレンズの豊富さ(Dレンズも捨てがたい味がある)?フィルム時代のAF&MFレンズが使える=もちろんそれは趣味的な範疇で、プロや初心者は各種Canonを選択するだろう(私もレンズの制約がなければKissデジタルが欲しいぐらい…)。なにしろデジタル一眼レフカメラ売上13年連続No.1なのだから…

2016.4.5

誘惑に抗しきれず"Canon 5D-III"を購入…もう少し待つつもりが、IVの発表が迫りつつあり、Canon 6D-IIの開発は先になることもあってのこと…CanonはA-1の時からの(デミをカウントすれば小学生から)40年来の付きあいなので良く分かるのである。「今買わないと…」=理由はこれから少しずつ明らかにしていく。Canonファンは良く知っていて、ディスコンの噂が出ても価格は下がらない=次モデルに行く人と、熟成された現行品がいいという人が拮抗しているからである。FDレンズを切り捨てたお返しに長く干していたCanon一眼レフだが(コンパクトやミラーレスはずっと使ってきた)、フィルム時代に使わなかったNikonを使いながらも、「そろそろ熟成された」頃にエントリー機のCanon 6D+赤帯キットズームEF24-105mm F4Lを導入し、2年間じっくりと観察的に使ってきた結論は「コレかな?」と言うことである。もう少しはシゴトをしよう…(o^^o)v

2016.3.7

PCの底を整理していたら、2003.1.18のデジタル映像が出てきた(大阪・大正区の安アパート)。最初RICOH GRD-1stかと思ったが、GRDは2005年の発売なので、この写真は当時唯一持っていたデジタルカメラ「Canon PowerShot G1」だった。大きくしなければ充分使える画質だ…実際、そのころ和船建造記録のサブカメラとしてG1を使って本にもなったのだから…。

たったの330万画素、しかしレンズが良かった=もちろん今も実働する…動かしてはいないが。 2003年の第3回世界水フォーラムの記録写真もこれで撮った(o^^o)=私自身も「大阪市営渡船」の発表をした。上の写真も渡船取材のついでの町歩き写真だ。

2016.3.5

天気が良いのでさっそくテスト…FUJIFILM XF10-24mmF4R+FUJIFILM X-Pro1(j-pegアスティアモード撮影)。10mmF4.5の写真=10mmではさすがにvignettingが良くなくて周辺は崩れる(光量落ちや倍率色収差は見られない)。そして絞っても崩れは完全には改善しない。しかし換算16mmの超広角としては上出来だろう。12mmより上はなんらの問題もない。レンズはやや重いが単焦点3本分と考えれば重荷ではないだろう=大きさは重さの割りに小さいと感じる(中に光学ガラスが詰まっている感じ)。

ついでに標準ズームのFUJIFILM XF18-55mmF2.8-4Rもテスト…18mmF4.5で撮影だ。どの画角でもどの絞りでも問題ない=FUJIFILM のレンズはどれも定評があり(ボディの良さもある…)このレンズもキットズームとしては最高レベルだろう。比較的チープなXCレンズでも同様のことが言える(ワイドでの歪曲収差を除く)。シェア拡大を目指さず地味な開発展開の会社だが、実力としては家電大手のPanasonicやSONYに負けず、なんと言っても写真家の心をよく理解していると思うのである。

2016.3.4

友人が「いい」と言うので導入=年度末で各店も、価格.comより安く売り始めている(なかなか表向きの表示はできないらしい)。一応APSカメラは「今のところ」FUJIFILM X系(特にハイブリッドファインダーが魅力=いずれPro-2も…)で行くことに決めたので、今回2本追加したのである。もちろんα6000やLUMIX GX7もそれなりに評価しているので放棄する訳ではない…SONYはレンズが多少気に入らず、μ4/3はセンサーサイズから派生する諸問題に不安を感じた=今後は目的を限って使うことになるだろう。持った感じは重厚そのもの、大きさもα6000系の同種レンズより小さく感じる(感じるだけかも知れない)。

さっそく室内テスト…ちゃんと写る(当たり前か?)OIS(手振れ補正装置)が効いていて1/20でもまったくブレない=私はボディ内手振れ補正よりレンズでの補正の方を支持する/OLYMPUS E-M5は確かにブレないカメラで重宝しているが、デモビデオでセンサーがグニャグニャ動いているのを見ると大丈夫かと思ってしまう…事実、ボディ内補正のPENTAX一眼レフはピント位置がズレやすいし(K10Dで経験)、ボディの機能にピント微調整まであるのもその証左であろう。

2016.3.3

東京駅日本橋口…八重洲や丸の内と違って静かなものだ。ただし新幹線用の改札しかない。 Leica M Monochrome+RICHO GR28mmF2.8…vignettingの問題はごく周辺に限られていてminolta G-rokkor 28mmF3.5より平坦性は高い。

お台場にて…上と同様RICHO GR28mmF2.8/Leica M Monochromeには冷調と温調のモノクロモードがあり、私は冷調ばかりで撮っている。一度同じシーンで冷温の比較もしてみよう。

2016.2.27

奈良県橿原市・小谷古墳の丘から撮影=SIGMA dp1Q…今回のファームアップでj-peg画質は改善されたようだ。撮影j-pegとRAW現像j-pegの画像を比べても区別がつかないぐらいだ…その代わり画調がPENTAXの「銀残し」のように渋くなった。またセッティングを決めていかないと…そしてSPP6も現像速度が速くなった。

そして今晩たった今、新レンズが届いた=新年度の撮影シーズンに向けて機材の準備である。明日テストしてみよう.....FUJIFILM XF35mmF2R

テストの結果は素晴らしいものだった…絞り開放でほぼ全面が整った画質となり、あとも絞るにつれて深度が深まり画質も少しずつ上がるのである。XF35mmF1.4レンズも持っているが比較するとF1.4のレンズをF2〜2.8絞った画像と比べるとほとんど似たようなものだが、それ以上の絞りではこのレンズが良好。当然にインナーフォーカスであるため、AF時レンズは動かず静音かつ合焦は速い…もし35mmレンズを考えているのなら(換算53mm)F1.4/F2の差に惑わされず、こちらを選ぶべきだろう。

2016.2.26

庭で…なぜか久しぶりにSONY NEX-3+16mmでの撮影…等倍で見てもさして不都合は感じられない(シンクロ撮影)。

いつの間にかEマウントボディは、2011年のNEX3を最初に/NEX5/α6000X2/α7R/α7とあり、レンズもそれなりに数があることとなった。写真撮影も楽しいが機械集めもまんざらじゃない(o^^o)

2016.2.25

2015.4.25…過日、京都の街角散歩のスナップ。Leica M Monochrome+minolta G-rokkor 28mmF3.5(+YO0フィルター)=カラーではマゼンタ転びが見られるがモノクロなら四隅が流れる程度で実用の範囲でF3.5〜F5.6までの切れ味は最高である。Leica M Monochromeのモノクロにおける階調性も秀逸なので、シゴトから解放される日が来たらもっともっと使いたい。AWBがないのでカラーフィルターが使えるのである(普通のデジタルカメラのモノクロモードでは無理だろう)。

minolta G-rokkor 28mmF3.5+Leica M Monochrome。独特のピントレバーだ。

2016.2.23

CP+では新型のカメラ・レンズの発表が花盛りだが=デジタルカメラの売上が落ちてきているので各社とも必死の開発に見える=ボクは地道にレンズを2本購入…フィールドワークに(島歩きは別)Canon 6Dを主力とする決心をしたので=どうもAPS/μ4/3/ラージコンパクトで各社開発をしているようだがボクにはフルサイズには及ばないように思っている次第である=まずTAMRON SP90mmF2.8→今度新型になり、どうやら手振れ補正の無い製品は出ないか、出ても昨今の生産コスト高で価格が上がるような気がして、少し価格の下がった今購入した。フィルム時代からの定評どおりマクロ域から無限遠まで素晴らしい描写だ。ズームがいくら良くなっても単焦点には及ばないし使う焦点距離が100mm前後なのでコレで充分なのである。各社から高機能・高価格のレンズが続発しているが、このようなベーシックモデルが用意されないとダメだと思う=仕上げはコストを抑えるためかフィルム時代よりチャチになっている(ま軽くなったと思えばいい)。

もう1本は本格赤帯Canon純正レンズだ=EF17-40mmF4L。トキナーの17-35mmがあるが信頼感が違うので導入した…これで17-40mm/17-35mm*/20mm/28mm/40mm/90mmF2.8*/24-105mm/70-300mm*となった(*マークは非純正レンズ)。主として使うのは赤帯レンズ2本と28mm/90mmか? ボディは撮影テストしてみたが6D/5Dの差が明瞭ではないためCanon 6Dだけで暫く行く…6D-IIが出たら再考してみよう。5Dsはまったく必要を感じない。

2016.2.21

今日は休暇(+風邪)なのでなにもしない。でも天気が良いので古いCanon G10を取り出して画質テストをしてみた。出てくる絵よりモニターの絵がキレイという評判のカメラだった。もう買ってから7年以上経つが1〜2回しか本式には使わなかった…その1回目に(比叡山)いきなり起動しなくなり同行の友人のサブカメラで撮影した経緯がある=もちろんCanonの保証ですぐに直った=そして格好は無骨でなかなかイイのだが(ファインダー付きが〇)所詮コンパクトカメラ、写りはRICOH GRDとさほど変わらなかったからである。しかしサブカメラとして鞄に放り込んでおくには機能テンコモリのカメラも便利かもと思い、テストへ…

最新のCASIO EX-10などに比べると少し落ちるが何も破綻はない…特徴もないかわり癖もなく良く写っている。純正ケースもあることだし持ち出してみるか…サブなので実際はほとんど動かさないがメインに支障が出たときに活躍する。サブカメラはその意味で単能機ではダメで(最後の砦となる)機能が多くついていることが条件なのである=ファインダー・ストロボ・ズームレンズ・細かな設定可能…etc。

ついでに下の方にあるOLYMPUS E-300(私の持つ一番古い一眼レフデジタルカメラ/2005)とキットズーム14-45mmF3.5-5.6でテスト=予想どおり絞りF5.6で完了し、OLYMPUS E-330より解像感がある=300は当時最盛期のCCD/800万画素、330は当時最新のMOS/750万画素で、同じレンズでの一般的な撮影なら300にも利があったようだ。もちろんライブビュー撮影etcのボディ機能は330が進化していることは言うまでもない。

2016.2.16

Canon EOS M3の純正速射ケースを買った…さすがに純正品(サードパーティから出ていない事もあるが…)ピッタリである。性能のことは後述するとしてボディが小さすぎてメインカメラとしては使いにくく、すこしでも嵩上げと思って購入=普段はケースはバッテリーやカードの脱着が面倒なのとボディ/手のマッチングが良くないため使わないが、α6000にケースを着けて(保護というより嵩上げ)良かったので今回も試してみたわけである。とりあえず少しだけ大きくなったしカッコも良くなった。Canonが「ミラーレスに力を入れる」と聞いて取り出した次第である。

ただし、仕上げはいいのだがボディとの留めネジがコインで回すもので、しかも溝が浅くて幅があり(500円玉でちょうどか?)脱着が面倒だしコインがないと開けられない(!)α6000のものは爪を起こして回す式なのでたいへん便利=出してくれたらイイのにと思うが、案外Canon製品はサードパーティが少ない…外品のバッテリーを装着するとモニターに警告が「動作保証しません」と出る=もちろん問題なく使える…純正バッテリーは他社に比べても高価で、かつ機種による共用はできないものが多い(例:Canon EOS Mのとは交換できないし、似た形状のG1XやG10ともダメである)。Canonはコピー商品的なモノを極端に嫌っているとしか思えないし、事務機器と同様部品で稼ぐ体質があるのかも知れない。同じ理由で純正チャージャーで外品バッテリーはチャージできない(その反対はOK)。さすがに一眼レフ用のバッテリーは外品でも大丈夫だし、機種による共用もできるが、ミラーレスやコンパクトはXである。少し考えて欲しい=以前Panasonicが似たような姿勢を持っていたが最近は改善されている…私は数十台のデジタルカメラを使ってきたし今も使っているがサードパーティバッテリーでトラブルが(ボディではなくバッテリー側)あったのはLeica M9用だけである(ロワの説明書にもM8用・M9不可と書いてあるので悪いのは私だ)。あとはすべて使用に差し支えはなかった=一部に「弱い」「残量表示が出ない」ことはある。

2016.2.14

今日は久しぶりの休暇…それで天気も回復してきたのでテスト…このサイト休止期間に買ったカメラ=SIGMA dp1Qだ。フードは流行りの3Dプリンターで作られたもので仕上げは悪いがコンパクトで遮光効果は純正よりいいだろう。

何度か使う機会があり、それなりの改善(速度や発熱)もあった。画質は絞り開放から使えてF4で完了と言えるしピントの良さはα7Rと同等(ただしボディサイズもα7Rと同等)と明言できる。しかしよく見るとパープルフリンジや緑系の擬色も見られ、とてもシゴトで使えるレベルではないだろう=感度も相変わらずISO400まで、それより上の感度は画面全体が荒れてくる。総合的な画質ではSIGMA dp1mの方がいいだろう。おそらくFOVEONそのものの問題点と今は思っている…理想としてAPSサイズでフルサイズの画質を…がコンセプトだったのだが、技術の革新によりLeica-QやSONY RX1の登場でサイズ面の優位性はなくなり、FOVEONの気むずかしさばかりが目立っているようだ…皮肉なことにモノクロなら使えるという結論だ。これはj-pegだがRAW現像しても癖はなくならない。もちろん条件の良いときに撮影して大きく見せなければ問題はない。

これが等倍切り出し…縁石の縁を見ると決して周辺部ではないにもかかわらずマゼンタ色が縁にはみ出している。よく見るとその反対側に緑色が出ている個所もある。

2016.1.29

私の持つNikon D800/600/Df用のAF−Dレンズ・ワイド系…縮尺は少しバラバラだが、どのレンズも良好。フィルム時代のレンズで、レンズだけで各収差を取らないといけないため、デジタルカメラになってもボディ補正を気にしなくて、使うのに安心感がある=もちろん解像力やMTFに関してはGレンズに劣るだろうが(実写ではほとんど差が出ない)コンパクトさや安心度はまさっている…もちろんボディモーターのない機種には使えない。

2016.1.28

次の機材…SONY-α7R=α7の良さを認識して使っていたが、α7-II型が出ることになり、実機を触ったところ大型化が進んでいたことと、妙に高級化(もちろん進化したのは承知)していることに懸念を持った=α7のフルサイズミラーレスという独壇場の割りにチープな造りと簡便な使い勝手を気に入っていたのである。α7RもII型になると聞いて、α7-IIと同じような価格のα7Rを購入した…性能は予想どおりα7を越えていたし(像面位相差AFではない)、写真のようにAPSレンズを付けてクロップしても画質は充分余裕があるぐらいだった…APSでも充分なぐらいの画素数だ。ついでに書くと普段は28mm画角で撮ることがフィルム時代から多いのだが、本当は30mm程度が使いやすいと感じていたのである=だからα6000+SONY-E20mmF2.8やLUMIX GX7+LEICA DG SUMMILUX 15mm/F1.7が好ましい…28mmでは広すぎて、35mmでは狭すぎる、それで今まではより30mmに近い28mmを選択していたのである(昔タクマーレンズに30mmというのがあったように思う)。

次はCanon 6D用にトキナー17-35mmF4-5.6を導入した=めったに使わない領域だがスーパーワイドもないと困ることがあるためだ。テストすると案の定ピント位置がボディとレンズでズレていた(一眼レフユーザーは常にチェックするべきだ=しばしばズレる)…もちろんトキナーは即座に交換してくれたのは言うまでもない=その機会にCanon 6DもSCに持ち込んですべての純正レンズとCanon 6Dのピントチェックをしてもらった…ここでは明かせないがAFズレが見つかり、これも補正された。安心して使えるというものだ。トキナーレンズそのものはやや旧式設計のレンズで少し絞らないと(F8)周辺部が頼りないが、中央から中帯部は安心して使える、CPの良いレンズと言える。望遠と同じくSIGMA 12-24mm(Nikon D800用に持っている)にしても良かったが同じレンズというのもアホらしいのでトキナーとして良かった=SIGMA 12-24mmが悪いのではない、似たような結果でスーパーワイドとしては充分な画質である…画角もこちらが使いやすい。結果としてNikonも純正の18-35mmを買ったのである=3=3=3

2016.1.27   サイト休眠期(2015.5-2016.8)に導入したカメラ・レンズの紹介

Nikon D800…純正のバッテリーグリップ。これくらいの慣性質量がないとブレやすい。フィールド写真を撮り始めてから三脚は使っていない…フィルム時代の後期(1998)から一眼レフすら使わずLeicaのみで撮影してきた。しかし時が移りデジタルカメラ時代になってミラーレスと一眼レフの両方を使うようになった=どちらにも利点と欠点がある。Nikon D800は圧倒的な精密画質に利があり、必要な時に(もちろん車に乗って)だけ活躍している…シャッター優先モードで最低1/250で切ってちょうどイイ=私は望遠系はほとんど使わないので、まだ助かっている…気を緩めるとすぐにブレる。

去年の沖縄旅行用に急遽調達したG VARIO12-32mmF3.5-5.6である。沈胴式だがOLYMPUSの同種のレンズに比べてストッパーがない分便利だし、性能も悪くない…GM用のキットズーム。これとLEICA DG SUMMILUX 15mm/F1.7を持っていった。その程度で充分画角のカバーができる。LUMIX GX7は事情があってシルバーが2台となっている(ホントは白黒1台ずつが順当な選択)。

2016.1.25

SONY-FE28mmF2を掲出忘れていた…非Zeissレンズとしては非常に良好(少し大型=F2.8で良かった…)。新ボディばかりでなく、このような「無印レンズ」を今後も造らないとαに未来はない。使いたいが今のところコレとZeiss35mmF2.8FEしか使えない=そして高価で大柄のレンズが多いため一眼レフと同じようになり、せっかくのミラーレスの小型・軽量のアドバンテージが減ってしまうのである。

これもサイトには出せていない…システムの都合でサイト更新を休んでいた間の導入機材はブログに一部書いただけで全部は紹介できていない。これからボチボチとやっていこう。24-105mmのCanon 6Dキットズームから始まった路線の一環だ…Nikon D系よりフィールドでは使いやすいので、最近はこればかり(と言っても島歩きや洞窟探査には小型カメラなので実働は多くない)…17-35mm*/20mm/28mm/40mm/24-105mm/70-300mm*とおおむね揃えている(*マークは非純正レンズ)。ボディは1台なので不安は残るが、他のカメラをたくさん持っているので壊れたらスペアはいくらでもあるし、Canon 6Dの場合通販でいつでも翌日には入手できる。

2016.1.13

次はコレの復活を試そう=OLYMPUS E-300.....ひょっとすると後継機のE330やその兄弟機のLUMIX L-1よりいいかも知れない。

2016.1.12

年に1回も使わないがCanon 6D用にTAMRON 70-300mmF4-5.6望遠ズームを買った。同スペック・同価格で(1.1万円)Nikon D600用のSIGMA 70-300mmF4-5.6があり、使い勝手からSIGMAにしようと思ったが、あんまり同じレンズというのも面白くなく、TAMRONにしてみたのである…結論=性能は似たようなものだがSIGMAが質感や材質で上、TAMRONは見た目がいいだけである(TAMRONはプラマウントで、質量が大きく力のモーメントがかかる望遠レンズとしては好ましくない)。たまにしか使わない私としては軽いTAMRONがいいのかも知れないが…両者競合の安価な望遠ズーム、あまり利益はないだろう。レンズメーカーも陶太の時代だろう=全般にSIGMAが大幅リードしている…純正レンズより安価で高性能のArtシリーズレンズなど。

もうひとつCanon 6D用にサードパーティ製バッテリーグリップを3799円で購入。純正BD-E13より1万円以上安い…機能は?ファンクションボタンや縦位置シャッターボタン等まったく純正と同じである(耐久性は不明)。仕上げは画像を見ると少し違うように見えるが(ストロボ撮影=反射率が違う)普通に見る限りほとんど同じだ。手触りはネバネバ感があるぐらいの差だ…これもめったに使わないためサードパーティ製とした。単三電池ホルダーも付いているしバッテリー室の蓋もグリップ内部に保管できるようになっている。

2016.1.2

11年前のプロ機・Fuji finepix S3proと最新に近いエントリー機・PENTAX K-S1…ほぼ同じグレードのレンズで撮り比べると、画質はFuji finepix S3proの方が良く、他の要素=速度や種々の機能は圧倒的にPENTAX K-S1が勝った。価格は中古と新品であってもFuji finepix S3proがやや高価。 今回の実験でほぼ予想どおりの結果となった。

PENTAX K-S1の画像モードRICHOの「銀残し」だ。PENTAXの「雅」もある=たいした事ではなさそうだが、HOYA時代と異なりRICHOとPENTAXの多岐に渡る技術的な統合がなされているのだろう、今後はPENTAXのフィルム時代のような黄金時代が来る予感がしている。某サイトの人気投票でも去年発売された一眼レフのトップはPENTAX K3-IIとなっていた…そして今年ついにPENTAXのフルサイズ一眼レフも登場する。N&Cの牙城に迫れるか(大SONYも今のところ完敗している)? 期待したい…

付記…過去のレンズはボディモーターに頼っているせいだと思うが、PENTAX一眼レフはAFの音が大きく速度も遅め、そしてAFのピントずれが生ずる確率が高そうである…もちろんすぐに調整は可能だ。PENTAX K-S1にはカメラに微調整の機能まで入っている。PENTAX-K10Dは完全にズレていて今度調整する。もうすぐレンズモーターにすべて整理されるだろうが…

2016.1.1

昨晩「今年最後の買い物」NIKKOR 50mm f/1.8Gがやって来たと思ったら、今日は初荷=またクロネコのお兄ちゃんが「おめでとうございます」、ホントはきのう来るはずだったのだが出荷業者の都合で今日にズレこんだのである。 PENTAX K-S1ホワイト限定モデル…まだメーカーカタログに載ってはいるが、限定品は売れ残るとちょっと大変/極端に安価(@_@)、小型軽量・そしてペンタプリズムにミラーが付いて(SONYのAマウントボディがEVFとは知らなかった)形や仕上げがキレイなため購入。ここらあたりでボディは当分買わない…信じられはしないかも知れないが私の目的からすると今以上の性能は不要でボチボチ限度である。あとはレンズやラージコンパクトに関心が移っていく(それも範囲は狭い)。 さっそくテストすると「こんなもの…」エントリー機として標準的な部類だろう(キットズームは10年前と同等でプラマウントなどのコストダウンが計られている)。私の持つ3台のPENTAX一眼レフ=PENTAX-K10D.K-01.K-S1ではPENTAX-K01が一番画質が良い。レンズは40mmのビスケットレンズがやはり一番だ。


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